誉田八幡宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/16 03:04 UTC 版)
祭神
境内
- 本殿 - 慶長11年(1606年)に豊臣秀頼が片桐且元を普請奉行として再建。
- 中門 - 慶長11年(1606年)に豊臣秀頼が片桐且元を普請奉行として再建。
- 拝殿(割拝殿) - 慶長11年(1606年)に豊臣秀頼が片桐且元を普請奉行として再建。寛永年間(1624年 - 1645年)に改修。
- 当宗社(まさむねしゃ) - 祭神:素盞鳴尊。式内社で、旧社格は無格社。元々は誉田八幡宮より東100mほど先にある当宗垣内という場所に鎮座していたが、1907年(明治40年)11月16日に当社の境内へ遷座した[2]。旧地一帯は5世紀頃、楽浪郡からの渡来人である当宗忌寸が居住するようになり、後に子孫にあたる当宗直が治めていた[2]。宇多天皇の外祖母にあたる人物が当宗氏であったため、当宗忌寸の祖神である山陽公(『寛平御記』には河内当宗神とされている)が祀られるようになり、延喜式神名帳における「當宗神社三座」と比定されている[2]。
- 放生橋(羽曳野市指定有形文化財) - 17世紀後半から18世紀前半頃に建造。かつてはこの橋を渡って誉田御廟山古墳の後円部の墳丘に参拝できた。
- 石造多宝塔 - 石造の三重塔。
- 姫待稲荷社
- 恵比寿社
- 絵馬堂
- 安産社
- 南大門 - 旧長野山護国寺の南大門。
- 神庫
- 拝観庫
- 御輿庫
- 誉田宝殿
- 放生池
- 社務所
祭事
日の丸神酒
元日の歳旦祭をはじめ、正月三が日に無料授与される神酒が地元河内産の赤ワインとなっており、白い盃とのコントラストから「日の丸神酒」と呼ばれている[3]。羽曳野市や柏原市は大阪府におけるぶどうの主産地で、ワインの醸造も早くから行われている。
- ^ a b c 誉田八幡宮 - 羽曳野市2019年3月17日 閲覧
- ^ a b c 当宗神社 大阪府羽曳野市誉田 - 神社と古事記2019年3月17日 閲覧
- ^ 誉田八幡宮で「日の丸神酒」を頂いて来ました。- ミナカワ2019年3月17日 閲覧
固有名詞の分類
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