2005–2011とは? わかりやすく解説

2005–2011

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:11 UTC 版)

ローリング・ストーンズ」の記事における「2005–2011」の解説

2005年7月26日ミック誕生日バンド8年ぶりのニューアルバムのタイトルを『ア・ビガー・バン』と発表した。『ア・ビガー・バン』は9月6日リリースされローリング・ストーン誌を始めとして熱烈なレビューが行われた。シングル「ストリーツ・オブ・ラヴ」はイギリスヨーロッパでトップ15ヒットとなった収録曲「スウィート・ネオ・コン」は、ミックによるアメリカネオコン対す批判含まれた。伝えられるところによると、同曲はキース反対によりアルバムから削除されるところであった。彼はイラク戦争批判のために論争巻き込まれディクシー・チックスのようになるのを恐れたのかと尋ねられアルバムが来るのが先だと答え、「俺はすこしの政治的なコップの中の嵐』によって脇に逸らされたくない。」と発言したアルバム発表伴った「ア・ビガー・バン・ツアー」は2005年8月始まり北米南米東アジア行われた2006年2月バンドミシガン州デトロイト行われた第40回スーパーボウルハーフタイムライブ行った2005年末までにツアー収益1億6200ドル記録しストーンズ自身1994年記録した北米における最高収益更新した2006年2月18日にはリオデジャネイロのコパカバーナ・ビーチで無料コンサート行い150万人観客動員となった2006年3月から4月にかけて日本中国オーストラリアニュージーランドでの公演行いストーンズヨーロッパ・ツアー前の休暇入ったこの間キースフィジーで木から落下、7.5メートル下の砂浜叩きつけられニュージーランド病院入院した。この事故によりヨーロッパ・ツアー開始が6週間遅れることとなった2006年6月ロン・ウッドアルコール依存症治療続けていることが伝えられた。しかしながら再編成されヨーロッパ・ツアー日程影響与えることは無かった2006年7月から9月まで21公演予定されたが、その内2公演ミック咽喉問題によりキャンセルされた。 2006年北朝鮮金正日息子金正哲クラプトンファン)が韓国共同招請したエリック・クラプトンコンサートの平壌開催実現しなかったため、代わりとして韓国側からローリング・ストーンズ平壌公演打診され、メンバー開催肯定的だったとされた。しかし、北朝鮮側から逆に退廃的すぎる」とされて実現しなかったと伝えられた。 2006年9月から北米ツアーセカンド・レグ始まり2007年6月5日からヨーロッパツアーセカンド・レグ始まった2006年11月までにツアーは4億3700ドル収益上げ当時最高額記録したツアーとなった北米ツアー1億3850ドル収益上げストーンズ自身2005年ツアー達成した1億6200ドル同年U2ツアー達成した1億3890ドル次いで史上3位記録したマーティン・スコセッシ2006年10月29日11月1日ニューヨークビーコン・シアターでのライブ撮影しドキュメンタリー映画ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」として公開された。同作にはゲストとしてバディ・ガイジャック・ホワイトクリスティーナ・アギレラ出演している。映画サントラ盤シャイン・ア・ライト』は2008年4月リリースされイギリス2位アメリカで11位を達成した。これはストーンズライブ盤として、1970年の『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト以来高順であったビーコン・シアターでのショーではアトランティック・レコード会長アーメット・アーティガンステージ裏で転倒頭部強打し2週間後に死亡した2007年3月24日バンドヨーロッパ・ツアー「ビガー・バン2007」を発表した2007年6月12日4枚組DVD『ザ・ビッゲスト・バン』がリリースされた。同作7時間に及ぶドキュメンタリーで、オースティンリオデジャネイロ埼玉上海ブエノスアイレスでのコンサート収められた。6月10日バンドワイト島でのコンサート行い65,000人を動員した8月26日ツアー最終公演ロンドンO2アリーナ行われたストーンズツアー全体で5億5800ドル収益上げギネス世界記録申請したことが発表された。 ミック・ジャガー2007年10月2日未発表3曲を含むソロ・コンピレーション『ヴェリー・ベスト・オブ・ミック・ジャガー』(イギリス57位、アメリカ77位)を発表した11月12日にアブコは2枚組CDロールド・ゴールド~ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ』をリリースした。これは1975年コンピレーション『ロールド・ゴールド』の再編集盤であり、イギリス26位を獲得したツアーからおよそ2年後2007年のインタビューミック・ジャガーは、バンド引退時期を語るのを拒否した。「僕はローリング・ストーンズがより多くのこと、より多くレコード、そしてより多くツアー行えると確信している。僕たちはそのいずれも止める計画は無い。僕の考えとしては、僕たちが続けられる確信している。」2008年3月キース・リチャーズは『シャイン・ア・ライト』のプレミアでのインタビュー新しスタジオ・アルバム用意しているかもしれないという噂を引き起こした。「俺は俺たち別のアルバム作るかもしれないと思うよ。この映画プロモーションをする上で俺たちもう一度やるよ。」チャーリー・ワッツ仕事中断したときはいつも体調不良のためだったと述べた2008年7月ローリング・ストーンズEMIとの契約終了しユニバーサル ミュージック契約した発表した。『スティッキー・フィンガーズ以降アルバムユニバーサル傘下ポリドール・レコードから再発された。アメリカにおける1994年以前作品権利マーキュリー・レコード有し1994年以降作品権利インタースコープ・レコード所有するユニバーサル ミュージックは『スティッキー・フィンガーズ以前作品権利有するアブコのディストリビューターでもある。 秋の間にミック・ジャガーキース・リチャーズミック・テイラーは、プロデューサードン・ウォズと共にメイン・ストリートのならず者セッションにおける未完成曲へ新たなヴォーカルギターパート録音した2010年4月17日バンド限定版の7インチアナログ・シングル、未発表曲の「プランダード・マイ・ソウル」をレコード・ストア・デイ因んで発表した。これは『メイン・ストリートのならず者リイシュー盤に収録された1曲で、B面は「オール・ダウン・ザ・ライン」であった4月23日バンドカンヌ国際映画祭に「ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実」(スティーヴン・キジャック監督)のプレミア参加する発表した同作は『メイン・ストリートのならず者レコーディング時のドキュメンタリー映画であった2010年5月23日、『メイン・ストリートのならず者』がリマスター盤として再発された。イギリスでは1位を達成し、これは同作発表され以来38年ぶりの記録であったストーンズ過去発表した作品が再び1位を獲得した初のバンドとなったアメリカでは発売第1週76,000売り上げチャートでは2位記録した未発表10曲を加えた2CD版の『メイン・ストリートのならず者』の他に、未発表曲のみの『メイン・ストリートのならず者(レアリティーズ・エディション)』もリリースされ27位を記録した2010年10月11日、「レディース&ジェントルメン」が公開され、後にDVDリリースされた。デジタル・リマスターが行われ、アメリカ国内では特別の映画館公開された。本作はザ・ローリング・ストーンズ・アメリカン・ツアー1972でのフォートワースヒューストンでの4つショー編集したものであり、『メイン・ストリートのならず者』がフィーチャーされている。当初1974年公開されたが、その後ビデオなどでのリリース行われず数多く海賊版として流通していた。 2011年4月19日ストーンズとも交流のある英国ピアニストのベン・ウォーターズが発起し制作されイアン・スチュワートへのトリビュートアルバムメンバー全員参加し脱退したビル・ワイマンレコーディングに、ミックー・テイラーが記念コンサート参加した2011年10月4日ストーンズは「サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス'78」を公開した本作デジタル・リマスターが行われ、アメリカ国内では特別の映画館公開された。内容は『女たちリリース後のUSツアー1978におけるフォートワースでのショー収録したもので、11月15日にはブルーレイ/DVDリリースされた。 2011年10月18日オフィシャル海賊版シリーズデジタルダウンロード販売を、グーグル・ミュージック及びストーンズ公式通販サイトSTONES ARCHIVE上で開始第一弾として、1973年ヨーロッパツアー模様収めた非公式ライブアルバム「ブリュッセルズ・アフェア」を、ボブ・クリアマウンテンのリミックス経て公式の下にリリース以後1年間に亘り、1981年アメリカツアー1975年アメリカツアー1990年ジャパンツアー、2005年カナダシークレットギグ、1982年ヨーロッパツアー順次リリースされた。

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