ボーン・トゥ・ラヴ・ユー ボーン・トゥ・ラヴ・ユーの概要

ボーン・トゥ・ラヴ・ユー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 02:35 UTC 版)

ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
フレディ・マーキュリーシングル
初出アルバム『Mr.バッド・ガイ
B面 ストップ・オール・ザ・ファイティング
リリース
規格 7" single
12" single
録音 1984年
ジャンル ポップ・ロック
ディスコ
時間
レーベル CBS
CBS・ソニー
作詞・作曲 フレディ・マーキュリー
プロデュース フレディ・マーキュリー
ラインホルト・マック英語版
チャート最高順位
フレディ・マーキュリー シングル 年表
ラヴ・キルズ
(1984)
ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
(1985)
メイド・イン・ヘヴン
(1985)
ミュージックビデオ
「I Was Born To Love You」 - YouTube
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ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
クイーンシングル
初出アルバム『メイド・イン・ヘヴン
リリース
規格 CD single
録音 1985年、1995年
ジャンル ロック
時間
レーベル 東芝EMI
作詞・作曲 フレディ・マーキュリー
プロデュース クイーン
チャート最高順位
  • 45位(オリコン、1996年)
  • 1位(オリコン洋楽チャート、2004年)
クイーン シングル 年表
トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー
(1996)
ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
(1996)
レット・ミー・リヴ
(1996)
メイド・イン・ヘヴン 収録曲
  1. イッツ・ア・ビューティフル・デイ
  2. メイド・イン・ヘヴン
  3. レット・ミー・リヴ
  4. マザー・ラヴ
  5. 「マイ・ライフ・ハズ・ビーン・セイヴド」
  6. ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
  7. ヘヴン・フォー・エヴリワン
  8. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー
  9. 「ユー・ドント・フール・ミー」
  10. ウインターズ・テイル
  11. 「イッツ・ア・ビューティフル・デイ (リプライズ)」
  12. 「Yeah」
  13. 「TRACK 13」
ミュージックビデオ
「I Was Born To Love You」 - YouTube
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1991年のフレディ他界後、クイーンのメンバーが1995年に発表したアルバム『メイド・イン・ヘヴン』にて、新たなアレンジを加えたバージョンを制作、収録した。

日本での評価

日本では1980年代後半にノエビアのテレビコマーシャルでフレディのソロバージョンの音源が使用されたが[2]1996年キリン一番搾り生ビール[2]アサヒスーパードライ[2]2011年カップヌードル[2][3][注釈 1]のテレビコマーシャル、さらには2004年のTVドラマプライド』の主題歌[2]としてクイーンバージョンが使用された。「プライド」の主題歌として起用されたことがきっかけとなりクイーンが再評価、『ジュエルズ』という日本限定のベスト・アルバムが150万枚以上を売り上げるほどの大ブームとなった。

このため日本では「ウィ・ウィル・ロック・ユー」や「伝説のチャンピオン」、「ボヘミアン・ラプソディ」などと並ぶクイーンの代表曲とされ、2005年の来日ツアーでも、アンコールでアコースティック・ギターのみの伴奏によるブライアン・メイロジャー・テイラーデュオによる演奏が披露された。DVD版の『ジュエルズ』では、フレディ版のMVとクイーンのライブ映像を繋ぎ合わせたMVが収録されている。

プロ野球選手稲葉篤紀は、北海道日本ハムファイターズの選手時代に得点のチャンス時のテーマ曲として使用し、プロボクサー田中恒成は入場曲に使用している。

曲のアレンジ

終始8ビート。フレディのソロ・バージョンは、「テクノポップ」とも形容できる、シンセサイザー打ち込みを多用したと思われるシンプルな構成になっている。イントロヴォーカルから始まる。

また、クイーンのアルバム『メイド・イン・ヘヴン』に収録されたものは、効果音からスタートし、バックで演奏されているそれぞれの楽器の音の厚みも増している。ギタードラムベースはそれぞれブライアン・メイロジャー・テイラージョン・ディーコンが演奏している。また、フレディのアドリブ・ボーカルは、クイーンの曲「カインド・オブ・マジック」や、フレディのソロ曲「リヴィング・オン・マイ・オウン」から流用している。


注釈

  1. ^ バックの演奏はそのままに歌詞がカップヌードルに関係したものに変更され、ボーカルをGary Mullenが担当している。映像は実際のMVを使用

出典

  1. ^ クイーン アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - goo 音楽 (Release information - Queen - I Was Born to Love You)” (Japanese). music.goo.ne.jp. 2008年6月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f “フレディ・マーキュリー、当初「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は気に入らず”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2011年1月15日). https://www.barks.jp/news/?id=1000067012 2019年6月15日閲覧。 
  3. ^ “日清カップヌードル「この味は、世界にひとつ。」、第5弾はフレディ・マーキュリー”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2011年1月1日). https://www.barks.jp/news/?id=1000066778 2019年6月15日閲覧。 
  4. ^ 昔のノエビアのCM曲”. CDジャーナル (2003年1月7日). 2019年10月18日閲覧。
  5. ^ アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー”. ORICON NEWS. 2019年10月18日閲覧。
  6. ^ プライド”. テレビドラマデータベース. 2019年10月18日閲覧。
  7. ^ クイーン / アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー”. CDジャーナル. 2019年10月18日閲覧。
  8. ^ 日清カップヌードル「この味は、世界にひとつ。」第5弾CM曲は?”. CDジャーナル (2011年1月5日). 2019年10月18日閲覧。
  9. ^ @queen40jpのツイート(1185032791823486976)
  10. ^ 引く手数多の実力派シンガー、ロニー・ロメロがソロ名義でカヴァー・アルバムを4月にリリース!”. BURRN! ONLINE. 2023年2月1日閲覧。


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