discriminationとは? わかりやすく解説

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discrimination

別表記:ディスクリミネーション

「discrimination」とは、区別識別・眼識のことを意味する英語表現である。

「discrimination」とは・「discrimination」の意味

「discrimination」とは、区別識別・眼識などの意味用いられる名詞である。そのほかにも、人種性別セクシュアリティなどの理由で、人やグループ人々異な方法で扱うという意味のほか、他の類似したものとの違い基づいて何かの品質判断する能力2つの物または人の違いを見る能力という意味でも用いられるまた、「discrimination」は不可算名詞であるため、可算名詞のように数えることはできない。「discrimination」に関連する単語には、「crimination」や「indiscrimination」、「discriminant」などがある。「crimination」は、告発告訴非難という意味があり、「indiscrimination」は無差別という意味で用いられ、「discriminant」は判別の、弁別のという意味がある

「discrimination」の発音・読み方

「discrimination」の発音は、カタカナ語では「ディスクリミネーション」と表記される発音記号では「diskrìmənéiʃən」と表記されるため、カタカナにすると「ディスクリィマァネェィシャン」という発音になる。ネイティブ発音近づけるには、「リィ」は舌先内側巻いて「r」発音にするとよい。

「discrimination」の活用変化一覧

「discrimination」は名詞なので、活用変化はない。

「discrimination」の語源・由来

「discrimination」の語源は、区別するという意味のラテン語の「discrimino」である。ラテン語の「discrimino」が、区別という意味のラテン語の「discriminatio」に変化し、「discrimination」になった

「discrimination」の覚え方

「discrimination」の覚え方は、単語を「dis」+「crimination」の二分割にすると良い。「dis」には離れるという意味があり、「crimination」には分けるという意味があるため、「離れる分ける=区別判別」という意味を導き出すことができる。

「discrimination」の類語

「discrimination」の類語は、「prejudice」、「bias」、「inequity」、である。

prejudice:偏見、ひがみ、先入観


Laws against sexual prejudice must be strictly enforced.(性的偏見対す法律厳格に施行されなければならない
・I had to battle against prejudice to get a job.(私は仕事を得るために偏見と戦わなければならなかった)

bias:傾向、先入観、偏見


There was clear evidence of a strong bias against him.(彼に対する強い偏見明確な証拠があった)
・The expert has accused the media of bias.(その専門家メディア偏見非難した

inequity:不公正、不公平


・We’re working to reduce the inequities in school funding.(私たちは、学校資金の不公平を減らすため取り組んでいる)
・It should steadily reduce social inequities, preserve fundamental values, and not harm any group in society.(社会的不平等着実に減らし基本的な価値維持し社会のどのグループにも害を及ぼすべきではない)

「discrimination」を含む英熟語・英語表現

「discrimination against」とは


「discrimination against」とは、~に対す差別という意味の英語表現である。
・You should not discriminate against uneducated person.(教育受けていない人を差別してはいけない)
It is unjust and unlawful to discriminate against people of other races.(他の人種人々差別することは不当違法である)

「discrimination」の使い方・例文

・Some immigrants were victims of racial discrimination.(一部移民人種差別被害者であった
・Until 21 century most companies would not even allow women to take the exams, but such blatant discrimination is now disappearing.(21世紀まではほとんどの企業女性受験すら認めてませんでしたが、今ではそのようなあからさまな差別なくなりつつある)
There should be no discrimination on the grounds of sexuality.(セクシュアリティ理由とする差別あってはなりません。)
・She believes the research underestimates the amount of discrimination women suffer.(彼女は、研究女性が被る差別の量を過小評価していると信じている)
・He will be remembered as an unrelenting opponent of racial discrimination.(彼は人種差別容赦ない反対者として記憶されるだろう)
・The new law has done a lot to prevent racial discrimination and inequality.(新し法律は、人種差別不平等を防ぐために多くのことを行ってきた)
・The law made racial discrimination in employment a serious crime.(法律は、雇用における人種差別重大な犯罪とした)
・She will work in partnership with a range of organizations to help eliminate discrimination against disabled people.(彼女は、さまざまな組織協力して障害者対す差別撤廃支援する予定だ)
People sometimes have difficulty perceiving themselves as victims of discrimination.(人々は、自分差別被害者であることを認識するのが難し場合がある)
・The commission was created to address issues of discrimination in the workplace.(この委員会は、職場における差別問題対処するために作成された)
・She sued the company for age discrimination.(彼女は年齢差別会社訴えた

差別

Discrimination

【概要】 あるものを、正当な理由なしに、他よりも低く扱うこと。一般的には強い者が弱い者を、多数者が少数者排除しようとする意識、または行動例えれば、混み合った電車の中で他人の足を踏むこと。わざと踏む人はいない。でも踏んでることは気づかない踏まれている人の足は痛い。混み合った電車では他人の足を踏むことがあることを日頃から注意して踏まないようにすることが必要。踏んでしまった素直に謝る。エイズの差別は社会的な死を意味してきた。

《参照》 自業自得


差別

(discrimination から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 08:33 UTC 版)

差別(さべつ、:discrimination)とは、特定の集団に所属する個人や、性別など特定の属性を有する個人・集団に対して、その所属や属性を理由に異なる扱いをする行為である[1][2][3][4]国際連合は、「差別には複数の形態が存在するが、その全ては何らかの除外行為や拒否行為である」としている[5]


注釈

  1. ^ 福島第一原子力発電所事故による福島県民への差別、新型コロナウイルスのパンデミックによる武漢市はじめ感染拡大地域出身者への差別など。

出典

  1. ^ 日本国語大辞典、広辞苑、大辞泉、大辞林
  2. ^ a b c d e f g h 〔研究者コラム〕ー「法律と年齢(最終回)」年齢で差を設けることは差別になる?ー - 「法律と年齢」法学部・桧垣伸次准教授”. 福岡大学. 2023年5月12日閲覧。
  3. ^ a b c d 遺族補償年金の“男女差”は合憲 最高裁が初判断”. テレ朝news. 2023年5月12日閲覧。
  4. ^ a b c d 第2 不当な差別的取扱い及び合理的配慮の基本的な考え方:文部科学省”. www.mext.go.jp. 2023年5月12日閲覧。
  5. ^ United Nations CyberSchoolBus: What is discrimination? 差別とは何ですか?]”. 2021年4月7日閲覧。国際連合
  6. ^ 日本国内にある差別とは?SDGsと紐づけて見てみよう”. 2023年12月25日閲覧。
  7. ^ a b c 全般 合理的配慮等具体例データ集(合理的配慮サーチ):障害者制度改革担当室 - 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2023年5月12日閲覧。
  8. ^ a b c 1-3.不当な差別的取扱いとは”. www.jasso.go.jp. 2023年5月12日閲覧。
  9. ^ a b c 不当な差別的取扱いの詳細と具体例”. 東京都福祉保健局. 2023年5月12日閲覧。
  10. ^ a b c d e f 坂本佳鶴恵『アイデンティティの権力』 新曜社 2007年(平成19年) 第2刷、ISBN 4788509377 pp.2 - 19.
  11. ^ Walker, Sarah S.; Corrington, Abby; Hebl, Mikki; King, Eden B. (2022-04). “Subtle Discrimination Overtakes Cognitive Resources and Undermines Performance” (英語). Journal of Business and Psychology 37 (2): 311–324. doi:10.1007/s10869-021-09747-2. ISSN 0889-3268. https://link.springer.com/10.1007/s10869-021-09747-2. 
  12. ^ a b Small, Mario L.; Pager, Devah (2020-05-01). “Sociological Perspectives on Racial Discrimination” (英語). Journal of Economic Perspectives 34 (2): 49–67. doi:10.1257/jep.34.2.49. ISSN 0895-3309. https://pubs.aeaweb.org/doi/10.1257/jep.34.2.49. 
  13. ^ “[https://www.tibethouse.jp/about/information/human_rights/human14.html チベットでの中国の存在と人権の侵害 TCHRD(チベット人権・民主センター)1997年発行]”. ダライ・ラマ法王日本代表部事務所. 20021-04-08閲覧。
  14. ^ a b 〔研究者コラム〕ー「法律と年齢(第1回)」法律と年齢にはどんな関係があるのか?ー - 「法律と年齢」法学部・桧垣伸次准教授”. 福岡大学. 2023年5月12日閲覧。
  15. ^ a b ハーバード大がアジア系学生を入試で不利に扱っていたことが明らかに”. GIGAZINE. 2023年5月12日閲覧。
  16. ^ a b 米最高裁、入学選考の人種考慮を審理 アジア系差別焦点 - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2023年5月12日閲覧。
  17. ^ a b アジア系差別か格差是正か エリート校入試、米で論争 - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2023年5月12日閲覧。
  18. ^ ジョン・W・ダワー、「容赦なき戦争」、猿谷要監修、2001年(平成13年)、平凡社ライブラリー、394ページ
  19. ^ 土居健郎、「甘え」の構造、1971年(昭和46年)、弘文堂、39ページ
  20. ^ 土居健郎、「甘え」の構造、1971年(昭和46年)、弘文堂、40ページ
  21. ^ ガバン・マコーマック、[属国 米国の抱擁とアジアでの孤立]、2008年(平成20年)、凱風社、284ページ


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