木炭とは? わかりやすく解説

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もく‐たん【木炭】

読み方:もくたん

木を蒸し焼きにして炭化させた燃料また、脱臭剤脱色剤にも利用。炭(すみ)。《 冬》

下絵素描などに使う、細くて軟らかい炭。


木炭

正式には画用木炭。小枝そのまま焼いたものと、太い木を割って焼いたものとあり、硬さ色合いなどによって使い分けられる。材料になる木は、柔らかさの順にヤナギ・クワ・ウゴギ・トチ・クリ・ハン・カバ・ミズキなどで、天然素材であるため、同じ木でできていても微妙に色合い硬さ違いがある。主に木炭紙という専用の紙を使用して描き、木炭自体には固着性がないため、描きあがったものは、フィキサチーフという定着液スプレーして画面定着する

木炭

読み方:モクタン(mokutan)

木材蒸焼にして炭火させた燃料

季節

分類 人事


木炭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 10:08 UTC 版)

木炭(もくたん)は、木材を材料として作るである。低酸素・高温下で炭化させて作り、炭素以外の成分(揮発成分・タール水分など)が取り除かれる。


  1. ^ ただし生成した一酸化炭素が表面付近で燃焼し炎が生じる。
  2. ^ ただしどのような燃料と同じく一酸化炭素の発生は避けられず、低酸素濃度中では、完全燃焼せず放出されるので、閉め切った空間では危険であり換気が不可欠となる。
  3. ^ 田村憲美『歴史学事典』第14巻「木炭」(弘文堂)
  4. ^ 日本労働年鑑 特集版 太平洋戦争下の労働運動 第五編 言論統制と文化運動 第三章 教育運動 法政大学大原社会問題研究所 2017年10月7日閲覧
  5. ^ 木炭事務所”. アジア歴史資料センター. 2020年6月6日閲覧。
  6. ^ 「炭一俵九十一圓に 薪も同時に値上げ」『朝日新聞』昭和22年7月17日.2面
  7. ^ 宿毛市史【近代、現代編-林業-木炭】 宿毛市 2017年10月7日閲覧
  8. ^ 木炭関係資料p2 1木炭の消費・生産等の推移 (1)戦後の消費量、生産量、輸入量の推移(林野庁ホームページ)2016年8月29日閲覧
  9. ^ 北日本新聞社『沈黙の森 生活から炭が消えた 喜多重時 』北日本新聞社、2005年、p47頁。 
  10. ^ 木炭切符制、七大都市で実施決まる(昭和15年8月8日 東京日日新聞)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p117 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  11. ^ 「いろり座卓使用時の一酸化炭素中毒に注意!」国民生活センター
  12. ^ 東京都飲食業生活衛生同業組合「炭火焼飲食店における一酸化炭素中毒事故の防止について」 Archived 2011年3月24日, at the Wayback Machine.
  13. ^ 秋山博子 (2014). “論文の紹介:温暖化緩和策としてのバイオ炭の有効性”. 農業と環境 (農業環境技術研究所) (172). http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/magazine/172/mgzn17211.html. 
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  18. ^ 地力増進法施行令 - e-Gov法令検索
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  20. ^ VI 肥料の特性」『静岡県土壌肥料ハンドブック』静岡県、2017年3月http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-325/hiryou/documents/sehi15-dai3bu6.pdf2019年12月11日閲覧 
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「木炭」の続きの解説一覧

木炭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:41 UTC 版)

再生可能エネルギー」の記事における「木炭」の解説

不完全燃焼させて水蒸気反応させて一酸化炭素水素主成分とする可燃性ガスにより内燃機関作動させる木炭自動車」。

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木炭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/18 12:59 UTC 版)

ツバキ」の記事における「木炭」の解説

ツバキの木炭は品質高く、昔は大名の手焙り使われた。

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