綿貫啓一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/11 13:01 UTC 版)
専門分野は生産プロセス設計、ロボティクス・メカトロニクス。グラフ理論を用いた機械システム設計、WebベースCAD/CAMシステム、熟練技能伝承システムの構築などを研究。
人物情報 | |
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生誕 |
1962年(61 - 62歳) 日本・東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
埼玉大学工学部 埼玉大学大学院工学研究科 東京工業大学大学院総合理工学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
ヒューマン・インターフェース ロボット工学 メカトロニクス |
研究機関 | 埼玉大学 |
学位 | 工学博士(東京工業大学) |
学会 |
日本機械学会 精密工学会 日本設計工学会 ヒューマンインタフェース学会 日本工学教育協会 日本バーチャルリアリティ学会 American Society of Mechanical Engineers |
人物
2007年8月にコンピュータ上のバーチャル・リアリティ空間で再現された鋳物工場で熟練技術を習得できる教育用ソフトを開発した。これは鋳物で有名な川口市で職人の高齢化が問題となっている状況を解決するため、川口鋳物工業協同組合と連携して後継者育成の効率化のために研究開発したものである。ソフトの開発は川口市内の50以上の鋳物工場を2年かけて訪問し、データを収集することにより、発注・製造・仕上げ・検査・機械加工・塗装などの工程を擬似体験できるようにした、とのことである。
(上記の記述については、「読売新聞」朝刊2007年9月7日の記事を参照したことを付記する)
略歴
- 1985年 埼玉大学工学部機械工学科卒業
- 1987年 埼玉大学大学院工学研究科修士課程修了
- 1991年 東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程修了。工学博士(東京工業大学)。
- 1991年 埼玉大学工学部助手
- 1992年 埼玉大学工学部専任講師
- 1994年 埼玉大学工学部助教授
- 2005年 埼玉大学工学教授
- 2010年 日本機械学会機素潤滑設計部門長[1]
- 2014年 日本機械学会設計工学・システム部門長[2]
- 2016年 日本機械学会関東支部長[3]
著書
- 『メカトロニクスシステムの設計・制御技法』(よりよいロボット・アクチュエータ・センサ・制御回路の作り方), 日刊工業新聞社 , 1995年
- 『DelphiによるWindowsプログラミング入門』, 日刊工業新聞社 , 1995年
- 『エンジニアのためのCプログラミング』(科学技術計算・波形解析・計測制御), 日刊工業新聞社 , 1995年
- 『Visual Basic 5.0 プログラミング・ケーススタディ』, 日刊工業新聞社 , 1997年
- 『感覚・感情とロボット』(人と機械のインタラクションへの挑戦), (福田収一・綿貫啓一・日本機械学会・編集), 工業調査会 , 2008年
固有名詞の分類
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