山梨県小瀬スポーツ公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 17:07 UTC 版)
山梨県小瀬スポーツ公園 | |
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陸上競技場メインスタンド
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分類 | 都市公園(運動公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯35度37分22秒 東経138度35分12秒 / 北緯35.62278度 東経138.58667度座標: 北緯35度37分22秒 東経138度35分12秒 / 北緯35.62278度 東経138.58667度 |
面積 | 46.0 ha |
開園 | 1975年(1986年県営化) |
運営者 | 山梨県(指定管理者:公益財団法人山梨県スポーツ協会[1]) |
事務所 | 山梨県スポーツ協会 |
事務所所在地 | 山梨県甲府市小瀬町840番地 |
公式サイト | 公式ホームページ |
歴史
甲府市営の一般公園として1975年に開場。市営時代は普通の公園だったが、1986年に山梨県内で開催される国民体育大会(かいじ国体)について当初主会場になる予定だった山梨県営総合運動場(現在の甲府市緑が丘スポーツ公園)が施設の老朽化などによる問題が発生したため当公園を県営化した上で新たにスポーツ公園として整備することになり、急ピッチで陸上競技場、野球場、体育館などが建設され、1986年7月30日の夏季大会開幕に合わせ県営公園として再開場した。
公園内には山梨県における柔道の指導者・金辺八三郎の彰徳碑がある[3]。金辺は岡山県出身で、東京で講道館に学び1897年(明治30年)に山梨県に来県して柔道の指導を行う[3]。1922年(大正11年)に山梨県柔道有段者会が発足すると、1942年(昭和17年)まで会長を務めた[3]。彰徳碑は甲府市の舞鶴城公園内の武徳殿前庭に建てられたが、後に移設された[3]。
沿革
- 1975年(昭和50年) - 甲府市営公園として開園。
- 1981年(昭和56年) - かいじ国体の主会場に決定し、スポーツ公園としての整備を開始。
- 1985年(昭和60年) - 所有が甲府市から山梨県へ移管。
- 1986年(昭和61年) - かいじ国体夏季大会に合わせ開場。
- 1989年(平成元年) - 当公園の駐車場を使用しこうふ博'89が開催。
- 1994年(平成6年) - 野球場において初めてプロ野球のオープン戦が開催。
- 1996年(平成8年) - 武道館が竣工、全国高等学校総合体育大会が陸上競技場をメイン会場に開催。
- 1997年(平成9年) - 陸上競技場改修、夜間照明などを設置。
- 1999年(平成11年) - ヴァンフォーレ甲府がJリーグに参入し、陸上競技場がホームスタジアムとなる。
- 2000年(平成12年) - アイスアリーナが竣工、2001年国体のフィギュアスケート会場として開催。
- 2004年(平成16年) - クライミング場が竣工。
- 2005年(平成17年) - 陸上競技場改修、スタンドが増設される。アイスアリーナが2005年国体のフィギュアスケート会場として開催。
- 2006年(平成18年) - ヴァンフォーレ甲府のJ1昇格により県内で初めてのJトップリーグの試合が開催。野球場改修、夜間照明などを設置。
- 2007年(平成19年) - 野球場において初めて、県内においても35年ぶりとなる日本プロ野球の公式戦が開催。
- 2009年(平成21年) - 競技場のトラックを改修、電光掲示板の大型映像装置化を実施。
- 2011年(平成23年) - 競技場にネーミングライツを実施。「山梨中銀スタジアム」の愛称が使用される。
- 2014年(平成26年) - 野球場にネーミングライツを実施。「山日YBS球場」の愛称が使用される。
- 2021年(令和3年) - 競技場にネーミングライツを実施。「JIT リサイクルインク スタジアム」の愛称が使用される。
施設一覧
主な施設
独立項目のある施設を掲載。詳細は各項目を参照。
施設名 | ネーミングライツ名 | 使用チーム (太字はホームスタジアム) |
備考 |
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陸上競技場 | JIT リサイクルインク スタジアム | ヴァンフォーレ甲府(Jリーグ) サントリーサンゴリアス(ラグビートップリーグ) |
2011年3月から2021年2月までは「山梨中銀スタジアム」 |
野球場 | 山日YBS球場 | ||
体育館 | サントリーサンバーズ(V・プレミアリーグ) 山梨クィーンビーズ(WJBL) |
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武道館 | |||
アイスアリーナ |
その他施設
- 補助競技場
- 水泳場
- 長水路(50m)9レーン、短水路(25m)7レーンの日本水泳連盟公認屋外水泳場。幼児用プールも備えている。
- かいじ国体夏季大会のメイン会場であり、長水路の場所には1,324人収容のメインスタンドもある。
- また、あだち充原作による映画「ラフ ROUGH」の競泳会場として登場している。
- 球技場
- 全面クレー舗装(130m×120m)であり、夜間照明設備はあるが観客席やスコアボードはない。
- 半面のみ貸し出しを行なっているため、ソフトボールなどを2試合同時開催することも可能である。
- テニスコート
- 砂の上に人工芝を敷いたサンドフィルコート。
- 全部で16コートあり、うち6コートに夜間照明設備がついている。
- クライミング場
- 高さ12mのメインウォール2面と練習ウォールがある。
- なお、使用にあたり山梨県山岳連盟の使用許可認定証が必要になる。
建設が検討されている施設
- 総合球技場
- 陸上競技場の老朽化やJリーグクラブライセンス制度の問題、スケジュールによる各競技の使用割り当ての問題等から新たにサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールの試合に対応した球技場の建設を計画している。2017年7月に第3駐車場に設置することが内定している。
- 1 山梨県小瀬スポーツ公園とは
- 2 山梨県小瀬スポーツ公園の概要
- 3 交通アクセス
- 4 脚注
固有名詞の分類
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