索道とは? わかりやすく解説

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さく‐どう〔‐ダウ〕【索道】

読み方:さくどう

《「架空索道」の略》ロープウエー法令上の呼び名


索道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 07:55 UTC 版)

索道(さくどう)とは、空中に渡したロープに吊り下げた輸送用機器に人や貨物を乗せ、輸送を行う交通機関である。ロープウェイropeway)、ゴンドラリフトスキー場などのリフトなどが索道に含まれる。


注釈

  1. ^ a b “曳”は常用漢字でないため「えい索」「支えい索」と表記されることもある。
  2. ^ ただし、谷越えの地形に橋梁を設置して対応する事もある。
  3. ^ ただし、旧式のロープトゥ・リフトといった単純にロープを掴むだけの物は、自分のタイミングでロープに掴まるだけで良いのでそれほどの技量を必要とせず、特に初心者には使いやすい。
  4. ^ 前身は索道事業規則(「逓信省令第36号」『官報』1927年9月3日)。1926年(大正15年) 紀伊自動車が旅客索道の認可申請を行なった時点では根拠法令が存在せず、貨物索道の拡大解釈という形で三重県の認可によって営業を開始した。
  5. ^ 「ひばり号」は空中ケーブルカーと呼ばれ、東急百貨店の東館(当時は「東横百貨店」)から西館(当時は玉電ビル)を回遊して戻る全長75mのルートで運行されたが、西館での下車はできず、定員12名ながら子どものみ乗車可能という制約もあったため、遊園地の遊具に近い性質を持っていた。ただし、東京の中心商業地でその路線が私有地を越えた例も(当時の日本国有鉄道の渋谷駅の上空を通過した)、展覧会輸送などの期間限定ではなく通年で市街地内運行が行われた例も、日本の索道・ロープウェイ史上で類似事業はない。

出典

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  26. ^ 鬼怒グリーンパーク 水上アスレチック(宝積寺)
  27. ^ 鬼怒グリーンパーク公式Instagram 写真ギャラリー
  28. ^ 那賀川倶楽部2007年11月号 - ウェイバックマシン(2012年1月13日アーカイブ分) (PDF) 四国地方整備局那賀川河川事務所
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索道(ロープウェイ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 02:34 UTC 版)

東方茨歌仙 〜 Wild and Horned Hermit.」の記事における「索道(ロープウェイ)」の解説

39話にて運行始まった守矢神社へと続く移動機関河童作り出した機械であるため、水力で動く。にとりによれば、冬でも運行できるように間欠泉使っているため、維持費がかかるらしい。

※この「索道(ロープウェイ)」の解説は、「東方茨歌仙 〜 Wild and Horned Hermit.」の解説の一部です。
「索道(ロープウェイ)」を含む「東方茨歌仙 〜 Wild and Horned Hermit.」の記事については、「東方茨歌仙 〜 Wild and Horned Hermit.」の概要を参照ください。


索道(リフトなど)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 00:15 UTC 版)

スキー場」の記事における「索道(リフトなど)」の解説

日本語では、チェアリフト・ロープウェイ・ゴンドラリフト・滑走式リフト等のことを索道と言う多くスキー場はチェアリフト・ロープウェイ・ゴンドラリフト等によって山頂付近まで上りスキースノーボードゲレンデ滑り降りてくる。しかし初心者には、チェアリフト乗ること自体難しいこともあり、チェアリフト乗降失敗すると、動いているシート身体や頭をぶつけたり、スキー板スノーボード搬器に引きずられて足を骨折するなどの危険がある。また非常時にはチェアリフト緊急停止するため他の客にも迷惑がかかることもある。そのため、まず最初スキースノーボードを履かないでブーツスキーストック併用)のみで歩行して脚を慣らした後、スキー板スノーボードなどを担いでゲレンデの端を歩いて登るスキー場合は板を履いたまま階段登行・開脚登行呼ばれる登り方で、スノーボード場合ビンディング片足だけを外して歩く登り方で短い距離を登っては滑り下りる練習繰り返すことから開始し、「滑る」「曲がる」「止まる」ができるようになってから、続けてチェアリフト乗り降り方法覚えた上で、山の中腹程度までしか行かないチェアリフトなどを利用し徐々にステップアップしていくのが一般的である。これらをスキースクールインストラクター指導の下で行うこともある スポーツ・レジャーとして定着する頃にはこうした初心者やファミリーユーザを念頭においたコース整備進みブームとなった頃には1つスキー場初心者向けから上級者向けまで様々なコース揃った広大なスキー場一般的な存在となった結果ゴンドラリフトチェアリフト多種多様なものが生まれている. 通常ゴンドラリフトは4~12程度同時に乗れて、ある程度長距離比較高速登る輸送能力が高いものが多い。乗降時にはメインワイヤーから離れてゆっくり進み自動循環式呼ばれる)、スキー板ボードゴンドラリフト外側取り付けられ専用スキー・スノーボード立て立て掛けておいて中に乗り込む小型ロープウェイであるので、チェアリフトほどの落下の危険がないためかかなりの高度となる場合もあり、素晴らし眺望堪能できる降車後は終点山頂から一気に麓を目指し難易度の高い急斜面での滑降、あるいは緩斜面滑降ながら抜群眺望を楽しむ、林間コースロングラン滑り降りる等といった複数選択肢取って楽しむことができる。また、最近ゴンドラリフトでは、ニセコHANAZONOリゾートHANAZONOシンフォニーゴンドラなどのように路線途中中間駅設けて途中下車できる構造としたり、ニセコビレッジのアッパービレッジゴンドラやビレッジエクスプレスなどのように初級者向けエリア設置して初心者利用しやすくしたものもある。 詳細は「索道#搬器の種類」を参照 一方一部長距離の物を除いた例えゴンドラリフト路線間に2~3線程度配置されているチェアリフトは、麓付近で滑ることの多い初心者検定レースなどの決まったコースでの利用景色特定のコース自体スキーのモーグルコースやスノーボードハーフパイプ等フリースタイルコースなど)を楽しみたい場合、あるいは「山頂は無理でも途中中腹位からなら…」という場合等において、乗り継ぎ含めた巧み配置ゴンドラリフト補っている。 チェアリフトスキー板スノーボードを履いたまま搬器イス)に座るものが主流で、通常は1~8人が乗車でき、いかなる定員場合でも1座席200kgまで耐えられるように設計されている。1~4人乗りそれぞれシングルペアロマンス)、トリプルクワッドの名称が付くが、6人以上リフト現在の日本において独自の呼称が無い。なお、石打丸山スキー場ニセコビレッジなどに設置されている、同じケーブル6人乗りリフト搬器ゴンドラリフト搬器混合運用されているものもあり、これは「コンビリフト」と呼ばれている。 旧来からのシングル1人乗りリフト乗車時や風などで前後左右揺れことがあるために幾分心許ないものもあり、乗車時は、搬器バーにしっかり掴まるか腕を掛けるよう推奨されている。また、後に出現した高速タイプ通常2.0 - 2.5 m/s速度)の物は、乗降時に速度速くてタイミング取りにくいことがあるので乗降技術が必要で、初心者にはあまり勧められないペアリフト上の乗車定員の物は、搬器ケーブル(支曳索)に固定され一定速度で動く固定循環式の他に、乗降停留場搬器ケーブルから離れてゆっくりと動く自動循環式の物もある。初心者自動循環式リフトの方が乗車しやすいことになるが、自動循環式リフト長距離リフトである場合もあり、その関係でリフト乗降停留場間の範囲内にあるゲレンデ急斜面箇所含まれることがあるので、あらかじめリフト運行範囲間にあるゲレンデ傾斜、あるいは「初級」「中級」「上級」といった表記などを把握する必要がある詳細は「チェアリフト」を参照 その他、後述ロープトゥ・リフト、Jバーリフト、Tバーリフトプラッターリフトマジックカーペット呼ばれる雪面上を滑りながら上昇する滑走式リフトという物もある。 詳細は「滑走式リフト」を参照 日本最長ゴンドラリフト苗場スキー場かぐらスキー場を結ぶドラゴンドラであり、その距離は5481mで、約15分で結ばれている。

※この「索道(リフトなど)」の解説は、「スキー場」の解説の一部です。
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