各編の主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:39 UTC 版)
沢村ナオキ(さわむら ナオキ) 一条のファンである中学生。 神崎に一条も愛用していると騙されて麻薬漬けにされていたが、一条と晴矢に救出され晴霽に薬を抜かれて立ち直る。それ以降もFIRE GUNSのライブがあるごとに入場し、潰そうとする輩がいると知ればアメフト防具などで武装する。 森山(もりやま)、カズ 声 - 有沢俊浩、吉田孝 一条のバンド仲間で、ベーシストの森山とドラマーのカズ。一条からFIRE GUNSのサポートを頼まれ、ライブハウスに向かっていたが、マッドサタン(後述)に拉致される。 マスター(DALI) 一条のいるFIRE GUNSがよくライブを開くライブハウスの店主。サルバドール・ダリを彷彿とさせる口ひげが特徴。一条に全幅の信頼と期待を寄せ、良き相談相手でもある。 マスター(おでん屋) ボブじいさんがよく通うおでん屋屋台の店主。かつて心臓発作で倒れたところをピカソとボブじいさんに救われたことから、恩義を感じている。おでん代も無料で良いと言っているが律儀に払っている。 本城勇一(ほんじょう ゆういち) 声 - 結城比呂 楽高野球部の主将で捕手。3年。2年生の時に強打者としてチームを牽引し、部員と甲子園を目指して予選の決勝に進出するが、野球賭博に絡んでいた対戦相手の肩繰高野球部の氷堂達に妨害され、夢を絶たれる。目の下に傷があり、それは当時の乱闘でついたもの。日々野の事を当初は「バットを喧嘩の道具に使う不良」 と嫌っていたが、肩繰高に襲撃された際に助けられた事で和解する。アニメ版では主将ではなく、ポジションも三塁手に変更されているが、肩繰高野球部との試合終盤で揉山に代わってマスクを被る。 君島祥子(きみしま しょうこ) 一条の初恋の相手だったが、思いを告げられずに終わった親友の1人。布袋中学の元スケバンで獄瞑(ごくつぶ)市内の高校に通う。一条のことを「マコっちゃん」と呼ぶ。風間の恋人でもある。 風間憂作(かざま ゆうさく) 一条の不良時代からの親友。布袋中学出身。中学時代、一条にバイクの運転技術やマックスターンを教え、一条と一緒に「ニトロブラッズ」という名のバイクチームを旗揚げした。獄瞑市内の高校に君島と共に進学したことを皮切りに君島との将来のために足を洗い、自動車整備工場で整備士の勉強をしている。冷静な性格だが、君島が友達をチンピラから庇って顔を見せたくない怪我をした際には元凶である蛇沼に喧嘩を売り、一発で気絶させるなど激情家の面を見せた。ミリオンの後ろ盾を得た蛇沼に足を撃たれて入院している最中、今度はミリオンに命を狙われるようになる。日々野と一条の活躍でミリオンが壊滅したことで、ミリオンの脅威から解放された。かつて神崎に喧嘩を売った時の一条の表情を覚えており、一条がナンバー1を追い詰めた際には、その時のことを思い出した。 赤川順平(あかがわ じゅんぺい) 新設校「私立紫怨(しおん)高校」の1年生。亡き兄の夢である「ラスベガスで一発当てる」というアメリカンドリームを引き継ぐ為、亡き兄の遺産の隠し場所が描かれた地図の入ったドラゴンジャケットを黒崎から取り返してもらうよう晴矢たちに依頼する。晴矢からは「チャパツ小僧」と呼ばれた。ドラゴンジャケットを取り戻し、神社にある2人だけの秘密の場所に隠されていた遺産も手に入れるが、兄との本当の宝物(車やロボットの玩具)も見つけたことから兄の夢ではなく自分の幼い頃からの夢を叶える道を選び、遺産も神社に寄付した。 家族は兄と父親が登場。兄は超が付くほどのギャンブラーで莫大な借金を作りながらも1000万円を手に入れるが、その直後に亡くなる。ギャンブルバカではあったが、そのお金で順平にお好み焼きをご馳走することもあった。父親はギャンブルで運を使い切って亡くなった長男の亡骸と対面した際、順平の見ている前で初めて涙を流した。 愛原めぐみ(あいはら めぐみ) 声 - 半場友恵 山奈の中学生時代の後輩。親の離婚をきっかけに、学校をサボって街で適当に遊んでいた。ある日、不良に絡まれたところを伊部達に助けてもらい、彼女達と知り合い遊んでいた。伊部達にヌード写真を無理矢理撮られ、それをネタに山奈のベスパを盗ませたり、果てには売春するよう脅される。日々野たちの尽力や山奈に諭されて自分と向き合うことの大切さを思い出す。 青木(あおき) 雨宮の先輩でライブハウス「エデン」の現店主。元々ライブハウスは父親が経営していたが、鮫島率いる葦怒(アシド)高校のバンドを追い出したことで連中に逆恨みされた。父親が経営を退いて引き継ぐも、葦怒高校の連中に嫌がらせを受けて、閉店の危機にある。一条は雨宮の頼みでFIRE GUNS復活ライブをこの「エデン」でやることに決め、後に最終話での日々野ボーカルデビューへの伏線となっていく。 揉山静花(もみやま しずか) 声 - 白鳥由里 正象の妹で、夢殿(ゆめどの)学院高校の1年生。母親とそっくりの美人で、揉山家の家族写真を見た日々野と一条に「遺伝子が混ざらないことがあるんだな」と言わせるほど、兄妹は容姿も性格も似ていない。 学園祭の実行委員をしていたが、魅上に目をつけられ拉致されそうになる。実際に助けたのは兄の正象であったが、晴矢が自分だと嘘をついたため、彼にお礼を言うため楽高に来る。 桃山太郎(ももやま たろう) 声 - 柊美冬 ゲームの好きな小学5年生。格闘ゲームのみでは飽き足らず、実際に人にケンカさせて観客の小学生達に有料で見物させていた。非常に「マセガキ」であり、自分がトランシーバを通して操るキャラが次々と相手を倒していくことで自分も強いと勘違いしていた。当初は伊部と組んで街の不良を相手にしていたが、偶然にも日々野と一条を連れてきたために伊部から「こいつらとは戦えない」とコンビ解消を通告される。代わりに荊木・ナオミ・シンジの3人を見つけてバトルを再開するが、最終的に3人に裏切られ、彼らを倒した一条達と和解する。 森下由紀(もりした ゆき) 楽園北中学の後輩。不良に絡まれているところを雨宮が新品のギターを犠牲にして助けた。後に椎名に一目ぼれする。椎名と二度目のデート後に沖縄に引っ越す。 姫乃木彩(ひめのぎ あや) 花魁高校3年生。たまたま街で出逢った鬼頭との間に1児(ユウキ)を産んだが、彼の凶暴な計画を知ったあとはユウキを連れて鬼頭の下から逃げ出し、晴霽の教会にユウキを置いていく。その後すぐヨキに捕まる。再び鬼門高校に捕らわれた際には、入浴を強要されたときに逃げ出す計画を立てるなど、肝が据わっている(もちろん自身の考えでは全裸だったが、一緒に捕らわれていた春香に促され、浴槽に浸かっていた薬草を着けている)。晴矢からは「ヤンママ」と呼ばれる。 谷口 楽高に赴任してきたスキンヘッドの生活指導教師。庄野ら不良どもが最も恐れる教諭。
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