電解液とは? わかりやすく解説

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でんかい‐えき【電解液】

読み方:でんかいえき

電気分解の際に電解槽中に入れ電解質溶液また、電池電極液のこと。

「電解液」に似た言葉

電解液(電池)

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電解液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 01:35 UTC 版)

電解液 (でんかいえき、Electrolyte Solution) とはイオン性物質を水などの極性溶媒に溶解させて作った、電気伝導性を有する溶液をさす。電解質溶液ともいい、英語ではIonic solutionということもあることから、イオン溶液とも呼ばれることもある。狭義には、電池や電気メッキ槽にいれる電解質水溶液を指す。




「電解液」の続きの解説一覧

電解液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 07:40 UTC 版)

色素増感太陽電池」の記事における「電解液」の解説

電解液の役割正極から電子受け取って電解液は酸化状態色素還元することである。このため液中での拡散速度速く酸化還元電位の低いものが望まれる。これに適合したヨウ素系の電解液が用いられる場合が多いもの、可視光吸収してしまうことと、部材腐食してしまうというデメリットもある。ヨウ素系以外に、臭素系、コバルト錯体系などがある。液体の電解液は実用する際に漏れたりする恐れがあるため、実用化に向けて固体型電解液の研究が盛んである。具体的には、電解液をゲル状固体化する、有機ホール輸送層を用いる、p型半導体用いる等が挙げられる。 耐揮発性耐久性観点で、溶媒イオン液体用いられ研究行われている。

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電解液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 03:09 UTC 版)

カリウムイオン電池」の記事における「電解液」の解説

水系電解質用いる。充放電時に絶縁性不働態になる場合があり、容量が下がる原因になる。

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電解液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/24 06:41 UTC 版)

アルミニウムイオン電池」の記事における「電解液」の解説

イオン液体等の非水系電解質用いる。充放電時に絶縁性不働態になる場合があり、容量低下の要因になる。

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電解液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/25 10:14 UTC 版)

亜鉛イオン電池」の記事における「電解液」の解説

他のアルカリ金属アルカリ土類金属使用する金属イオン電池とは異なり起電圧が水の電気分解電圧よりも低いので高価なイオン液体等の非水系電解質用いず水溶液系の電解質使用可能。

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電解液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 15:15 UTC 版)

ナトリウムイオン二次電池」の記事における「電解液」の解説

水系では低エネルギー密度になるため、非水系電解質用いる。炭酸ジメチル炭酸エチレン炭酸プロピレンなどが候補となる。炭酸プロピレン溶媒もしくは炭酸エチレンとジエチルカーボネートの混合溶媒優れた特性示し100回以上充放電繰り返して容量劣化ほとんどないまた、ナトリウムはセミソリッドフロー電池正極材としても検討されている。

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電解液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 22:28 UTC 版)

ニッケル・鉄電池」の記事における「電解液」の解説

電解液は運搬者として作用しセル機能を果たすため、化合には含まれない。その比重は充放電中の蒸発および温度変化以外からは影響受けない比重かなりの変動許容でき、電池効率のみに影響与える。

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