海芝浦駅 駅周辺

海芝浦駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 17:00 UTC 版)

駅周辺

京浜運河と東芝の工場の建物の間に海芝浦駅(右)と海芝公園(左)が見える。

海芝公園

海芝公園(うみしばこうえん)は、海芝浦駅に隣接する私設公園[8]。東芝が当駅の待合客に憩いの場を提供したい[9][10]との考えから、東芝エネルギーシステムズ京浜事業所が敷地の一部を整備し「海芝公園」と名づけ運営・管理し、一般客に開放している。1995年平成7年)5月29日に開園[11][12]。2006年現在、入園無料、開園時間は9時 - 20時30分。ただし、元日初日の出を拝む客のために、始発電車の到着時に開園する。

2003年(平成15年)3月、東芝のグループ会社である東芝プラントシステムが開発したマイクロ風力発電システム「ウインドフラワー」の商用一号機が設置され稼動している[13]

2006年(平成18年)5月、横浜市が2005年(平成17年)に提唱した「京浜の森づくり末広地区協働緑化宣言」に同社が賛同したことによる活動の一環として、海芝公園の拡張整備を行った[10][12][14][15]

2007年9月の台風9号で大きな被害を受けたため一時閉鎖され、同年10月20日より再開されている。

この場所からの眺望は、東京湾が一望でき鶴見つばさ橋[16]など見晴らしがよいこともあり、地域住民の散歩・見学の場となっていたり[14][15]、小学校の写生に使用されたりしている[15]ほか、2000年代には女性・カップル・家族連れが来訪することも多かった。[17]


記事本文

  1. ^ 旧:東芝・エネルギーシステムソリューション社(社内カンパニー)ならびに原子力事業統括部の事業(いずれも一部を除く)を2017年10月1日付で会社分割により承継。

利用状況

  1. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、16-17頁。 
  2. ^ 「国電鶴見線の12駅- ラッシュ線、初の無人化 駅員76人“消えた”」 毎日新聞 (毎日新聞社): p3. (1971年3月1日 夕刊)
  3. ^ a b 「通報 ●鶴見線国道駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月27日、10面。
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-123-6 
  5. ^ 駅員ではなく守衛がいる外に出られない海芝浦駅”. 日刊SPA!. SPA! (2009年8月21日). 2015年11月19日閲覧。
  6. ^ 神奈川県県勢要覧
  7. ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
  8. ^ 海芝公園(うみしばこうえん) - 横浜市市民局
  9. ^ 平成17年度産業公害総合防止対策調査 ~閉鎖性水域の海域別対策検討調査(東京湾)~/報告書概要版(2) (PDF) 関東経済産業局 2006年(平成18年)3月
  10. ^ a b 各グループ会社・事業場の活動:東芝京浜事業所 東芝公式サイト
  11. ^ 東芝 京浜事業所 サイトレポート情報 (PDF) [リンク切れ]
  12. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 1号 東京駅・新橋駅・海芝浦駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年8月5日、17頁。 
  13. ^ 「ウィンドフラワー」独自開発のマイクロ風力発電装置の販売を開始 東芝プラントシステム 2003年(平成15年)4月18日
  14. ^ a b Report No.12 株式会社東芝 京浜事業所[リンク切れ] 横浜市 環境創造局 2008年5月22日
  15. ^ a b c 京浜事業所環境報告書 2008年度 (PDF) 東芝公式サイト
  16. ^ 【湾岸プロムナード】出られない駅(鶴見線・海芝浦駅)[リンク切れ] - MSN産経ニュース 2009年5月22日
  17. ^ 電機連合の仲間たち 第8回 東芝労働組合 京浜支部[リンク切れ] - 電機連合 神奈川地方協議会 2008年11月17日






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