特徴的な演出
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アスペクト社の『SFアニメがおもしろい―機動戦士ガンダムから新世紀エヴァンゲリオンまで―』(EYE・COM Files著、1996年12月、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:linear-gradient(transparent,transparent),url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-89366-643-7)で、これらについて言及した記述がなされている。 ミサイル一斉発射 ロケット花火遊びから生まれた板野サーカスの代名詞。従来のロボットアニメではサブウェポン扱いだったミサイルに着目した板野は、「弾数の多さ」「ミサイルの動き」をアピールする演出を行った。ミサイル群は絡み合うような複雑な軌道をとり、糸引く白煙で立体的かつ芸術的な航跡を描く。その模様から、「納豆ミサイル」とも呼ばれる。 同じミサイルでも標的へ一直線に飛ぶ「優等生タイプ」、標的の機動を予測して先回りする「秀才タイプ」、目立とうとジグザグに飛ぶ「劣等生タイプ」と個性を分けて演技させている。また、それらを緊急回避する標的機の機動も見所になっており、時によっては標的にも向かわず、画面を通り過ぎるだけのミサイルも描写される。 板野いわく、「ミサイルは軌道が最も重要」らしく、「ミサイルが一本でも二本でも、流れが綺麗なら板野サーカス」と述べている。 レンズ効果 撮影カメラが被写体の位置により、遠距離では望遠レンズ、中間では標準レンズ、手前では魚眼レンズに切り替わるように描き、画面の奥行きやスピード感を印象付ける(たとえば、画面奥で発射されたミサイルが望遠像から手前に近づくほどワイドな屈曲像に変化する、など)。板野はこれを「画角アニメーション」と呼んでいる。 動体視点 スカイダイビングの空中撮影のように自在に移動するカメラワーク。主観的な視点で被写体を追いかけ、フレームイン・フレームアウトを交えて臨場感を味わわせる。さらに極端に言えば、あくまでも最低限のカメラワークで被写体を追いかけようとする概念とも定義できる。 3DCG採用以降の作品はとくにこの傾向が顕著で、一瞬遅れるカメラの動きなどはその最たるものである。そのため、板野の立体的な戦闘シーンを視聴者により印象付けている。「マクロスシリーズ」の3Dシューティングゲームでは、プレイヤーの機体をカメラで撮影しているように見せる「バリアブルビュー」の監修を行っている。 爆発・崩壊エフェクト 破壊対象物の構造を考え、被弾による内部誘爆(たとえば、ダイダロスアタックの敵艦破壊シーン、など)、衝撃波による崩壊などのプロセスを描き分ける。円形から三日月型に明滅する無数の爆発光も特徴。 残酷描写 原画マン時代からキャラクターの首が飛ぶ、頭が潰れるなどの過激なスプラッター描写が多い。テレビアニメではぼかされる(『ガンダム』でシャア・アズナブルがキシリア・ザビを射殺するシーンでも、原画でははっきりと描かれていたものが映像ではぼかされている)が、映画やOVAではかなり残酷なシーンがあり、海外輸出版で全カットされるケースもあった。
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特徴的な演出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/17 15:51 UTC 版)
「アンダーディフィート」の記事における「特徴的な演出」の解説
本作では地上、空中敵のあたり判定が一択となっているもの主流になったSTGにおいて、それらを明確に分けている地形要素ありのSTGとなっている。 ミリタリー色の濃い世界観を持ち、演出の方向性はリアル志向。爆風を受けた樹木や煙が揺らいだり、戦車が走るときに地面の凹凸を拾い車体が揺れたり、撃墜された敵戦闘機がきりもみ墜落したり、敵味方問わず弾発射時に排莢の演出があったり、巨大な車体を支えるために地面にアンカーボルトを打ち込む車両があったりと、演出のこだわりぶりを挙げると枚挙にいとまが無い。破片が水辺に落ち波紋を広げる演出は、セイブ開発の雷電シリーズ以来である。 ステージクリア時に、敵の戦死者数が表示される。これは破壊した兵器ごとに加算され算出された数字で、プレイごとに戦死者数が変わる。「推定」とされるのは、例えば4名が定員の戦車に3名のみ搭乗していた場合は考慮しないからだという。 敵弾に被弾した瞬間、ゲーム中の時間が一瞬止まった後に自機が爆発を起こす。この間にどの敵弾に当たったのかを確認できるが、自身も一瞬止まってしまったプレイヤーも多かったという。 特定の条件を満たすと、最終ステージクリア後に2周目が開始する。2周目はステージが左右反転されたものになる。また、敵破壊時に撃ち返し弾が発生し、ステージ背景やステージクリア時のビジュアルに1周目と異なるものが用意されている。
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