2016年-2018年:ストレングス・オブ・ア・ウーマンとは? わかりやすく解説

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2016年-2018年:ストレングス・オブ・ア・ウーマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 14:08 UTC 版)

メアリー・J. ブライジ」の記事における「2016年-2018年:ストレングス・オブ・ア・ウーマン」の解説

2016年客演としては、アルバム『ザ・ロンドン・セッションズ』の制作にも携わっていたサム・ローマンズ(英語版)のデビューEP参加したり、人気トークショーザ・ビュー』の放送20周年記念しダイアン・ウォーレン作った企画シングル「ワールズ・ゴーン・クレイジー」(World's Gone Crazy)を番組テーマソングとしてリリースした。また映画ドリーム』のサントラに「ミラージュ」(Mirage) という曲を提供した2016年3月には、当時アメリカ大統領候補であったヒラリー・クリントン応援のための政治資金パーティーで、「ストレングス・オブ・ア・ウーマン」(Strength of a Woman)という曲を初披露した。この時期この楽曲同名タイトル次作アルバムの制作着々と進められていた。私生活面では、2016年7月に夫でありマネージャーでもあるマーチン・ケンドゥ・アイザックス(Martin "Kendu" Isaacs)との「和解しがたい不和」を理由離婚申請したことが報じられた。その後メアリーアイザックに対して配偶者手当支払うことを拒否し彼の要求棄却するよう裁判所求め、この一件アイザック浪費癖と、メアリー多額借金負っていることが明らかとなった。 同じ7月メアリーオーランド銃乱射事件犠牲者追悼するチャリティー曲「ハンズ」(Hands)に、ブリトニー・スピアーズジェニファー・ロペスピンクグウェン・ステファニーセレーナ・ゴメスメーガン・トレイナーと共に参加した8月は、銃による暴力抗議するブラック・アイド・ピーズ2003年の曲「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」(Where Is the Love?のニュー・バージョン「#WHERESTHELOVE」(Where Is the Love?)に、エイサップ・ロッキースヌープ・ドッグクインシー・ジョーンズジェイミー・フォックスDJキャレドウィズ・カリファと共に参加した。 さらに9月には、Apple Music内のラジオ局ビーツ1」(Beats 1)の番組「The 411 with Mary J. Blige」において、ヒラリー・クリントン対談し相次ぐ白人警官による無抵抗黒人への暴力事件抗議する意味を込めてブルース・スプリングスティーン2001年の曲「アメリカン・スキン」(American Skin (41 Shots))をカバー歌唱した。この曲は1999年ブロンクス起きた白人警官4人によるギニア移民男性射殺事件(Shooting of Amadou Diallo)を題材したものである。 様々な社会問題関心を寄せることの多くなった年であるが、女優としてはABCの人気法廷ドラマ殺人を無罪にする方法』のシーズン3ゲスト出演したまた、映画マッドバウンド 哀しき友情』(2017年公開)への出演決まり、その主題歌の制作もあった。 そうした多忙の中、2016年10月先行シングルの「シック・オブ・イット」(Thick of It)がリリースされた。この楽曲トラップ時代R&Bバラードというべき斬新なサウンドで、ベイ・シティ・ローラーズ1975年の曲「恋をちょっぴり」(Give a Little Love)のイントロなどをサンプリングするという意外な選曲取り入れられプロデュースは、2014年のサントラアルバム『シンク・ライク・ア・マン・トゥー』中の1曲で共作したDJキャンパー(DJ Camper)ことダリル・キャンパー・ジュニア(英語版)が担当しジャズミン・サリヴァンなどもソングライター参加している。 この「シック・オブ・イット」は久々ヒットとなり、「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」の称号相応しく全米アダルトR&Bチャート2016年11月12日から2017年2月25日まで連続16週1位を達成した。これは2010年代メアリーシングルでは最長ロング・ヒットとなった先行2ndシングルの「ユー+ミー (ラヴ・レッスン)」(U + Me (Love Lesson))のプロデュースは、アッシャーの「ノー・リミット」(No Limit)などを手掛けたブランドン・B.A.M.・ホッジ英語版)で、この楽曲ヒットした。 そしてそれらを収録した13作目となるスタジオアルバム『ストレングス・オブ・ア・ウーマン』(Strength of a Woman)が、デビュー25周年記念する2017年4月リリースされた。先行3rdシングルの「ラヴ・ユアセルフ」(Love Yourself)はカニエ・ウエスト客演参加していたが、その話題曲がオープニングとなったミーゴスDJキャレドミッシー・エリオット客演参加しているトラップ・ビートの「グロウ・アップ」(Glow Up)も力作となり、ジャジーネオ・ソウルセット・ミー・フリー」(Set Me Free)にも、新しR&B像を模索しているメアリー挑戦姿勢窺えた。 他にも、ケイトラナダとのコラボ魅力的に光るエレクトリック・ソウル「テリング・ザ・トゥルース」(Telling the Truth)や、プリンス1979年の曲「アイ・ワナ・ビー・ユア・ラヴァー」(I Wanna Be Your Lover)のサウンド彷彿とさせる「ファインド・ザ・ラヴ」(Find the Love)などもあり、アルバム全体濃密な仕上がりとなっている。 アルバム発売した4月からは北米などを廻る「ストレングス・オブ・ア・ウーマン・ツアー」(Strength of a Woman Tour)を9月まで行なった。その一環として6年ぶりに来日し4月東京大阪公演の「ジャパン・ツアー 2017」も行なった2017年11月には主題歌「マイティー・リヴァー」(Mighty River)も提供し自身出演した映画マッドバウンド 哀しき友情』が公開された。そして「マイティー・リヴァー」は、2018年ブラック・リール賞(Black Reel Awards of 2018)では「最優秀オリジナル主題歌賞」(Best Original or Adapted Song)を受賞した女優としてメアリー演技高く評価され第90回アカデミー賞2018年3月開催)では「アカデミー歌曲賞」と「助演女優賞」に同時ノミネートされ第75回ゴールデングローブ賞でも「助演女優賞」にもノミネートされた。その他、メアリー演技名立たる賞に多数ノミネートされ高く評価された。 2018年1月11日47歳誕生日には、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム殿堂入り果し、ディディなど知人らが出席した式典感極まって泣き出す一幕もあった。メアリーは、自身デビュー間もない駆け出しだった頃の生活について振り返りながら、2012年死去したホイットニー・ヒューストン同じよう末路をいつ迎えてもおかしくないほどのドラッグ依存の生活だったことを告白し、ここに至るまでの歩み楽なものではなかったと語った

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