初代 LA300F/310F型(2012年 - 2017年)
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「スバル・プレオプラス」の記事における「初代 LA300F/310F型(2012年 - 2017年)」の解説
車検証上の型式はLA300F型(2WD車)・LA310F型(AWD車)となるが、スバル社内型式はRE系としている。 ステラ(←ムーヴ)とサンバートラック(←ハイゼットトラック)を除く他のスバルの軽自動車同様、外観上はエンブレム類の変更のみだが、イースとエポックでは装着されている「eco IDLE(エコアイドル)」エンブレムが商標権の関係で装着されていない違いがある。 グレード体系はイース/エポックと同一だが、2WD車は「E」・「F」・「L」・「G」、4WD車は「FA」・「LA」・「GA」と「G」を除いてグレード名称が異なる。「E」はイース/エポックの「D」と同等の装備内容となるが、「G」・「GA」はイース/エポックの「G」・「Gf」に標準装備されているTRCはVSC(VDC)と併合されているため未表記である。「F」・「FA」・「L」・「LA」はイース/エポックの「L」・「Lf」・「X」・「Xf」ではなく、イースの特別仕様車「memorial edition」(以下「メモリアル」)がベースとなっており、「F」・「FA」はイースの「L memorial edition」・「Lf memorial edition」とほぼ同等の装備内容、「L」・「LA」はイースの「X memorial edition」・「Xf memorial edition」からメッキグリルを省いた装備内容となる。 後期型では最上位グレードの「G」・「GA」は「スマートアシスト」をはじめとする装備内容の充実により「G スマートアシスト」・「GA スマートアシスト」に改名するとともに、「スマートアシスト」を装備した「F スマートアシスト(イース/エポックの「L"SA"」相当)」・「FA スマートアシスト(同「Lf"SA"」相当)」・「L スマートアシスト(同「X"SA"」相当)」・「LA スマートアシスト(同「Xf"SA"」相当)」を追加した。また、L系グレードは非装備となっていたフロントメッキグリルが新たに装備されたことでイース/エポックと装備内容がほぼ同一となり、エンブレム類の変更のみとなった。 2014年7月の一部改良で、「G スマートアシスト」と「GA スマートアシスト」はスーパーUVカット&IRカットガラス(フロントドア)と花粉除去機能付エアクリーンフィルター(イースの特別仕様車「スマートセレクション」の装備品)を追加装備して「G スマートアシストα(イースの「G"スマートセレクションSA"」相当)」、「GA スマートアシストα(同「Gf"スマートセレクションSA"」相当)」にそれぞれ改名し、同時に「F スマートアシストα(同「L"スマートセレクションSA"」相当)」、「FA スマートアシストα(同「Lf"スマートセレクションSA"」相当)」、「L スマートアシストα(同「X"スマートセレクションSA"」相当)」、「LA スマートアシストα(同「Xf"スマートセレクションSA"」相当)」の4グレードを追加した。なお、2015年4月の一部改良により、「G スマートアシストα」・「GA スマートアシストα」は「G スマートアシスト」・「GA スマートアシスト」に名称を戻している。 ボディカラーはイースに準じており、「E」は「ホワイト」のみ、「F」・「FA」以上のグレードは前期型では「ホワイト」を含む7色に加え、「F」・「FA」・「L」・「LA」にはイースのメモリアル特別色となっている「ライトローズ・マイカメタリック」と「アーバンナイトブルークリスタル・メタリック(オプションカラー)」を加えた9色を、「G」・「GA」は「シェルローズ」を加えた8色をそれぞれ設定していた。後期型ではG系グレードにおいて、専用色だった「シェルローズ」を廃止する替わりに、F系・L系グレード(=イースのメモリアル)専用色だった2色が設定できるようになり、併せて、「E」以外のグレードに新色の「シャイニングレッド」を加えたことで、10色となった。 2012年12月10日 発表(12月21日販売開始)。 2013年8月19日 マイナーチェンジ(イース、エポックも同日にマイナーチェンジ)。 2代目・後期型ステラに採用した、低速域衝突回避支援ブレーキ機能、誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、VDC(イース、エポックのVSC&TRCに相当)の4つの機能で構成された「スマートアシスト」を一部グレードに採用するとともに、スバル車としては初採用となる、60km/h以上で走行中の急ブレーキ時にハザードランプを点滅させて後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナルを全車に採用し、安全性能を強化。燃費性能においても停車前アイドリングストップ機能の作動領域を11km/h以下に早め、CVTサーモコントローラー、気筒別燃焼制御、EGRクーラーを採用したことでエンジンの燃焼効率を高め、全車にタイヤディフレクタを、2WD車にはさらにフロアアンダーカバーとローダウンサスペンションも採用したことで空気抵抗を低減。これにより、JC08モード燃費を2WD車は33.4km/L、4WD車は30.4km/Lに向上した。外観はフロントバンパーをワイド感のあるスタイリッシュな形状とし、LEDのリアコンビランプはレンズやランプの一部をクリア化。内装ではシートを落ち着いた色目に、オーディオフェイス色をブラックにそれぞれ変更するなど内装の質感を高めた。スバル車なのにもかかわらず「EyeSight」を搭載していないのはOEM車のためであるが、警告文はEyeSightのそれを「アイサイト」から「スマートアシスト」に置き換えたものを利用しているため、「スマートアシストだけに頼った運転は、絶対に行わないでください。」と、口調が非常に強い(ムーヴ/ステラ、イース/エポックも同様)。 2014年7月9日 一部改良(イース、エポックも同日に一部改良)。 エンジンのアトキンソンサイクル化及びデュアルインジェクタの採用、CVTの制御改善などを行うことで、JC08モード燃費を2WD車は35.2km/L、4WD車は32.2km/Lにそれぞれ向上。併せて、Eを除く全グレードに衝突回避支援システム「スマートアシスト」 とスーパーUV カット&IR カットガラス(フロントドア)、花粉除去機能付エアクリーンフィルターの2つの装備を組み合わせた「スマートアシスト α」(イースの特別仕様車「スマートセレクション SA」に相当)を新グレードとして設定し、「G スマートアシスト」「GA スマートアシスト」を廃止した。また、L系グレードと「G スマートアシストα」・「GA スマートアシストα」には、ブラックシート(フロント上級シート表皮)を採用した「ブラックインテリアパック」をオプション設定した。本オプションを適用した場合、グレードにより、本革巻ステアリングホイール(六連星オーナメント付、L系グレード・「GA スマートアシストα」。「G スマートアシストα」は標準装備)、4スピーカー(「G スマートアシストα」)、ピアノブラック調オーディオパネル(L系グレード)、助手席シートアンダートレイ(「G スマートアシストα」・「GA スマートアシストα」)がそれぞれ追加される。 2015年4月8日 一部改良(イース、エポックも同日に一部改良)。 アイドリングストップ機能はエンジン再始動の条件にステアリング操作を追加、ヒルホールド機能にはアイドリングストップ作動による停車中の状態からの発進だけでなく、通常停車中の状態からの発進にも作動するように機能向上を施した。さらに、最上位グレードの「G スマートアシスト」・「GA スマートアシスト」には専用フィルムを貼付したカーボン調ブラックルーフを採用し、ブラック塗装のアウタードアミラー、Bピラーブラックアウト、メッキドアハンドルをセットにした2トーンカラーを新たに設定。2トーンカラーは「シャイニングレッド」、「パールホワイトIII」に加え、2トーンカラー専用色の「フェスタイエロー」を加えた3色を設定した。 2015年4月22日 特別仕様車「Black Edition」発売(本仕様車は先行で発売されたイースの特別仕様車「Limited SA」に相当する)。 「L スマートアシスト」・「LA スマートアシスト」をベースに、外観は専用ダークメッキフロントグリルと専用14インチアルミホイールを装備。内装はブラックシート(フロント上級シート表皮)やピアノブラック調オーディオパネルを採用してブラック基調に仕上げた。また、前述の2トーンカラーの設定ができるだけでなく、2トーンカラー専用色である「フェスタイエロー」は本仕様車専用色として単色カラーでも設定されている。 2016年7月 仕様変更。ボディカラーの「アーバンナイトブルークリスタル・メタリック」と「フェスタイエロー(2トーンカラーを含む)」をオーダーストップ、並びに廃止。 2017年4月1日 仕様変更。燃費基準の区分変更に対応し、2WD車は「平成32年度燃費基準+40%」、4WD車は「平成32年度燃費基準+30%」をそれぞれ達成した。 2017年5月9日 2代目と入れ替わる形で販売終了。 2020年5月29日(参考) SUBARU純正用品として「つくつく防止」を発売(ルクラ、RK型ステラ、RD型プレオ向けにも同時に設定) OEM元であるミライースの初代モデル(LA300S/310S型)に2019年7月に設定されたペダル踏み間違い時加速抑制装置をRE型プレオプラスにも同一仕様・同一名称で設定。「スマートアシスト」非装着車が対象だが、モデルによっては装着が不可となる場合がある。 F 後期型 FA スマートアシスト後期型 L スマートアシスト Black Edition後期型 F 前期型 F 前期型・リヤ F 前期型・室内
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