エネルギー密度とは? わかりやすく解説

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エネルギー密度

英語 energy density

発生エネルギー当たりの燃料容積または重量数値化したもの代替エネルギー可能性をはかる尺度として使われ、L/kWhまたはkg/kWhで表される自動車の場合のエネルギー密度は、クルマ総重量航続距離直接影響する。現在エネルギー密度がもっとも高いのはディーゼルエンジンで、60L(約50kg)の燃料で、約500kWhのエネルギー発生する。これは1.2t程度小型車ならハイウェイを1500km以上ノンストップ走れエネルギー量。このエネルギー密度でみると、従来型内燃機関は優秀で、それが代替エネルギーへの転換難しいものにしているともいえる。


エネルギー密度(電池)

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

エネルギー密度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/26 07:37 UTC 版)

エネルギー密度(エネルギーみつど、: energy density)は、空間に保存された単位体積あたりのエネルギーの量で、主に u を使って表される[注 1]静止質量による静止エネルギーのような利用できないエネルギーを除いた有用な或いは抽出可能なエネルギーで測定される[2]宇宙論一般相対論などでは、エネルギー密度はエネルギー・運動量テンソルに対応すると考えられている。エネルギー密度は圧力と同じ次元を持っており、圧力は系における単位体積あたりのエンタルピーを測定したものであるとも言える。


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注釈

  1. ^ 俗語としては単位質量あたりのエネルギーの意味で使われることもあるが[1]、この場合の正確な用語は比エネルギーである。

出典

  1. ^ 栄養・生化学辞典
  2. ^ Special Publication 811”. NIST Guide to the SI. NIST. 2017年5月26日閲覧。


「エネルギー密度」の続きの解説一覧

エネルギー密度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 14:00 UTC 版)

パナソニック充電式ニッケル水素電池」の記事における「エネルギー密度」の解説

商品化当初1990年平成2年)、パナソニック充電式ニッケル水素電池体積エネルギー密度190 W・h/Lであり、当時同社ニッケル・カドミウム電池比べて119 %のエネルギー効率であったが、1997年平成9年)現在、高容量化に向けた開発努力結果現在の同社ニッケル・カドミウム電池に対して175 %の350 W・h/Lとなっている。

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エネルギー密度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:24 UTC 版)

電池」の記事における「エネルギー密度」の解説

電池のエネルギー密度には「重量エネルギー密度」と「体積エネルギー密度」の2つがある。ここでのエネルギーは〔Wh〕や〔J〕で表現されることが多く電池のエネルギー密度は一般に〔Wh/kg〕や〔Wh/L〕で表される実際電池のエネルギー密度は活物質以外の構成要素含まれることもあり、活物質だけの計算値の20-40%程度の値になる。 負極電極電位(V)正極電極電位(V)Li+/Li -3.040 Cu2+/Cu 0.347 Zn2+/Zn -0.763 Fe3+/Fe2+ 0.771

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