スーマー(スーパーマーケット)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:29 UTC 版)
「今日からヒットマン」の記事における「スーマー(スーパーマーケット)」の解説
ボウズ 犯罪組織「スーマー」の幹部(支部長であることが劇中で語られているが、正確な担当地区は不明)。スキンヘッドで肥満型の狡猾な男で、担当地区の関係なのか丸メガネとは面識がある。自分の下で働く者の身体の中に爆弾や発信機を仕込み、自分の思うがままに働かせることを得意とする。『ザ・決着』では抗争状態にあった将軍と実兄クラウンの仇である十吉・スター抹殺のため、怪人を代理に立てることで参加。スイスクラブに対する買収も行いコンビニチームの妨害を行うが、将軍・十吉の活躍によりスーマーチームは敗れ、頼みの怪人も死亡してしまう。それでも将軍・十吉の抹殺に対する執念を捨てず、最終的には単独暴走の形でスイスクラブの店員に命じ将軍と十吉の命を狙うが十吉に阻まれ、スーマーのボスによる指示で自身の命を持って「ケジメ」をつけることになる。 ジョニー/三上(みかみ) スーマーのヒットマン。命中率を度外視した連射が売りで「蜂の巣ジョニー」と呼ばれている。十吉同様に表の顔は「ヨードフーズ」に勤務するサラリーマンで、海外出向の際に射撃の面白さに目覚め、その後はストレス解消のためにヒットマンを始めた。ヒットマンとしての仕事を行う際は黒ずくめの衣装にサングラスを使用しており、本人曰く「なりきるタイプ」らしい。スーマーが掴んでいない十吉の正体を何故か知っており、同じ営業マン兼ヒットマンでライバル会社の十吉を葬ろうと対決を挑み、得意の連射で追い詰めるが、跳弾を利用されて敗れる。なおその後、表社会では「三上は行方不明」という扱いになっている。 ガイコツ スーマーのヒットマン。スキンヘッドに傷だらけの身体が特徴。どんな大怪我を負っても次の日には何事も無かったかの如く現れて復讐に来るといわれることから「不死のガイコツ」と呼ばれている。薬物を常用しており、即死させない限り動きが止められない。十吉を追い詰めたが、ちなつと丸メガネの増援で倒される。実は双子のヒットマンで、それが不死のトリックの正体だった。兄が倒された後、弟が復讐のため十吉の妻である美沙子を襲ったが、十吉とちなつに阻止され返り討ちに遭う。 デコハチ スーマーのヒットマンで武装メンバーを束ねるブレーン役。コンビニとスーマーの戦争の先遣隊としコンビニて習志野支店を襲撃した。丸メガネの拉致に成功するが、救出に駆けつけた十吉に敗れる。 カルロ スーマーの店員。私腹を肥やすため、取引を利用して仲間と共にスーマーを裏切った。コンビニ側のスパイとして潜入した十吉とスーマー側のスパイとして潜入したピアスに敗れる。 スナイパーコンビ スーマーに所属するスナイパーとスポッター(観測手)の2人組。十吉を誘き寄せるために高層マンションに住むちなつを狙い重傷を負わせるが、サカヤの師匠による指導でスナイパーライフルを使用した十吉との狙撃戦の末に敗れる。 ハゲ スーマーの店員。コードネーム通り、スキンヘッドで眉毛の無い男。早撃ちが得意で、コンビニとの戦争時に他の店員と共にちなつのマンションの捜索を行い十吉と接触するが、脚を撃たれて敗北する。その後、スーマーを通さず個人的に十吉のデータをピエロ軍団に売るが、金の支払いを拒否したクラウンに殺害される。 木暮 悟(こぐれ さとる)/スター スーマーと契約しているヒットマンチーム「ピエロ軍団」の特攻隊長を務めるヒットマン。初登場時42歳。十吉以上の実力者であるが、その正体は十吉同様サラリーマン(某広告代理店の営業部長)とピエロ軍団所属のヒットマン「スター」として二重生活を送る不幸な人物。二重生活による激務が原因で妻に逃げられたことから生きる気力を無くしており、スーマーの依頼で襲撃した自身と同じ境遇を持つ十吉に愛犬を託し自身の殺害を要請するも拒まれ、ピエロ軍団から抜けるために協力関係を結ぶことになる。ピエロ軍団の壊滅後、一旦コンビニへの移籍を行うことで裏社会から足を洗おうとするが、コンビニ店員と合流する前にスーマー店員に捕らえられ、同じくピエロ軍団を裏切ったデクと共に暴行を受け自身の命を『ザ・決着』に賭けられることになってしまう。その後コンビニチームが勝利したことでデクと共に無事解放される。 悪鬼との抗争では十吉から美沙子を守る様に頼まれる。自身の平和な日常を再び失うことを恐れるが、十吉への恩を返すために稲葉家に駆けつけ、加藤と共に悪鬼の刺客から美沙子を守ることになる。岩窟達との戦闘で加藤を失うものの、自身は十吉達が到着するまで抵抗を続けて美沙子を無事に守り抜き、その後も幹部会議に出席する十吉に代わって美沙子を護衛するなど最後まで十吉に協力する。 クラウン スターこと木暮悟が所属するピエロ軍団のボス。冷酷で残虐な性格かつ非常に用心深く、裏切りの素振りを見せると仲間でも容赦無く殺害するため「非道のクラウン」と恐れられている。スーマー幹部のボウズは実弟であり、ボウズの部下をピエロ軍団の補充員として要請するなど協力関係を結んでいるが、本人曰く「強みでもあるが、弱点でもある」ということから周囲には血縁関係を秘密にしている。スターを救うべく補充員として派遣されたスーマーの構成員に扮装し、単身で潜入した十吉とスターに疑いの目を向けつつコンビニ幹部の襲撃に向かうが、十吉とスターの前にピエロ軍団は壊滅、自身もスターに撃たれて倒される。読心術が得意で十吉とスターを終始疑い続けたが、肝心の扮装による十吉の「顔」は自身の老眼が影響して見抜くことが出来なかった。 ピエロ軍団のメンバー 稲葉家襲撃時点での人数はクラウンとスターを除き7人。その内コードネームが判明している者はクラウンの側近「デストロイ」、アクロバティックな動きを得意とする「キャット」、長身の「デク」、名前通り長髪の「チョウハツ」の4人。コンビニ幹部のヒゲ面を襲撃する際にミスを冒したことでクラウンに殺害されたチョウハツとピエロ軍団を裏切ったデクを除いた5人も稲葉家襲撃時とヒゲ面のアジト襲撃時に十吉とスターに倒される。 怪人 スーマーの幹部で将軍のライバルとして恐れられている老人。本名は「清人」で、かつて将軍とはインディアンの居留地で知り合い、共に銃の修行を積んだ過去がある。長年ライバルであった将軍との決着をつけるため、ボウズの代理として『ザ・決着』に参加。スイスクラブの進行権が剥奪された後、将軍との全てのカードを賭けた一対一の早撃ち対決を行うが敗れる。この決着によりコンビニとスーマーは全面戦争に陥りそうになるが、将軍と怪人による最期のやり取りは店員達に感動を与え、全面戦争という最悪な事態は避けられることになった。 サソリ スーマー所属のS級ヒットマン。モヒカン頭で顔にサソリのタトゥーを入れている。スーマーを裏切ったスターとデクの粛清のため、『ザ・決着』に参加した。利き腕では無い左腕で正確な射撃が出来る程の実力者。『棒倒し』では持ち前の身体能力の高さを活かした奇襲攻撃でスマートとトサカを倒し、十吉にも重傷を負わせたが、自身も十吉に撃たれて敗れる。 『ザ・決着』に参加したスーマー店員達 習志野地区のナワバリを手に入れるために参加した「ポマード」、海外組織の武器屋との独占交渉権を得るために参加した「エテ男」、エムジに殺されたスーマー店員の敵討ちのために参加した「トラ」の3人。 スーマーのボス 『ザ・決着』編に登場。コンビニの会長と共に釣りをしながら戦況を見守った。ボウズが単独暴走を行った際には自らボウズ処刑の命令を下す。
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