2008年度から
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全国ネット枠が13分に拡大し、3パート制となった。任意ネット枠はその分縮小されている。その一方で、スタジオセットにCG(バーチャルセット)を採用するようになった(2011年度以前と2015年度以降は甲子園球場のスコアボードおよび外野スタンドのイメージ映像を背景に投影、2012 - 2014年度は野球部のグラウンド風)。 2013年度からは、番組史上初めてTwitterと連動。全国の地方大会出場校に関する情報や、球児および彼らを応援する人々へのメッセージを募集している。また、同年度のみ、野球部の部室を模したセットとの連動企画として「コトバ甲子園 我が野球部の名言!」(野球部にまつわる言葉を投稿する企画)と「俺たちの1枚」(野球部にまつわる至極の写真を投稿する企画)を実施。両企画へ投稿された名言・写真の一部を、日替わりでセットに表示させていた。 第1パート:全国ネット枠(約13分) ANN系列フルネット24局で必ず放送されるのはこのパートのみ。2013年度からは、前述のセットに組み込まれたホワイトボード風のモニターを通じて、地方大会の傾向・進み具合や注目校の戦績を示すデータを随時紹介している。 キャスターが1名態勢であった2012年度までは、出演者が立ったまま進行していた。2013年度には、朝日放送(当時)・テレビ朝日所属の女性アナウンサーがコンビで第1・第2パートのキャスターを務める体制に移行。スタジオセットに(テレビカメラ側から見て)逆V字型の長椅子を新設するとともに、朝日放送(当時)のアナウンサーが画面左側、テレビ朝日のアナウンサーが画面右側の椅子に座りながら進行するようになった(前述のモニターは両者の背後に設置)。このパートにゲストを迎える場合には、画面左側の椅子をゲスト用に確保する関係で、キャスター陣は画面右側の椅子に並んで座っていた。 当日の決勝戦の情報は、2008年度は注目度の高い試合を何試合か絞り込んで「ピックアップ!決勝戦」として詳報し、残りの試合を「代表校フラッシュ」と題してフラッシュニュース形式で伝える形となったが、2009年度には「ピックアップ!決勝戦」に統一し、全ての決勝戦を詳報するようになった。決勝戦のない日は後述の「主役の予感」(2010年はこのコーナー名が廃止)をこのパートに拡大して対応する。 長島三奈が『熱闘甲子園』のキャスターに就任してからは、2011年度まで、当番組の後半を長島による注目校リポート「熱闘だより(熱闘便り)」を放送していた(2009年度から2011年度までは栗山英樹も担当。回によっては放送しないほか、決勝戦のない日は前半に廻ることもあった)。2012年度以降は、放送期間中に1~2日程度、長島や工藤公康(栗山の後任)がこのパートの「特別ゲスト」としてスタジオに出演。工藤は高校球児時代の経験を交えた解説、長島は地方大会や出場校・注目選手への取材の成果を披露する。 かつては全国の代表校を記載した日本地図(通称「への道マップ」)を表示していたが、2008年度より廃止。2009年度からは、大会を開催する地方を「放送日に代表校を決定」「代表校を決定済み」「放送日以降に代表校を決定」という基準で色分けした日本地図(出場校名未記載)を表示している(2013年度以降の放送ではCGを使用)。 世界水泳の開催年に当たる2009年と2013年には、ANN系列で同大会の生中継を日本時間の深夜(午前0時台~4時台前半)に放送する関係で、当番組では朝日放送(当時)以外のネット局で後期の放送枠を午前4時台の後半に設定。この期間中は、出演者の冒頭での挨拶を、「こんばんは」から「おはようございます」に変えている。 2013年度からは、「ラストミーティング~輝きのあとに~」という企画を、このパート(または第2パート)のエンディングで放送。地方大会での敗退が決まったばかりの出場校を対象に、敗退した試合の直後に監督が選手たちへ「最後の言葉」を伝えた様子を、毎回数校のペースで紹介している。なお、2013年度には最終日(7月31日)のみ、朝日放送(当時)のみで放送される第3パートに当コーナーの総集編を組み込んだ。 2014年度には、twitterと連動した企画として、「視聴者の声 ねったまランキング」を実施。番組公式アカウントや放送で発表する選択肢付きのテーマ(過去の全国大会で活躍した選手や大会の名シーンなど)に対して、選択肢ごとにツイート件数の比率を集計したうえで、CG映像を交えながら集計結果を紹介していた。 ヒロド歩美(朝日放送→朝日放送テレビアナウンサー)が単独でキャスターを務める2016年度には、地方大会で注目される選手を1日1名ずつ紹介する企画「ヒーローズ」を放送。ヒロド自身が取材した選手を取り上げることもあった。 第2パート:任意ネット枠(約6分) 2008年度より、ネット局の差し替え枠はこのパートに限られる。ただし、ネット局の放送エリアの地方大会で試合が開催されない日や、既に代表校が決定している場合には差し替えずに同時ネットを続ける。 ここでは「主役の予感」と題して、決勝戦以外の注目試合を取り上げたり本大会の見所を占ったりする(ただし、2010年度は「主役の予感」の題号は使われておらず、コーナー名の付かない試合ハイライトとなっている)ほか、「甲子園あの瞬間」(2008年度)、「甲子園と共に」(2009・2010年度)、ゲストとのスタジオトーク、高校時代に甲子園の本大会を湧かせた著名選手へのインタビューなどを放送する。なお、2009年度は、前述の「ピックアップ!決勝戦」が試合数の都合上第1パートに収まらない場合、このパートで残りの試合を取り上げていた。 2007年度までの放送では、最終日のこのパートの最後に、全代表校一覧のテロップを挿入していた。2008年度の朝日放送(当時)発全国版でいったん廃止されたが、2009年度から復活している。 朝日放送テレビ以外のネット局(以前は朝日放送〈当時〉・メ〜テレを除いた22局)は、このパートで放送を終了。2009年度から2011年度までは、コメンテーターの栗山がスタジオに出演していた場合に、栗山がこのパートで退席していた。 地方大会の雨天順延などで放送期間を延長した場合には、追加日程分の放送のみ第3パートを割愛。本来は第3パートまで放送する朝日放送(当時)も、他のネット局に合わせて、このパートで放送を終了する。なお、この場合には、朝日放送テレビ(当時)・関西ローカルの第3パートに準じたスタイルで番組を締めくくる。 2008年度は、テレビ朝日が独自制作のエンディング映像を放送する一方で、小泉孝太郎が登場する他のネット局用(裏送り)の提供ベースとエンディングを朝日放送(当時)が用意。小泉が「夏は、これからだ!」(同年の大会キャッチフレーズ)を叫ぶことで番組を締めくくっていた。2009年度以降も、テレビ朝日以外のネット局では、同様の方法でエンディング映像を放送した模様。 2018年度には、「テノヒラ」というミニドキュメントを、このパートに放送。甲子園球場での100回記念大会出場を目指す高校球児にとどまらず、球児を支える人々の掌にも注目しながら、掌に込められた想いを紐解いた。 2019年度には、「甲子園への飯!」というミニドキュメントを、このパートに放送。全国大会への出場を目指す高校球児たちにとっての活力の源である食事(飯)をテーマに、作る人の思いに迫っていた。2年振りに放送を再開した2021年度には、前年度(2020年度)に予定されていた第102回大会が地方大会を含めて全て中止されたことを背景に、前年度の大会への出場を目指していた卒業生と現役の高校球児(いずれも放送時点)をつなぐ人間関係に焦点を当てた「ツナグオモイ」というミニドキュメントを放送。 第3パート:関西地区ローカル枠(約6分) 制作局である朝日放送テレビのみの放送で、第1・第2パートと同じスタジオセットを使用。2007年度までは、前パートとの間にCMを放送していた。2008年度からはCMではなく、提供ベースをはさんでこのパートに入る。メ~テレではかつて、このパートを自社制作枠に充てたうえで、放送エリアである愛知・岐阜・三重大会の情報を中心に伝えていた(現在は第2パートの差し替えで自社制作枠を確保)。 キャスターは基本として、第1・第2パートから続いて出演。また、アシスタント兼リポーターとして、朝日放送テレビの若手アナウンサー(主に新人)がこのパートにのみ日替わりで登場する。朝日放送(当時)・テレビ朝日所属の女性アナウンサーがコンビで第1・第2パートのキャスターを務める体制に移行した2013年度には、当日の第1・第2パートでキャスターを務めた朝日放送のアナウンサー(角野友紀または斎藤真美)が、このパートのみ単独でキャスターを担当(最終日のみテレビ朝日の森葉子も斎藤とのコンビで出演)。前述のスタジオセットでは、アシスタントが画面左側、キャスターが画面右側の椅子に座りながら進行していた。 現在の放送内容は、2005年度までの「近畿・への道」のスタイルに回帰。キャスターやアシスタントが同局の放送エリア(近畿広域圏2府4県)での注目校・注目選手を取材した模様を中心に取り上げる。2009年度からは一時、「関西のヒーロー」というコーナータイトルが付いていた。2014年度の放送では、単に「特集」と称している。 2007年度までは近畿広域圏の地方大会全試合結果を一覧で表示していたが、2008年度に廃止。2009年度からは、近畿広域圏の府県大会ごとに、主な数試合の結果リストを表示するなどの配慮が見られるようになった。 朝日放送テレビのみで放送されるこのパートのエンディングには、以下のような趣向を凝らしている。 2008年度は小泉とアシスタントが、「夏は、これからだ!」と言いながら番組を締めていた(最終日のみは、全国向けの締めとして小泉が提供ベースの手前でこの台詞を使ったため、エンディングの台詞は「甲子園で、会いましょう!」となった)。本間がキャスターを務めていた2009~2011年度にも、本間とアシスタントが声を揃えて大会のキャッチフレーズ(2009年度「夏という名の、宝物!」2010年度「夏の夢、今、走り出す!」2011年度「一瞬の夏、一生の記憶」)をコール。その直後に、地方大会でのある1コマを映し出したVTRを流すことで番組を締めくくっていた。 世界水泳バルセロナ大会中継の直後に放送枠を設定した2013年度の後期(7月27日 - 30日放送分)では、アシスタントが両手でクロールを模した動きを見せるかたわら、キャスターが「それでは明日も、『世界水泳』の後で!」という台詞を言うことで放送を終えていた。 2021年度の放送では、キャスターの東による「球児の皆さん!甲子園を目指して」との呼び掛けに続いて、東と関西ローカルパートのリポーター(大野雄一郎か鷲尾千尋)が声を揃えて「頑張って下さい!」とエールを送る演出を採用。野球にちなんだポーズ(バットスイングなど)を日替わりで付けている。最終回(8月2日深夜放送分)では、地方大会へ参加したすべての選手を東が「熱戦を見せてくれた球児の皆さん、お疲れ様でした」との言葉で労ったうえで、代表校の選手に対して「夢の舞台へと羽ばたく球児の皆さん、甲子園でも頑張って下さい」とのエールを送ることで放送を締めくくった。 2009年度から2011年度までは、本編終了後の30秒間、アシスタントの局アナウンサーによるNTTドコモのインフォマーシャルを挿入。ABCの新人アナウンサーにとっては、このインフォマーシャルの収録がテレビでの初仕事になったという。しかし、2012年度以降のインフォマーシャルには、関西で活動するモデルやタレントを起用。2014年度から2017年度までは、朝日放送→朝日放送テレビの野球解説者を登場させていた(2015年度までは矢野燿大、2016年度は関本賢太郎、2017年度は桧山進次郎)。2018年度からは、通常の関西ローカル向けコマーシャルを放送している。 2009年度にはCGスタジオで収録。当時アシスタントを務めていた桂紗綾・横山太一のコンビ(または北村真平・八塚のコンビ)が登場するとともに、当日出演のアシスタントに合わせてCMを変えていた。 2010年度は番組収録終了後の1コマという設定で、アシスタントの4名(後述)がランダムに登場する小芝居風のものとなった(その日の担当には連動しない)。また、「上司」という設定で、岡元昇アナウンス部長(当時)も出演していた。 2011年度は、関西ローカルパートのアシスタントを務める平岩康佑・古川昌希(いずれも同年度に朝日放送〈当時〉へ入社)の研修や会話を中心に据えた内容。先輩の角野も毎回登場していた(声だけの出演の場合あり)。
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2008年度から
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「速報!甲子園への道」の記事における「2008年度から」の解説
全国ネット枠が13分に拡大し、3パート制となった。任意ネット枠はその分縮小されている。その一方で、スタジオセットにCG(バーチャルセット)を採用するようになった(2011年度以前と2015年度以降は甲子園球場のスコアボードおよび外野スタンドのイメージ映像を背景に投影、2012 - 2014年度は野球部のグラウンド風)。 2013年度からは、番組史上初めてTwitterと連動。全国の地方大会出場校に関する情報や、球児および彼らを応援する人々へのメッセージを募集している。また、同年度のみ、野球部の部室を模したセットとの連動企画として「コトバ甲子園 我が野球部の名言!」(野球部にまつわる言葉を投稿する企画)と「俺たちの1枚」(野球部にまつわる至極の写真を投稿する企画)を実施。両企画へ投稿された名言・写真の一部を、日替わりでセットに表示させていた。 第1パート:全国ネット枠(約13分) ANN系列マストバイ24局で必ず放送されるのはこのパートのみ。2013年度からは、前述のセットに組み込まれたホワイトボード風のモニターを通じて、地方大会の傾向・進み具合や注目校の戦績を示すデータを随時紹介している。 キャスターが1名態勢であった2012年度までは、出演者が立ったまま進行していた。2013年度には、朝日放送(当時)・テレビ朝日所属の女性アナウンサーがコンビで第1・第2パートのキャスターを務める体制に移行。スタジオセットに(テレビカメラ側から見て)逆V字型の長椅子を新設するとともに、朝日放送(当時)のアナウンサーが画面左側、テレビ朝日のアナウンサーが画面右側の椅子に座りながら進行するようになった(前述のモニターは両者の背後に設置)。このパートにゲストを迎える場合には、画面左側の椅子をゲスト用に確保する関係で、キャスター陣は画面右側の椅子に並んで座っていた。 当日の決勝戦の情報は、2008年度は注目度の高い試合を何試合か絞り込んで「ピックアップ!決勝戦」として詳報し、残りの試合を「代表校フラッシュ」と題してフラッシュニュース形式で伝える形となったが、2009年度には「ピックアップ!決勝戦」に統一し、全ての決勝戦を詳報するようになった。決勝戦のない日は後述の「主役の予感」(2010年はこのコーナー名が廃止)をこのパートに拡大して対応する。 長島三奈が『熱闘甲子園』のキャスターに就任してからは、2011年度まで、当番組の後半を長島による注目校リポート「熱闘だより(熱闘便り)」を放送していた(2009年度から2011年度までは栗山英樹も担当。回によっては放送しないほか、決勝戦のない日は前半に廻ることもあった)。2012年度以降は、放送期間中に1~2日程度、長島や工藤公康(栗山の後任)がこのパートの「特別ゲスト」としてスタジオに出演。工藤は高校球児時代の経験を交えた解説、長島は地方大会や出場校・注目選手への取材の成果を披露する。 かつては全国の代表校を記載した日本地図(通称「への道マップ」)を表示していたが、2008年度より廃止。2009年度からは、大会を開催する地方を「放送日に代表校を決定」「代表校を決定済み」「放送日以降に代表校を決定」という基準で色分けした日本地図(出場校名未記載)を表示している(2013年度以降の放送ではCGを使用)。 世界水泳の開催年に当たる2009年と2013年には、ANN系列で同大会の生中継を日本時間の深夜(午前0時台~4時台前半)に放送する関係で、当番組では朝日放送(当時)以外のネット局で後期の放送枠を午前4時台の後半に設定。この期間中は、出演者の冒頭での挨拶を、「こんばんは」から「おはようございます」に変えている。 2013年度からは、「ラストミーティング~輝きのあとに~」という企画を、このパート(または第2パート)のエンディングで放送。地方大会での敗退が決まったばかりの出場校を対象に、敗退した試合の直後に監督が選手たちへ「最後の言葉」を伝えた様子を、毎回数校のペースで紹介している。なお、2013年度には最終日(7月31日)のみ、朝日放送(当時)のみで放送される第3パートに当コーナーの総集編を組み込んだ。 2014年度には、twitterと連動した企画として、「視聴者の声 ねったまランキング」を実施。番組公式アカウントや放送で発表する選択肢付きのテーマ(過去の全国大会で活躍した選手や大会の名シーンなど)に対して、選択肢ごとにツイート件数の比率を集計したうえで、CG映像を交えながら集計結果を紹介していた。 ヒロド歩美(朝日放送→朝日放送テレビアナウンサー)が単独でキャスターを務める2016年度には、地方大会で注目される選手を1日1名ずつ紹介する企画「ヒーローズ」を放送。ヒロド自身が取材した選手を取り上げることもあった。 第2パート:任意ネット枠(約6分) 2008年度より、ネット局の差し替え枠はこのパートに限られる。ただし、ネット局の放送エリアの地方大会で試合が開催されない日や、既に代表校が決定している場合には差し替えずに同時ネットを続ける。 ここでは「主役の予感」と題して、決勝戦以外の注目試合を取り上げたり本大会の見所を占ったりする(ただし、2010年度は「主役の予感」の題号は使われておらず、コーナー名の付かない試合ハイライトとなっている)ほか、「甲子園あの瞬間」(2008年度)、「甲子園と共に」(2009・2010年度)、ゲストとのスタジオトーク、高校時代に甲子園の本大会を湧かせた著名選手へのインタビューなどを放送する。なお、2009年度は、前述の「ピックアップ!決勝戦」が試合数の都合上第1パートに収まらない場合、このパートで残りの試合を取り上げていた。 2007年度までの放送では、最終日のこのパートの最後に、全代表校一覧のテロップを挿入していた。2008年度の朝日放送(当時)発全国版でいったん廃止されたが、2009年度から復活している。 朝日放送テレビ以外のネット局(以前は朝日放送〈当時〉・メ〜テレを除いた22局)は、このパートで放送を終了。2009年度から2011年度までは、コメンテーターの栗山がスタジオに出演していた場合に、栗山がこのパートで退席していた。 地方大会の雨天順延などで放送期間を延長した場合には、追加日程分の放送のみ第3パートを割愛。本来は第3パートまで放送する朝日放送(当時)も、他のネット局に合わせて、このパートで放送を終了する。なお、この場合には、朝日放送テレビ(当時)・関西ローカルの第3パートに準じたスタイルで番組を締めくくる。 2008年度は、テレビ朝日が独自制作のエンディング映像を放送する一方で、小泉孝太郎が登場する他のネット局用(裏送り)の提供ベースとエンディングを朝日放送(当時)が用意。小泉が「夏は、これからだ!」(同年の大会キャッチフレーズ)を叫ぶことで番組を締めくくっていた。2009年度以降も、テレビ朝日以外のネット局では、同様の方法でエンディング映像を放送した模様。 2018年度には、「テノヒラ」というミニドキュメントを、このパートに放送。甲子園球場での100回記念大会出場を目指す高校球児にとどまらず、球児を支える人々の掌にも注目しながら、掌に込められた想いを紐解いた。 2019年度には、「甲子園への飯!」というミニドキュメントを、このパートに放送。全国大会への出場を目指す高校球児たちにとっての活力の源である食事(飯)をテーマに、作る人の思いに迫る。 第3パート:関西地区ローカル枠(約6分) 制作局である朝日放送テレビのみの放送で、第1・第2パートと同じスタジオセットを使用。2007年度までは、前パートとの間にCMを放送していた。2008年度からはCMではなく、提供ベースをはさんでこのパートに入る。メ~テレではかつて、このパートを自社制作枠に充てたうえで、放送エリアである愛知・岐阜・三重大会の情報を中心に伝えていた(現在は第2パートの差し替えで自社制作枠を確保)。 キャスターは基本として、第1・第2パートから続いて出演。また、アシスタント兼リポーターとして、朝日放送テレビの若手アナウンサー(主に新人)がこのパートにのみ日替わりで登場する。朝日放送(当時)・テレビ朝日所属の女性アナウンサーがコンビで第1・第2パートのキャスターを務める体制に移行した2013年度には、当日の第1・第2パートでキャスターを務めた朝日放送のアナウンサー(角野友紀または斎藤真美)が、このパートのみ単独でキャスターを担当(最終日のみテレビ朝日の森葉子も斎藤とのコンビで出演)。前述のスタジオセットでは、アシスタントが画面左側、キャスターが画面右側の椅子に座りながら進行していた。 現在の放送内容は、2005年度までの「近畿・への道」のスタイルに回帰。キャスターやアシスタントが同局の放送エリア(近畿広域圏2府4県)での注目校・注目選手を取材した模様を中心に取り上げる。2009年度からは一時、「関西のヒーロー」というコーナータイトルが付いていた。2014年度の放送では、単に「特集」と称している。 2007年度までは近畿広域圏の地方大会全試合結果を一覧で表示していたが、2008年度に廃止。2009年度からは、近畿広域圏の府県大会ごとに、主な数試合の結果リストを表示するなどの配慮が見られるようになった。 朝日放送テレビのみで放送されるこのパートのエンディングには、以下のような趣向を凝らしている。 2008年度は小泉とアシスタントが、「夏は、これからだ!」と言いながら番組を締めていた(最終日のみは、全国向けの締めとして小泉が提供ベースの手前でこの台詞を使ったため、エンディングの台詞は「甲子園で、会いましょう!」となった)。本間がキャスターを務めていた2009~2011年度にも、本間とアシスタントが声を揃えて大会のキャッチフレーズ(2009年度「夏という名の、宝物!」2010年度「夏の夢、今、走り出す!」2011年度「一瞬の夏、一生の記憶」)をコール。その直後に、地方大会でのある1コマを映し出したVTRを流すことで番組を締めくくっていた。 世界水泳バルセロナ大会中継の直後に放送枠を設定した2013年度の後期(7月27日 - 30日放送分)では、アシスタントが両手でクロールを模した動きを見せるかたわら、キャスターが「それでは明日も、『世界水泳』の後で!」という台詞を言うことで放送を終えていた。 2009年度から2011年度までは、本編終了後の30秒間、アシスタントの局アナウンサーによるNTTドコモのインフォマーシャルを挿入。ABCの新人アナウンサーにとっては、このインフォマーシャルの収録がテレビでの初仕事になったという。しかし、2012年度以降のインフォマーシャルには、関西で活動するモデルやタレントを起用。2014年度から2017年度までは、朝日放送→朝日放送テレビの野球解説者を登場させていた(2015年度までは矢野燿大、2016年度は関本賢太郎、2017年度は桧山進次郎)。2018年度からは、通常の関西ローカル向けコマーシャルを放送している。 2009年度にはCGスタジオで収録。当時アシスタントを務めていた桂紗綾・横山太一のコンビ(または北村真平・八塚のコンビ)が登場するとともに、当日出演のアシスタントに合わせてCMを変えていた。 2010年度は番組収録終了後の1コマという設定で、アシスタントの4名(後述)がランダムに登場する小芝居風のものとなった(その日の担当には連動しない)。また、「上司」という設定で、岡元昇アナウンス部長(当時)も出演していた。 2011年度は、関西ローカルパートのアシスタントを務める平岩康佑・古川昌希(いずれも同年度に朝日放送〈当時〉へ入社)の研修や会話を中心に据えた内容。先輩の角野も毎回登場していた(声だけの出演の場合あり)。
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