荘内神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 04:15 UTC 版)
概要
鶴岡市のほぼ中心部にある、庄内藩主の居城であった鶴ヶ岡城の本丸址に所在している。庄内一円の人々により明治10年(1877年)旧藩主を追慕して創建された。社紋は酒井家の家紋である「丸に剣片喰」。社殿は、本殿、参集殿、宝物殿の三つに分かれる。本殿には祭神として、酒井忠次公、酒井家次公、酒井忠勝公、酒井忠徳公、が祀られており、主に加持祈祷やお祓いなどが行われる。参集殿は、結婚披露宴・各種宴会・講演会・各種展示会などに使用され、宝物殿には酒井家より奉納された歴代藩主ゆかりの宝物や、旧家などから奉納された御雛様、五月人形、絵馬、屏風、等の約2000点が展示されている。
隣には、酒井家13代藩主酒井忠篤が明治28年(1895年)に創建した鶴岡護国神社がある[1][2]。
また、社殿の周りとその周辺にある鶴岡公園内には、桜の木が多く植えられており、春になると多くの花見客で賑わう。毎年8月には、荘内神社のお祭である「荘内大祭」があり、市民が江戸時代の服を着て町中をねりあるく大名行列が行われる。年末年始の初詣には、主に酒井家に縁のある人々や、神社周辺の地元住民の参拝者が多く訪れる。
祭神
- 荘内藩主酒井家
御利益
- 開運招福
- 家内和合
- 産業繁栄
交通・アクセス
外部リンク
- ^ “神社について | 荘内神社|山形県鶴岡市” (2017年4月18日). 2023年10月11日閲覧。
- ^ “荘内神社 鶴岡護国神社” (日本語). 荘内神社 鶴岡護国神社. 2023年10月11日閲覧。
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