小林章良 小林章良の概要

小林章良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:57 UTC 版)

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小林 章良
基本情報
国籍 日本
出身地 兵庫県神戸市
生年月日 1923年9月22日
没年月日 (2002-12-13) 2002年12月13日(79歳没)
身長
体重
173 cm
69 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手一塁手
プロ入り 1943年
初出場 1943年
最終出場 1958年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

来歴・人物

滝川中時代は、1941年の春の甲子園捕手として出場し、エースの別所毅彦とバッテリーを組む[2]。準々決勝で岐阜商業で対戦した際、左肘骨折を押して投げ続けた別所が延長12回途中で降板すると、投手経験がなかった小林が代わって登板。しかし、延長14回二死満塁で内野安打を打たれてサヨナラ負けを喫した[3]

1943年朝日軍へ入団[2]。退団した伊勢川真澄に代わって正捕手となり、打率.203を打ってリーグ22位に入る。戦後の1946年にパシフィック(朝日軍から改名)に復帰するが、同じく復帰した伊勢川に阻まれてわずか7試合の出場に終わり、退団した。

その後、鐘紡高砂を経て、1950年セ・パ両リーグが分立すると、松竹ロビンス(パシフィックから改名)へ復帰[2]1951年から一塁のレギュラーを獲得し、打率.299(リーグ11位)を記録した。1952年は四番打者も担った。1953年から球団合併した大洋松竹ロビンスでプレー。ここでも、外野手に回った藤井秀郎に代わって正一塁手となり、主に二番打者として試合に出場した。1957年までレギュラーを守り、1958年に現役を引退した[2]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1943 朝日
パシフィック
松竹
79 311 276 16 56 4 1 1 65 25 6 2 5 -- 29 -- 1 29 -- .203 .281 .236 .517
1946 7 13 12 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -- 1 -- 0 5 -- .000 .077 .000 .077
1950 2 2 2 0 1 0 0 0 1 2 0 0 0 -- 0 -- 0 0 0 .500 .500 .500 1.000
1951 95 337 314 40 94 8 2 5 121 48 0 1 6 -- 17 -- 0 29 7 .299 .335 .385 .721
1952 119 490 453 31 105 9 0 5 129 33 7 4 6 -- 30 -- 1 49 16 .232 .281 .285 .566
1953 洋松
大洋
126 527 488 52 117 14 3 3 146 38 9 10 2 -- 37 -- 0 45 9 .240 .293 .299 .593
1954 122 468 422 39 107 23 0 2 136 21 4 7 11 2 30 -- 3 40 7 .254 .308 .322 .630
1955 117 365 336 13 74 4 0 4 90 21 3 2 2 2 22 0 2 28 5 .220 .272 .268 .540
1956 115 267 250 17 53 4 1 4 71 17 1 5 1 0 13 0 3 32 10 .212 .259 .284 .543
1957 126 401 370 22 98 14 2 3 125 21 2 3 7 2 21 2 1 29 8 .265 .306 .338 .644
1958 101 165 151 6 37 2 0 1 42 14 1 0 1 1 10 1 2 18 1 .245 .301 .278 .579
通算:11年 1009 3346 3074 236 742 82 9 28 926 240 33 34 41 7 210 3 13 304 63 .241 .293 .301 .594
  • 朝日(朝日軍)は、1946年にパシフィックに、1947年に太陽(太陽ロビンス)に、1948年に大陽(大陽ロビンス)に、1950年に松竹(松竹ロビンス)に球団名を変更
  • 洋松(大洋松竹ロビンス)は、1956年に大洋(大洋ホエールズ)に球団名を変更

記録

  • 1000試合出場:1958年9月29日 ※史上46人目

背番号

  • 15 (1943年)
  • 7 (1946年)
  • 26 (1950年 - 1952年)
  • 12 (1953年 - 1958年)

  1. ^ 週刊ベースボール 小林章良
  2. ^ a b c d e プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、224ページ
  3. ^ 『剛球唸る!』26頁


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