α7Rシリーズとは? わかりやすく解説

α7Rシリーズ(高画素モデル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:22 UTC 版)

α (カメラ)」の記事における「α7Rシリーズ(高画素モデル)」の解説

α7R (ILCE-7R)(2013年11月15日発売) - Eマウントフルサイズ機で、同日発売のα7の派生機、高画素高解像度モデル。"R"はResolutionのRである。有効約3640万画素のフルサイズExmor CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載NFCWi-Fi搭載しPlayMemories Camera Appsにも対応する画像処理には、従来比で3倍の高速処理を行うBIONZ Xを採用した2017年10月生産終了。 α7R II (ILCE-7RM2)(2015年8月7日発売) - α7Rの後継機世界初となる4240万画素・最大ISO102400の裏照射フルサイズExmor R CMOSセンサー(ローパスフィルタレス)を搭載。α7 II同様にセンサーシフト式5軸手ブレ補正搭載し新たに4K/30p動画撮影がαシリーズ単体でできるようになったほか、α7Sと同様フルHD4K非圧縮(4:2:28bit)の全画素出し動画出力に対応。また、α7Rでは搭載されなかったハイブリッドAF搭載され399点の位相差検出AFでα7Rに比べ40%AFスピード短縮された。内蔵EVFにはZEISS T*コーティング施している。2015年10月19日アップデートでα7S II同じく14ビット非圧縮RAWフォーマット記録対応した2016年カメラグランプリ大賞受賞。 α7R III (ILCE-7RM3)(2017年11月25日発売) - α7R II後継機(α7R II併売、α7Rは終売)。画像処理システムBIONZ Xは新世代になり、画像処理サポートするフロントエンドLSI搭載したことで広いダイナミックレンジ実現。約4,240万画素に加えシャッターチャージユニットに最新型採用したことにより、AF/AE追従で最高約10コマ/秒の高速連写サイレントモード含む)も可能になった。常用感度は最高でISO32000までアップ使用頻度の高い中感度域では約一段分のノイズ低減実現光学式5軸ボディ手ブレ補正世界最高の5.5段になり、フォーカスα9同様「4D FOCUS」に対応。瞳AF追従性能も、約2倍に向上した新たにフリッカーレス撮影に対応。αで唯一手ぶれ補正ユニット1コマずつシフトさせることにより約1億6960万画分の膨大な情報から、解像感優れた1枚画像生成することができるピクセルシフトマルチ撮影に対応。動画撮影面では、ソニー製デジタルスチルカメラとして初めて、撮影後カラーグレーディングを必要としないインスタントHDRワークフロー実現するHLGハイブリッドログガンマ方式による4K HDR撮影対応したファインダーは、α7 II比べて最大輝度が約2倍になりファインダー倍率0.78倍を実現したQuad-VGA OLED Tru-Finderを搭載するUSB端子USB micro-Bに加え新たにSuperSpeed USBUSB 3.1 Gen1)対応のUSB Type-C端子追加されている。 α7R IV(ILCE-7RM4)(2019年9月6日発売) - α7R III後継機(α7R IIおよびα7R III併売)。新開発の有効約6100万画CMOSイメージセンサーと、最新画像処理エンジンBIONZ XとフロントLSI組み合わせにより、ピクセルシフトマルチ撮影機能はα7R IIIの4から16画像生成枚数強化された。ファインダーもα7R III比で約1.6倍・約576ドットUXGA OLED Tru-Finderになり、AF/AE追従での最高約10コマ/秒の高速連写に対応。センサー強化ダイナミックレンジ低感度時に15ストップ実現常用ISO感度100から32000まで対応する。マルチインターフェースシューはデジタルオーディオインターフェースが追加され高音質デジタル音声カメラダイレクトに伝送録音が可能。無線LANは802.11acに対応したことにより、PC向けImaging Edge 2.0によるPCリモートテザー撮影可能になった。カメラグランプリ2020大賞受賞

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