魚眼レンズとは? わかりやすく解説

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ぎょがん‐レンズ【魚眼レンズ】

読み方:ぎょがんれんず

画角が180度以上の広角凸レンズ全天レンズフィッシュアイレンズ


魚眼レンズ

読み方ぎょがんレンズ
別名:フィッシュアイ
【英】fisheye lens

魚眼レンズとは、写真撮影などに使用されるレンズ一種で、180度前後画角持ったレンズのことである。

魚眼レンズを用いると、半球状盛り上がったレンズの光屈折利用し人間の視野には収まらないほぼ平(180度)の視野一度感光体に写すことができる。

魚眼レンズは被写体歪曲して写す特徴をもっており、画面の端ほど極端に曲がって写るようになっている多く場合、この特徴逆に効果として利用し特徴的な構図写真撮影するために使用される



※画像提供 / キヤノン販売株式会社
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魚眼レンズ

作者宮崎誉子

収載図書少女@ロボット
出版社新潮社
刊行年月2006.2


魚眼レンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/10 17:05 UTC 版)

魚眼レンズ(ぎょがんレンズ)またはフィッシュアイレンズ英語: fisheye lens)とは、カメラなどに使用する写真レンズで、中心射影方式でない射影方式を採用しているものを指す。


注釈

  1. ^ 魚眼レンズで方眼紙を撮影した場合、画面で縦横のそれぞれの中央の一線以外は曲線として描写される。
  2. ^ 魚が水面下から見るであろう景色に着目した命名であり、水中で魚の眼が魚眼レンズのように結像するということではない。
  3. ^ 中心射影方式の立場から見て、等距離射影方式で設計されたレンズを「歪曲収差が残っている」と説明することもできないことはないが、逆に等距離射影方式の立場から見て、中心射影方式で設計されたレンズを「歪曲収差が残っている」と説明することも可能である。

出典

  1. ^ a b c d 沼澤茂美「魚眼レンズで180°天体写真 ― 星空の全てを手に入れる」『月刊星ナビ』第25巻第6号、アストロアーツ、2024年6月、32-43頁。 
  2. ^ a b 山下恵、吉村充則「全天カメラを用いた空の状態観測手法の開発」(PDF)『写真測量とリモートセンシング』第47巻第2号、日本写真測量学会、2008年、50-59頁。 
  3. ^ a b 宮本健郎「魚眼レンズの射影について」(PDF)『応用物理』第33巻第3号、応用物理学会、1964年、212-214頁。 
  4. ^ a b 『ニコンの世界第6版』p.105。
  5. ^ a b c 『ニコンの世界第6版』pp.250-255「ニッコールレンズ用語辞典」。
  6. ^ 小倉 敏布『写真レンズの基礎と発展』(1版)株式会社 朝日ソノラマ〈クラシックカメラ選書〉、1998年3月10日。ISBN 4-257-12012-6 
  7. ^ a b c 『ニコンの世界第6版』p.29。


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魚眼レンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/17 03:21 UTC 版)

イメージサークル」の記事における「魚眼レンズ」の解説

魚眼レンズのうち円周魚眼レンズでは、イメージサークルを、撮像面の短辺サイズよりも小さくすることで、各方向の、180度の画角異なるものもある)を投影するより大きいイメージサークルを持つ対角魚眼レンズでは、イメージサークルの径を撮像面の対角線の長さ同じにして、対角線方向のみ180度の画角投影する

※この「魚眼レンズ」の解説は、「イメージサークル」の解説の一部です。
「魚眼レンズ」を含む「イメージサークル」の記事については、「イメージサークル」の概要を参照ください。


魚眼レンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 01:47 UTC 版)

写真レンズ」の記事における「魚眼レンズ」の解説

通常歪曲収差可能な限り補正するが、歪曲収差コントロールした状態で残して画像歪んで特殊な効果出せ超広角レンズを魚眼レンズという。詳細は「魚眼レンズ」を参照

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