AirDrop 概要

AirDrop

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 16:17 UTC 版)

概要

AirDropを使用するとユーザーはWi-Fi、及びBluetoothを介してOS X 10.7以降のコンピュータ、もしくはiOS 7以降のデバイスで他のサポートされているデバイス上実行しているユーザーとファイルを共有することができる。 OS X 10.8ではFinderメニューのAirDropを選択するか、 Shift+ Cmd+Rを押すことによって実行できる。iOSにおいては共有メニューから実行できる。

macOSとiOSデバイス間の場合、それぞれOS X YosemiteとiOS 8以降で、2012年以降に発売されたモデルであればAirDropの互換性があり、ファイルを共有することができる。

対応モデル

AirDropは下記の機種で利用できる

iOS 7以降を搭載する

macOS - iOSデバイス間のAirDrop

macOSとiOSデバイス間のAirDropは下記の機種で利用できる

iOS 8以降を搭載する

OS X Yosemite以降を搭載する

問題点

AirDrop痴漢

AirDropを利用してわいせつな画像を見ず知らずの人に送信する「AirDrop痴漢」と呼ばれる事件が発生している[2]。英語では「Cyberflashing」と呼ばれている[3]

2019年7月5日には福岡市地下鉄列車内で見ず知らずの人のスマホに、AirDropを用いてわいせつ画像を送信したとして、福岡県警察が男性を福岡県迷惑防止条例違反容疑で書類送検した[4]

設定を「受信しない」もしくは「連絡先のみ」(登録した人とのみ通信可能な状態)にすることで、見ず知らずの人から画像を受信されなくなる[5]

iOS 16.2(中国でのみiOS 16.1.1)以降、「すべての人」オプションがデフォルトで無効になり、有効時間が10分に制限された[6]

本名流出

AirDropの受信先として表示されるiPhoneの名前はデフォルトでは「○○(Apple IDに登録された名前)のiPhone」となるため、周囲の人に自身の本名がわかってしまうことがある。上記のAirDrop痴漢の対策同様設定を変更するか、端末の名前を変更することで対処可能[7]




「AirDrop」の続きの解説一覧

airdrop

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 14:12 UTC 版)

airdrop(エアドロップ)は日本の男女2人組音楽ユニットである。1999年結成。




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空中投下

(AirDrop から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/10 03:29 UTC 版)

空中投下(くうちゅうとうか, Airdrop)は、航空輸送の一形態であり、飛行中の航空機から物資を投下し、所要の地点に物資を届ける方法である。自衛隊では、人員が降下する空挺降下と、貨物・装備を投下する物料投下の2種類に分けている[1]


注釈

  1. ^ 航空自衛隊機の場合、C-1であれば約6度、C-130Hであれば約6度から8度ほど機首を上げる[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 矢作 2018.
  2. ^ a b c 田中 1986, pp. 166–168.
  3. ^ a b c d e f g h 田中 1986, pp. 186–188.
  4. ^ 青木 2019, p. 16.
  5. ^ a b c 井上 2012, pp. 112–114.
  6. ^ a b 布留川 2023.
  7. ^ Cuny 1989.
  8. ^ 河原一郎、永井靖二「航空機からボール投下、甲子園球場より古い歴史 始球式」『朝日新聞』、2018年8月4日。


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