ゼロエミッション車規制

大車林

ゼロエミッション車規制

英語 zero emission vehicle requirement

アメリカ・カリフォルニア州における排出ガス規制で、排出ガスをゼロにしたクルマ(ZEV)の導入を義務づけている。年間販売台数が4500台を超えるメーカーは、乗用車と小型トラックの販売台数の10％をZEVにしなければならないというもので、2003年からの実施予定だった。超低排出ガス車で補充できるよう修正されたが、実施時期は2年間延期になった。ZEVにするには、現状ではいままでのガソリンなどを燃料とした内燃機関のクルマでは不可能で、電気自動車とかFCEVなどの導入に頼らざるを得ない。世界のメーカーは今後のさらなる排出ガス規制強化の動向にも対応していくため、FCEVなどの開発にしのぎを削っている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。