Ninja 250R
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2008年モデル Ninja 250R 主要諸元 | ||
SPECIFICATION | ||
車名(通称名) | Ninja 250R | |
マーケットコード | EX250K8F | |
型式 | JBK-EX250K | |
全長x全幅x全高 | 2,085mm×715mm×1,110mm | |
軸間距離 | 1,400mm | |
最低地上高 | 130mm | |
シート高 | 775mm | |
キャスター/トレール | 26° / 82mm | |
エンジン種類/弁方式 | 水冷4ストローク並列2気筒 / DOHC4バルブ | |
総排気量 | 248cm3 | |
内径x行程/圧縮比 | 62.0mm×41.2mm / 11.6:1 | |
最高出力 | 23kW(31PS)/11,000rpm | |
最大トルク | 21N・m(2.1kgf・m)/8,500rpm | |
始動方式 | セルフスターター | |
点火方式 | デジタル | |
潤滑方式 | ウエットサンプ | |
エンジンオイル容量 | 1.7L | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション 28mm | |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.600(39/15) |
2速 | 1.789(34/19) | |
3速 | 1.409(31/22) | |
4速 | 1.160(29/25) | |
5速 | 1.000(27/27) | |
6速 | 0.892(25/28) | |
一次減速比 / 二次減速比 | 3.086(71/23) / 3.071(43/14) | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック(インナーチューブ径37mm) |
後 | スイングアーム(ユニトラック) | |
ホイールトラベル | 前 | 120mm |
後 | 130mm | |
タイヤサイズ | 前 | 110/70-17 M/C 54S |
後 | 130/70-17 M/C 62S | |
ホイールサイズ | 前 | 17 M/C×MT2.75 |
後 | 17 M/C×MT3.50 | |
ブレーキ形式 | 前 | シングルディスク 290mm(外径) |
後 | シングルディスク 220mm(外径) | |
ステアリングアングル (左/右) | 35°/ 35° | |
車輌重量(乾燥) | 151kg | |
燃料タンク容量 | 17 L | |
乗車定員 | 2名 | |
定地燃費(2名乗車時) | 40.0km/L(60km/h・国土交通省届出値) | |
最小回転半径 | 2.7m |
Ninja 250R (初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:43 UTC 版)
「カワサキ・ニンジャ250」の記事における「Ninja 250R (初代)」の解説
近年、世界的に強まっている自動車排出ガス規制強化の流れは日本のオートバイに対しても同様におよび、新たな排出ガス基準を満たさない軽二輪自動車は、継続生産車においては平成19年(2007年)9月1日以降の生産が不可能となった。カワサキが従来から生産していた250ccクラスのスポーツカテゴリに位置する車両は、いずれも基本設計が古いこともあり新たな排出ガス基準をクリアすることができず生産終了となることが発表された。 このような背景の元、2007年に開催されたパリショーにて、世界戦略車として環境対応を謳った新たな250ccモデルとしてKLX250ならびにD-TRACKER Xと同時に発表されたのが、Ninja 250Rである。 Ninja 250Rに搭載されるエンジンは、直前まで販売されていたZZR250と同様の248cc水冷4ストローク並列2気筒DOHCである。このエンジンは、GPZ250Rに搭載されたものを基本設計とする非常に息の長いシリーズだが、Ninja 250Rではシリンダーヘッド周りやカムチェーンテンショナなど多くの点が改良された。エンジン以外では、旧来モデルからの大きな変更点の一つとして、キャブレターに代わるフューエルインジェクション (FI) の採用が挙げられる。また、排出ガス規制対応のためキャタライザーが搭載された。 当初の販売価格は2008年モデルでは税込みで49万8000円であったが、これは生産をタイの現地法人である「カワサキモータース エンタープライズ タイランド(KMET)」にて行うだけでなく、既存の車体構成や他車の部品を流用し、仕様を極力世界共通とするなどして大幅にコストを低減させたことによるものであり、他社の250ccスクーターや、この先代機種にあたるZZR250の最終型よりも廉価であった。 その後は円高により日本からタイに輸送する主要部品の輸出コストが高くなり、それを補う為に新カラーリングによるイヤーモデル発表のたびに価格改定が行われ、2009年モデルは52万3000円、2010年モデルは52万8000円、2011年/2012年モデルは53万3000円となった。生産国であるタイでは、日本円に換算しておよそ30万円前後で販売されている。 本車の発売以降、他社からはホンダ・CBR250R(後にCBR250RR)、スズキ・GSR250(後にGSX250R)、ヤマハ・YZF-R25が相次いで発売され、250ccのロードスポーツモデルが活況を呈するようになった。 2008年モデル 2008年4月5日発売。カラーバリエーションは以下のラインナップとなる。 通常モデル█ライムグリーン █エボニー █キャンディプラズマブルー 2009年モデル 2008年12月1日発売。カラーバリエーションが以下のラインナップに変更された。 通常モデル█ライムグリーン █メタリックディアブロブラック █サンビームレッド 2010年モデル 2009年10月15日発売。カラーバリエーションが以下のラインナップに変更された。 通常モデル█ライムグリーン █エボニー █メタリックアイランドブルー Special Edition██エボニー×キャンディパーシモンレッド 2011年モデル 2010年8月1日発売。カラーバリエーションが以下のように改められた。メーターパネルのフォントおよび背景色(黒から白)を変更。 通常モデル█エボニー █メタリックインペリアルブルー Special Edition██パールホワイト×エボニー ██ライムグリーン(400台限定) 2012年モデル 2011年8月1日発売。カラーバリエーションが以下のように改められた。2012年3月1日にメタリックスパークブラックをベースにグラフィックを配した数量限定モデルを追加し、2012年7月1日にはSpecial Editionが追加された。 通常モデル█ライムグリーン █メタリックスパークブラック █パッションレッド 数量限定モデル(300台限定)██メタリックスパークブラック Special Edition██キャンディバーントオレンジ×メタリックスパークブラック
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