竹原三郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 06:12 UTC 版)
竹原 三郎 | |
---|---|
第33軍降伏の際、A・W・クローサー英陸軍少将に軍刀を手渡す竹原(1945年) | |
生誕 |
1888年2月10日 大日本帝国 熊本県 |
死没 |
1948年6月21日(60歳没) 日本 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
軍歴 | 1911 - 1945 |
最終階級 | 陸軍中将 |
経歴
熊本県出身。1911年(明治44年)5月、陸軍士官学校(23期)を卒業。同年12月、歩兵少尉に任官。1921年(大正10年)11月、陸軍大学校(33期)を卒業し、陸士に配属された。
1935年(昭和10年)8月、歩兵大佐に昇進し第4師団司令部付(大阪商科大学配属将校)となる。福島連隊区司令官を経て、1938年(昭和13年)12月、歩兵第55連隊長に就任し日中戦争に出征。1939年(昭和14年)10月、陸軍少将に進級し歩兵第36旅団長となる。
1940年(昭和15年)11月、第6師団第6歩兵団長に転じた。1943年(昭和18年)3月、留守第20師団長となり、同年6月、陸軍中将に進んだ。1944年(昭和19年)1月、新設の第49師団長に就任し、ビルマへ赴任。イラワジ会戦などで苦戦を強いられ、終戦をタイのタトンで迎えた。
参考文献
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 1 竹原三郎とは
- 2 竹原三郎の概要
- 竹原三郎のページへのリンク