採点基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 09:57 UTC 版)
精密採点は、歌唱時に以下のような要素を検知し、演奏終了後に画面で通知する。 音程 楽曲ごとに設定されているメロディーライン(ガイドメロディー)に対して音程の正確さを判定する。ガイドと声の音程が一致すると、画面右上部の桃色のアイコンが点灯する。また精密採点II、DXでは、「見えるガイドメロディー」のバーと自分の「歌唱軌跡」のバーが重なるとバーの色が桃色(DXでは黄緑色)となり、音程が合っている事が視覚的に分かる。通知画面では楽曲全体通しての正確さが整数の百分率で表される。 加えて、精密採点プラスでは「高音域」「中音域」「低音域」それぞれの評価が5段階評価で5目盛のメータに示され、精密採点IIでは「低音」「高音」それぞれの評価が4種類のマーク(◎・○・△・×)で示される。また精密採点DXでは音程正確率の変化が折れ線グラフで表示される(JOYSOUNDの分析採点にも見られる)。 精密採点DX以降では、演奏区間が終わるごとにガイドメロディーの左から右へ光が流れる。この光のパターンは5種類あり、演奏区間毎の音程正解率によって変化する(90%以上:虹色、80%~89%:黄色、70%~79%:赤、60%~69%:青、59%以下:光無し) しゃくり 設定された音程よりも低い音をまず発声し、そこから本来の音程に近づける歌唱法で、判定された場合、画面右上部の黄色いアイコン(DXは赤、DX-G以降はオレンジ)が光る(IIではバー上の検知ポイントに配置)。通知画面では合計回数で表される。 ビブラート ある程度の音高を保って声を揺らす歌唱法を指す。ビブラートを検知した場合、採点に加算される。歌唱中にビブラートが検知されると、画面右上部の緑色のアイコンが光る(II以降ではバー上の検知ポイントに配置)。通知画面では、1曲中での合計時間(秒単位。1秒未満の場合、小数点以下1桁も表示。I・II・DXは99秒迄しか表示されないが、DX-Gは100秒以上の数値も表示される)と揺れの波形がタイプ別診断で示される(精密採点デュエットでは波形タイプ診断は省略)。Iではビブラートの多用のみでも点数が上がりやすいが、II以降はビブラートの多用のみでは得点は上がりにくい。 抑揚 抑揚(強弱)について判定し、得点に加算する。楽曲が幾つかのセクターに別れていて、セクターごとに最大音と最小音を比較して評価している。通知画面では、楽曲全体を通しての評価が11段階評価で5目盛のメータに示される。 演奏時間 結果画面には表示されないが、曲のどこまで歌ったかで得点が変わる。演奏時間が規定より短いと最高点が下がる。概ね2度めのサビまたは楽曲の後半で得点が漸増し、それ以降が100点満点となる。 リズム(精密採点プラスを除く) 伴奏に対して歌唱が速い場合には「走り」、遅い場合には「タメ」と判定され、いずれも減点対象になる。7段階のグラフメーターによって表される。 こぶし(精密採点プラス、精密採点II・DX) 基本となる旋律の中で音を細かく動かす装飾音的な節回しで、判定された場合、青いアイコンが画面最上部バー上の検知ポイントに配置される。通知画面では合計回数で表される。 フォール(精密採点II・DX) 設定された音程をまず発声し、そこから音程を下げていく歌唱法で、判定された場合、赤いアイコン(DX以降は紫)が画面最上部バー上の検知ポイントに配置される。通知画面では合計回数で表される。 ビブラートの上手さ(精密採点II・DX) ビブラートの波形の美しさを評価する。通知画面では、楽曲全体を通しての評価が11段階評価で5個の緑色の★(DXは●)マークで示される。 ロングトーンの上手さ(精密採点II・DX) ロングトーン(同一音程で長く音を伸ばす)の美しさを評価する。通知画面では、楽曲全体を通しての評価が11段階評価で5個の桃色の★(DXは●)マークで示される。 ふたりの息ぴったり度(精密採点デュエット) EXILE指数(EXILE精密採点DX) 80点未満で初ザイル、80点~83点でふつうザイル、83点~86点でアマザイル、86点~90点でウマザイル、90点~95点でプロザイル、95点以上でエグザイル級となる。 Ai感性(精密採点Ai) 精密採点Aiのみに搭載されている採点基準。演奏区間ごとにAiが歌唱を分析し、「Aiによる聞き心地」を評価する。ガイドメロディーの右下にメーターが表示されており、Ai感性がプラスならピンクの、マイナスだと青いバーが伸びる。 Ai感性の判定基準は主に「しゃくり」「こぶし」「フォール」「ビブラート」の他に、リザルト等には表示されないが「アクセント」「エッジボイス」「ハンマリング」「ヒ―カップ」の4つの裏判定がある。リザルト画面には演奏区間ごとの棒グラフとAi感性の点数が100点満点で表示される
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採点基準
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一般試験の採点基準は、警察庁交通局運転免許課が定める「運転免許技能試験に係る採点基準」によって持ち点100点からの減点方式により採点される。
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