心許ない

実用日本語表現辞典

心許ない

心許ない（こころもとない）とは、安心できない、不安定である、または確信が持てない状態を指す言葉である。この表現は、物事の結果や進行に対する不確実性や不安感を表す際に用いられる。例えば、「試験の結果が心許ない」や「足元が心許ない」などと使われる。また、人間関係においても、「彼の態度が心許ない」のように、信頼性や確実性が欠けている状況を表すのにも使用される。この言葉は、日本語の表現として広く用いられ、その使用例は多岐にわたる。

（2023年9月16日更新）

デジタル大辞泉

こころ‐もとな・い【心^▽許無い】

読み方：こころもとない

［形］［文］こころもとな・し［ク］

１ 頼りなく不安で、心が落ち着かないさま。気がかりだ。「子供たちだけでは—・い」「古い木橋で—・い」

２ 待ち遠しくていらいらするさま。じれったい。

「宵過ぐるまで待たるる月の—・きに」〈源・末摘花〉

３ はっきりしない。ぼんやりしている。

「花びらのはしに、をかしき匂ひこそ、—・うつきためれ」〈枕・三七〉

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心許ない

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 08:36 UTC 版)

この単語の漢字
心	許
こころ 第二学年	もと 第五学年
訓読み	訓読み

和語の漢字表記

心許ない (こころもとない)

1. こころもとないの漢字表記。