α7Rシリーズ(高画素モデル)
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α7R (ILCE-7R)(2013年11月15日発売) - Eマウントのフルサイズ機で、同日発売のα7の派生機、高画素高解像度モデル。"R"はResolutionのRである。有効約3640万画素のフルサイズExmor CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載。NFC・Wi-Fiも搭載し、PlayMemories Camera Appsにも対応する。画像処理には、従来比で3倍の高速処理を行うBIONZ Xを採用した。2017年10月生産終了。 α7R II (ILCE-7RM2)(2015年8月7日発売) - α7Rの後継機。世界初となる4240万画素・最大ISO102400の裏面照射型フルサイズExmor R CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載。α7 IIと同様にセンサーシフト式5軸手ブレ補正を搭載し、新たに4K/30p動画撮影がαシリーズ単体でできるようになったほか、α7Sと同様フルHD・4Kで非圧縮(4:2:2、8bit)の全画素読出し動画出力に対応。また、α7Rでは搭載されなかったハイブリッドAFも搭載され、399点の位相差検出AFでα7Rに比べ40%AFスピードが短縮された。内蔵EVFにはZEISS T*コーティングを施している。2015年10月19日のアップデートでα7S IIと同じく、14ビット非圧縮RAWフォーマット記録に対応した。2016年カメラグランプリ大賞受賞。 α7R III (ILCE-7RM3)(2017年11月25日発売) - α7R IIの後継機(α7R IIは併売、α7Rは終売)。画像処理システムのBIONZ Xは新世代になり、画像処理をサポートするフロントエンドLSIも搭載したことで広いダイナミックレンジを実現。約4,240万画素に加えシャッターチャージユニットに最新型を採用したことにより、AF/AE追従で最高約10コマ/秒の高速連写(サイレントモード含む)も可能になった。常用感度は最高でISO32000までアップ、使用頻度の高い中感度域では約一段分のノイズ低減を実現。光学式5軸ボディ内手ブレ補正も世界最高の5.5段になり、フォーカスはα9同様「4D FOCUS」に対応。瞳AFの追従性能も、約2倍に向上した。新たにフリッカーレス撮影に対応。αで唯一手ぶれ補正ユニットを1コマずつシフトさせることにより約1億6960万画素分の膨大な情報から、解像感に優れた1枚の画像を生成することができるピクセルシフトマルチ撮影に対応。動画撮影面では、ソニー製デジタルスチルカメラとして初めて、撮影後にカラーグレーディングを必要としないインスタントHDRワークフローを実現するHLG(ハイブリッドログガンマ)方式による4K HDR撮影に対応した。ファインダーは、α7 IIと比べて最大輝度が約2倍になりファインダー倍率0.78倍を実現したQuad-VGA OLED Tru-Finderを搭載する。USB端子はUSB micro-Bに加え新たにSuperSpeed USB(USB 3.1 Gen1)対応のUSB Type-C端子が追加されている。 α7R IV(ILCE-7RM4)(2019年9月6日発売) - α7R IIIの後継機(α7R IIおよびα7R IIIは併売)。新開発の有効約6100万画素CMOSイメージセンサーと、最新画像処理エンジンBIONZ XとフロントLSIの組み合わせにより、ピクセルシフトマルチ撮影機能はα7R IIIの4枚から16枚へ画像生成枚数が強化された。ファインダーもα7R III比で約1.6倍・約576万ドットのUXGA OLED Tru-Finderになり、AF/AE追従での最高約10コマ/秒の高速連写に対応。センサー強化でダイナミックレンジは低感度時に約15ストップを実現、常用ISO感度は100から32000まで対応する。マルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースが追加され、高音質のデジタル音声をカメラにダイレクトに伝送、録音が可能。無線LANは802.11acに対応したことにより、PC向けImaging Edge 2.0によるPCリモート(テザー)撮影が可能になった。カメラグランプリ2020大賞受賞。
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