ヨーロッパ・北アメリカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:28 UTC 版)
「アメリカ軍」の記事における「ヨーロッパ・北アメリカ」の解説
北大西洋条約機構(NATO)加盟国 イギリス〔9,619人〕( イギリス領インド洋地域〔245人〕):相互防衛協定、通信傍受協定(エシュロン)、軍事情報包括保全協定(GSOMIA)、サイバー攻撃対処に関する覚書(MOU)英国と米国は第二次世界大戦以来、政治軍事両面で強いつながりを持っており、冷戦期の英国の外交や政治には米国の意向が強く反映されていた。 このような特殊な関係から、特に英米同盟(UKUSA、米英同盟)と呼ばれる。また、1990年代には多数の米軍基地が存在していた。現在でも例えばレイクンヒース空軍基地などは基地内にイギリス空軍は一切存在していなく、アメリカ軍専用駐留基地になっている。国内では不平等であるなどと、アメリカ軍の存在が問題になっている。 ドイツ〔35,558人〕:相互防衛援助条約。第二次大戦後の分割占領軍から駐留している。大半が陸空軍。冷戦時代は20万人以上が駐留する、西欧防衛の最前線だったが、冷戦終結で大幅に削減された。中東での作戦時には重要な輸送基地となっている。 2020年には、配置規模を24,000人へ削減する計画を発表した。2021年現在、米軍基地は世界最多の数を誇る。 イタリア〔12,695人〕:ガエータに海軍第6艦隊が駐留する。 トルコ〔1,751人〕 スペイン〔3,105人〕 ベルギー〔1,126人〕:NATO軍最高司令部要員及び空軍基地を維持。 ルーマニア〔134人〕 ギリシャ〔397人〕 オランダ〔418人〕 ハンガリー〔75人〕 ポルトガル〔241人〕 デンマーク〔19人〕( グリーンランド〔147人〕):世界で唯一のアメリカ宇宙軍が駐留している。 カナダ〔150人〕:相互防衛委員会設立協定、通信傍受協定、GSOMIA、MOU防空任務について、北アメリカ航空宇宙防衛司令部を通じ、アメリカと共同で行っている。 ノルウェー〔81人〕:NATO軍北方司令部要員 ポーランド〔176人〕 ブルガリア〔19人〕:国内4か所に駐留 エストニア〔16人〕、 ラトビア〔15人〕、 リトアニア〔19人〕:〔3,500人〕をローテーション形式で駐留 アイスランド〔2人〕:NATO軍による航空監視任務。 フランス〔79人〕:相互防衛援助条約、GSOMIA、施設の使用(イストル、エヴルー=フォヴィル空軍基地)。1951年から1966年の間には在仏アメリカ空軍が駐留していた。その後、NATOの軍事機構からは一時脱退していたが、復帰した。 大規模な軍事基地はない(上記の基地は補給基地)が、米軍はフランス国内の主要基地を使用する権利を持っている。 その他 スウェーデン〔29人〕:MOU、防衛協力協定 キプロス〔11人〕:施設の使用(アクロティリ空軍基地) ボスニア・ヘルツェゴビナ〔10人〕:加盟のための行動計画(MAP)、施設の使用(トゥズラ空軍基地) 北マケドニア〔13人〕:MAP アゼルバイジャン〔14人〕:IPAP、施設の使用(ナソスニ空軍基地) ウクライナ〔41人〕:IPAPウクライナ軍の訓練を名目に駐留(オチャコフ、ヤーヴォリウ、フミリヌィーク、オデッサ)。 モルドバ〔7人〕、 ジョージア〔33人〕、 アルメニア〔11人〕、 セルビア〔13人〕:IPAP
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