のぼ・る【上る/登る/昇る】
読み方:のぼる
[動ラ五(四)]
1 下から上へ、低い所から高い所へ移る。⇔下る。
㋐他より一段と高い所へ移り進む。「山に—・る」「演壇に—・る」
2 地方から中央へ行く。都へ向かう。「京へ—・る」「江戸へ—・る」⇔下る。
「御前に人々所もなく居たるに、今—・りたるは少し遠き柱もとなどに居たるを」〈枕・二七六〉
5 太陽・月などが空高く現れる。また、上方へすすんで高い所に達する。「日が—・る」「気球が—・る」
6 (「頭に血がのぼる」などの形で)のぼせる。夢中になる。「頭に血が—・って見境がなくなる」
7 数量が、無視できない相当の程度に達する。「死傷者が数百人に—・る」
8 あるところで、取りたてて問題とされる。「世上の口に—・る」「話題に—・る」
→上(あ)がる[用法]
[補説] 1㋐は「登る」、3・5は「昇る」、その他は「上る」と書くことが多い。
[可能] のぼれる
「 昇る」の例文・使い方・用例・文例
- 「頂上まで昇るかい?」「君がやるというなら僕はいいよ」
- だんだん明るくなってきた.もうすぐ日が昇るぞ
- 昇る太陽,朝日
- もくもくと立ち昇る煙
- 富士山に昇る朝日を見たとき,あまりの美しさにことばが出てこなかった
- 日が昇る地より。
- 太陽は東から昇る。
- ヒマラヤから昇る朝日は忘れられない思い出だよ!
- 朝日が昇る。
- 彼らは朝日がどこから昇るのかを知りたかった。
- 私はたいてい太陽が昇る時に起きる。
- 西から太陽が昇る様に
- 山の麓に日が昇るが早いかただ一人山を登り始めた。
- 露は太陽が昇ると蒸発した。
- 日が昇るのにつれて星は消えていった。
- 天にも昇るような気持ちです。
- 太陽は常に東から昇る。
- 太陽は夏は冬より早く昇る。
- 太陽が昇ると霧が消えた。
- 上に昇れば昇るほど、ますます寒くなってきた。
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