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ろ過

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/31 07:27 UTC 版)

ろ過濾過、ろか、: filtration)とは、液体または気体固体が混ざっている混合物を、細かいがたくさんあいた多孔質(ろ材)に通して、穴よりも大きな固体の粒子を液体または気体から分離する操作である。(ロ、こしとる)が常用漢字でないため、一般には「ろ過」の表記が好まれるが、交ぜ書きを避けるために、「沪過」という略字を用いて表記する専門家もいる[1]

ろ過は科学実験化学工業などで用いられる操作であるが、家庭でペーパーフィルターを用いてコーヒーを入れたり、真空掃除機で吸った空気からゴミを分離するのもろ過の一種である。

液体混合物を通すための多孔質として、古典的にはセルロース)でできたろ紙フィルター、filter paper)を使うことが多い。セルロースは最も一般的なろ紙の素材であるが、用途に合わせて種々のろ紙が開発・実用化されてきた。ろ過で使われる多孔質はより一般的にろ材(濾材、ろざい)と呼ばれる。

一般に、ろ過をした後にろ紙上に残る固体を残渣(ざんさ、residue)、もしくはろ物(濾物、ろぶつ)、ろ紙を通過した液体をろ液(濾液、ろえき、filtrate)と呼ぶ。空気をろ過して清浄にするためのろ材はエアフィルタと呼ばれる。


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  1. ^
    この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。

    「濾」の字の代わりにさんずい「氵」に「戸」を付した「沪」という漢字を使い、「沪過」のように表記されることがある(ユニコード 27818)。文部省が1954年(昭和29年)に発行した学術用語集・化学編において、当用漢字(後に常用漢字)には含まれていないが化学においては一般に使用されているため教科書などで使用しても良い漢字として「沪」を指定している。



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