中華民国海軍とは? わかりやすく解説

中華民国海軍

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中華民国海軍(ちゅうかみんこくかいぐん、中華民國海軍、英語: Republic of China Navy)は、中華民国台湾)の海軍である。1911年の辛亥革命を受けての成立時点では清国海軍の後継組織だったが、国共内戦に敗れた中華民国は1949年〜1950年に中国大陸の支配権を一部の沿岸島嶼を除き喪失した。以降は、台湾の中華民国の海軍として存在しており、「台湾海軍」と呼称されることもある[1]


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  2. ^ 外務省『日本外交文書 大正9年』第一冊下巻 p.773
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  4. ^ #撃沈戦記(朝日ソノラマ)415頁
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  7. ^ 台湾が建造開始の潜水艦隊、中国の侵攻を数十年阻止できる可能性”. CNN (2021年1月16日). 2021年1月16日閲覧。
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  31. ^ 海軍不買MH-60R反潛直升機原因曝 邱國正:價格超過我能力 -- 上報 / 焦點”. www.upmedia.mg. 2023年10月29日閲覧。
  32. ^ 艦船與海洋工程產業特性與發展前景” (中国語). 台灣國際造船公司 (2016年8月5日). 2017年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月13日閲覧。
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  35. ^ 羅添斌 (2022年12月31日). “海軍公開徵求攻擊型小型無人機 性能類似美規「彈簧刀300型」”. 自由時報. 2023年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月31日閲覧。


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屋代 (海防艦)」の記事における「中華民国海軍」の解説

中華民国引き渡し時は接19号仮称された。引渡し後、峰(Xue Feng)の名が与えられる予定だったが、威臺(Wei Tai)と命名された。主武装は、日本製十年12cm高角砲2門であった。しかし主機の状態が悪く青島放置されていた。国共内戦中の1949年昭和24年2月青島中国人民解放軍迫ったことから急遽出港し台湾左営向かった1950年正安(Cheng-An)に改名、艦番号PF-76。左営にて大修理と大整備行いアメリカ製38口径5インチ単装両用砲2門、ボフォース 40mm機関砲2門、エリコンFF 20 mm 機関砲8挺を装備した第一次台湾海峡危機の間の1955年4月7日には烏坵島周辺臨安元日海軍択捉型海防艦対馬とともに中国人海軍陣地となった島々への砲撃行った1963年昭和38年)、他の日本製海防艦一斉に退役する同時に除籍・解体された。 屋代艦名海上自衛隊掃海艇「やしろ」に引き継がれた。

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伍法岳」の記事における「中華民国海軍」の解説

1949年に中華民国海軍機械学校に入学し一年後電気工学科入り1954年学士号得て1954年から1956年まで中華民国海軍に勤務し海軍中尉となる。1955年アメリカサンフランシスコレーダー工学半年勉強するために選抜される。彼はレーダーソナー専門家であったまた、象棋名手でもあった。

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中華民国海軍

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対馬 (海防艦)」の記事における「中華民国海軍」の解説

中華民国引き渡し時は接11号仮称されたが、引渡し後に臨安(Lin-An)(艦番号PF-77)と命名された。国共内戦中の1949年5月台湾脱出参加1953年基隆日本軍残していった十年12cm高角砲1門、三年8cm高角砲1門、九六式25mm単装機銃8挺を装備して武装第一艦隊旗艦丹陽)に配属された。 臨安1954年以降台湾海峡前線配置され1954年3月11日烏坵島周辺海域において永泰(元アメリカ海軍PCE-842級護衛艇)とともに中国人解放海軍舟艇5隻との戦闘行い撃沈記録している。第一次台湾海峡危機の間の1955年4月7日には烏坵島周辺正安元日海軍御蔵型海防艦屋代とともに中国人海軍陣地となった島々への砲撃行った1955年日本製武装保守が困難となってきたことから既存武装全て撤去しMk.22 3インチ単装緩射砲3門、ボフォース 40mm機関砲4門、エリコンFF 20 mm 機関砲4挺を装備その後敷設艇改装がされた。 1963年、他の日本製海防艦一斉に退役する同時に除籍・解体された。

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中華民国海軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 07:25 UTC 版)

キンバリー (DD-521)」の記事における「中華民国海軍」の解説

サウスカロライナ州チャールストン大西洋予備艦隊12年間を過ごした後、1967年6月1日台湾へ貸与され、中華民国海軍で安陽アンヤン、ROCSDD-18)として就役した。 1999年9月16日退役し2003年10月14日標的として沈没した

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