エアポート快特
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 16:06 UTC 版)
エアポート快特(エアポートかいとく)は、京浜急行電鉄(京急)・東京都交通局(都営地下鉄)が運行する列車種別の一つ。主に羽田空港第1・第2ターミナル駅 - (京急空港線・本線から都営地下鉄浅草線)に直通し、押上駅からは、さらに京成押上線・京成成田空港線(成田スカイアクセス線)・京成本線に直通する。なお、京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道においては列車種別が変更される(詳しくは後述「#2023年11月現在の運行状況」を参照)。
注釈
- ^ 京成成田空港線開業直前のダイヤでは、運行開始当初の「エアポート快速特急(京成線内特急)」と同様に全走行区間で最速達(有料列車をのぞく)となる羽田・成田両空港直結列車は、土休日ダイヤの羽田空港駅18:29発のみであった(ただし当時と一部の停車駅が異なる)他、上位種別の通過待ちが常態化していた
- ^ 京浜急行電鉄・都営地下鉄浅草線・京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道
- ^ 京成成田駅・成田空港駅・芝山千代田駅着それぞれ1本
- ^ 一部列車は泉岳寺駅で先行・同着もしくは同駅折り返しの西馬込発着の列車に接続するダイヤとなっている。
- ^ 京成成田駅着のうち1本、芝山千代田駅着1本
- ^ 京急600形も順次ロングシート主体の座席への更新が行われ、エアポート快特に使用する8両編成については全車ロングシート化を完了している。
- ^ 人身事故等のダイヤ混乱時においては、他形式で運行されることもある。
- ^ 停車駅が近付くとブザーを鳴らす装置のこと。
- ^ 宗吾参道5時21分発1本のみ
- ^ 土休日18時台のみ
- ^ 新橋駅と羽田空港駅向けの「ボジョレー・ヌーヴォー」は成田空港駅より「ボジョレー・リレー号」を使用して搬送された。
出典
- ^ a b c d “モノレールより安く 京急の品川-羽田空港間 来月18日に延伸部開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1998年10月12日)
- ^ 成田スカイアクセス開業!! 7月17日(土)京成線ダイヤ改正 (PDF) - 京成電鉄ニュースリリース 2010年5月28日
- ^ 成田スカイアクセス線開業にともない 7月17日(土)から羽田空港駅⇔成田空港駅直通電車を運行いたします - 京浜急行電鉄ニュースリリース 2010年5月28日
- ^ 7月17日(土) 成田スカイアクセス開業に伴うダイヤ改正を実施します[出典無効] - 北総鉄道 2010年5月27日(2010年5月30日時点でのアーカイブ)
- ^ 10月21日(日) 京急線 ダイヤ改正 ~羽田へ もっと! ラクに~ (PDF) - 京急電鉄ニュースリリース 2012年7月31日
- ^ 「羽田空港直通列車を増発 京急と都交通局」『交通新聞』交通新聞社、1999年1月11日、1面。
- ^ 5月16日(日)ダイヤ改正を実施します - 京浜急行電鉄ニュースリリース 2010年5月7日
- ^ “11月8日(土)【京急線ダイヤ改正】 羽田空港へますます便利になります!” (PDF). 京浜急行電鉄 (2014年10月2日). 2014年12月19日閲覧。
エアポート快特
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:28 UTC 版)
1998年運行開始。設定当初は「エアポート快速特急」という種別だったが、「快速特急」が「快特」になったのと同時に現在の種別名称となる。京急線内は昼間時に40分間隔の運行で、羽田空港第1・第2ターミナル駅、羽田空港第3ターミナル駅、品川駅、泉岳寺駅に停車。都営浅草線内は一部の駅を通過し京成押上線、京成本線、京成成田空港線(成田スカイアクセス)に直通運転する。浅草線内での独自の設定もある。かつては京急蒲田駅に停車していたが、2010年5月16日のダイヤ改正以降は通過し、京急線内でも快特との差別化が図られている。
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エアポート快特
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 22:28 UTC 版)
詳細は「エアポート快特」を参照 都心方面と東京国際空港(羽田空港)を結ぶ特急料金不要の最速達列車で、品川駅 - 羽田空港第3ターミナル駅間をノンストップで走行し、羽田空港第1・第2ターミナル駅に着発する列車である。全列車・全区間8両編成で運転される。 2012年(平成24年)10月ダイヤ改正以降は、日中の列車は都営浅草線に直通し、押上駅からの京成線内は種別を「アクセス特急」に変更の上で成田スカイアクセス線に直通して、成田空港駅に到着するダイヤが40分間隔で組まれている。また成田空港駅からは、逆のパターンが組まれている。 現行ダイヤでは以下の運行パターンがある。 羽田空港 - 泉岳寺駅(南行のみ) 羽田空港 - 京成線青砥駅(北行のみ)浅草線内・京成線では普通で運転されている。 羽田空港 - 成田スカイアクセス線経由成田空港駅浅草線内はエアポート快特で、京成線・北総線・成田スカイアクセス線内はアクセス特急として運転されている。 車両は成田スカイアクセス線に乗り入れ可能な京急新1000形(1-9次車は2018年まで代走のみだったが、同年より定期運用開始)、600形、1500形、京成3000形50番台、3100形が使用される。 羽田空港 - 京成本線経由宗吾参道駅・京成成田駅・成田空港駅、芝山鉄道線芝山千代田駅浅草線内はエアポート快特で、京成線内は快速特急・特急・通勤特急・快速のいずれかで運転されている。夜間は成田空港駅・京成成田駅・芝山千代田駅行きがそれぞれ1本運転されている。車両は京成車が使用される。 「エアポート快特」は、1998年(平成10年)に設定された「エアポート快速特急」を前身とする。当時は羽田空港へのアクセスのみならず、羽田空港駅(当時。現在の羽田空港第1・第2ターミナル駅)と京成線の成田空港駅を乗り換えなしで結ぶ最上位の種別として登場し、京急線・都営浅草線内では「エアポート快速特急」、京成線内では「エアポート特急」として全区間で通過運転がされていた。なお、これらの列車は京成高砂駅で、京成本線の京成上野駅 - 京成高砂駅間を運転する「エアポート特急」に接続していた。特に都営浅草線内で通過運転を行ったことが画期的であったが、京急線内での扱いは快速特急と同じであり、名前だけを差別化した形であった。1999年(平成11年)にエアポート快特に改称する。2000年代の一時期(2002年頃)は京成線内の扱いが快速への格下げと運転区間の短縮により成田空港駅まで到達しない列車が大半となり、当初の目的を果たしているとは言い難い状況になっていたが、2010年(平成22年)7月17日に京成成田空港線(成田スカイアクセス線)が開業し、京成線内を京成本線経由から、こちらに切り替えることで再び両空港を乗り換えなしで結ぶ列車として運転されるようになった。これに先立ち、2010年(平成22年)5月のダイヤ改正において京急蒲田駅を通過するようになり、京急線内でも快特との実質的な差別化が図られるようになった。2012年(平成24年)10月のダイヤ改正からは種別の色をオレンジに変更し、快特との差別化および京成線アクセス特急との共通化が図られるようになった。
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エアポート快特
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 04:33 UTC 版)
詳細は「エアポート快特」および「京急本線#エアポート快特」を参照 品川駅 - 羽田空港第1・第2ターミナル駅間で途中羽田空港第3ターミナル駅のみに停車する空港線の最速達列車で、40分間隔で運行される。空港線で唯一の品川方面専用種別である。2012年10月20日までは20分間隔となっていたが、翌10月21日の改正で約半数が快特に切り替えられたことで40分間隔となり、大部分の列車が成田スカイアクセス線直通列車となっている。2014年11月8日改正後の品川駅 - 羽田空港第3ターミナル駅間の所要時間は11分、品川駅 - 羽田空港第1・第2ターミナル駅間の所要時間は14分である。基本的に空港連絡を担う列車であり、平日の朝ラッシュ時には運転されない。
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