"fake Uzis"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:21 UTC 版)
「UZI (SMG)」の記事における「"fake Uzis"」の解説
映像作品でUZIを登場させたい場合に、ステージガンとするための実物の入手が困難、もしくは必要とする数量を準備できない場合、イングラムM10をベースにUZI風の外装を追加し、一見UZIであるかのようにデコレーションを施したステージガンが用いられることがある。それらのM10改造UZIは"fake Uzis"または"MAC-Uzis"と呼ばれ、日本では後述のトイガン改造のステージガンも含めて「イングラウージー(UZI)」 (INGRAM + UZI)「ウジグラム」 (UZI + inGRAM)と通称される。 実銃の調達が難しかった1970-1980年代のアメリカ映画に多く登場しており、『戦争の犬たち』『特攻野郎Aチーム』(TV版)等の作品で見ることができる。日本でも遊戯銃メーカーのMGCの製造・発売したイングラムM11のモデルガンをベースに製作されたステージガンがあり、『あぶない刑事』に登場したものが有名である。 このようなUZI風改装ステージガンは、一見してM10・M11であるとわかってしまうものから、アップにならなければ判別が難しいものまで各種が存在しているが、いずれも発砲シーンではコッキングハンドルが前後動している(UZIは動かない)ので、その点で判別できる。 なお、"fake UZIs"に限らず、実銃改造のステージガンが使用できる国であっても入手が困難な銃を別のステージガンを改造して製作する例(ブローニングM2重機関銃を改装してソビエトのDShK38重機関銃("Dash-K")を製作したものが著名)があり、実銃改造のステージガンを使用することが法律的に不可能な日本では、発火性能の高いモデルガンは別のトイガンの外装を被せられて異なる銃としてステージガン化されることが多い。
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