東京外国語大学
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大学関係者と組織
大学関係者組織
- 同窓会組織として一般社団法人東京外語会がある[14]。
- 留学生、外国人留学生・研究者とその家族の支援を目的とするボランティア組織「東京外国語大学留学生支援の会」が1999年(平成11年)から活動している[15]。
大学関係者一覧
施設
キャンパス
- 最寄り駅:西武多摩川線多磨駅徒歩5分、京王線飛田給駅徒歩20分
- 府中キャンパスという名称が付いている。2000年(平成12年)にそれまでの西ケ原キャンパスに替わって旧関東村(米空軍住宅施設)跡地に完成したキャンパスには大学機能の大半が集約されている。
- 府中キャンパス以外に、本郷サテライトが設置されている。同窓会所有のビルであり、学部生や大学院生が授業を受けるいわゆるキャンパスとは異なるが、公開講座や研究会のような大学の活動に利用されている。
海外拠点
- イギリス
- ロンドン・オフィス(ロンドン)
- ミャンマー
- グローバル・ジャパン・オフィス(ヤンゴン)
- レバノン
- アジア・アフリカ言語文化研究所中東研究日本センター(ベイルート)
- マレーシア
- アジア・アフリカ言語文化研究所コタキナバル・リエゾンオフィス(コタキナバル)
なお、グローバル・ジャパン・オフィスはヤンゴンを皮切りに世界38カ所に同様の拠点を設ける計画である。
対外関係
他大学との協定
日本国内
四大学連合
東京医科歯科大学、東京工業大学、一橋大学との4大学で『四大学連合憲章』を2001年(平成13年)3月15日に締結、相互教育研究プログラムを展開している。これは大学の統合を目指すものではないとされる。また、四大学連合の各大学に附置されている研究所による所長懇談会も設置されている。
- 四大学連合
- 四大学連合附置研究所所長懇談会
- 東京医科歯科大学生体材料工学研究所
- 東京医科歯科大学難治疾患研究所
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
- 東京工業大学資源化学研究所(現:東京工業大学化学生命科学研究所)
- 東京工業大学精密工学研究所(現・東京工業大学未来産業技術研究所)
- 東京工業大学応用セラミックス研究所(現:東京工業大学フロンティア材料研究所)
- 東京工業大学先導原子力研究所
- 一橋大学経済研究所
全国外大連合
文理協働型グローバル人材育成プログラム
同じ西東京地区の国立大学である東京農工大学、電気通信大学と、グローバル人材の育成を目的として協働事業を展開している[16]。高大接続教育[17]、学部教育[18]が行われているほか、2019年4月からは「共同サステイナビリティ研究専攻」(大学院博士後期課程)が設置された[19][20]。
その他
2000年(平成12年)10月に行われた北区西ケ原から府中市朝日町へのキャンパス移転に伴い、多摩地区国立5大学(東京外国語大学、東京学芸大学、東京農工大学、電気通信大学、一橋大学)間での単位互換制度を導入したほか、国際基督教大学などの周辺私立大と協定を結んでいる。
- 多摩地区国立5大学:単位互換制度や図書館相互利用協定などが締結されている
- 多摩地区大学協定
- 津田塾大学
- 電気通信大学
- 東京学芸大学
- 東京農工大学
- 一橋大学
- EUIJ(EUインスティテュート東京コンソーシアム)
- 国際基督教大学
- 津田塾大学
- 一橋大学
- 教育・研究交流に関する協定を締結した大学
日本国外
協定校・提携校
35ヶ国1地域の78大学・研究機関等と研究や教育の分野で提携を行っている。また、32ヶ国1地域の65大学・研究機関とは学生交流協定を締結し、毎年これらの大学などに1年以内の派遣学生として学生を送り出している。そして、協定校からは1年以内の短期留学生として学生を受け入れている。
アジア・アフリカ研究教育コンソーシアム (CAAS)
アジア・アフリカ地域を対象とした教育・研究に関する海外の5大学との連携。
- フランス
- パリ大学東洋言語文化大学 (INALCO)
- オランダ
- シンガポール
- シンガポール国立大学人文社会学部 (FASS-NUS)
- イギリス
- ロンドン大学東洋アフリカ研究学院 (SOAS)
- アメリカ合衆国
高等学校等との連携
協定締結校
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 石川県
- 長野県
その他
連携講座(総合国際学研究科)
キャンパスメンバーズ
企業からの評価
人事担当者からの評価
- 2021年日本経済新聞社と日経HRが実施した、「企業の人事担当者からみたイメージ調査」[22](全上場企業と一部有力未上場企業4,850社の人事担当者を対象に、2019年4月から2021年3月までの間に採用した学生から見た大学のイメージなどを聞いた調査)において、東京外国語大学は、「全国総合」で788大学[23]中、第13位[22]にランキングされた。
- 2022年日本経済新聞社と日経HRが実施した、「人事が見る大学イメージ調査」[24](2022年2月時点の全ての上場企業と一部有力未上場企業の人事担当者を対象に、採用した学生から見た大学のイメージなどを聞いた調査)において、東京外国語大学は、「関東・甲信越」で第3位[22]にランキングされた[25]。
出世力
- ダイヤモンド社の2006年年9月23日発行のビジネス誌『週刊ダイヤモンド』94巻36号(通巻4147号)「出世できる大学」と題された特集の出世力ランキング(日本の全上場企業3,800社余の代表取締役を全調査[26][27][28])で、東京外国語大学は、2006年時点で存在する744大学[29]中第32位[30]にランキングされた。
- 『週刊エコノミスト』(2010年8月31日号)に掲載された、「卒業生数の割に役員・管理職の人数が多い度合い」で、東京外国語大学は、2010年時点で存在する全国の778大学[31]中、第6位にランキングされた[32]。
注釈
- ^ 非公式に学生・院生らからは(タフス)と呼ばれている
- ^ 博士後期課程3専攻のうち「共同サステイナビリティ研究専攻」は、東京農工大学、電気通信大学との共同専攻である。
- ^ 主専攻語28言語に加え、その他46言語、合わせて74言語を学ぶことができる[3]。
- ^ 2021年(令和3年)入学生用の学生募集要項[1]によると、「言語」ごとに募集。また、入学後、志望言語に関係する「地域」に配属(複数ある場合はどれか1つに配属)。
- ^ 2020年度(令和成2年度)入学者用の言語文化学部の履修案内[2]によると、3年次から所属する。
- ^ 2021年(令和3年)入学生用の学生募集要項によると、「地域」ごとに募集。また、入学後、志望地域に関係する「言語」に配属(複数ある場合はどれか1つに配属)。
- ^ 2020年度(令和2年度)入学者用の国際社会学部の履修案内[3]によると、3年次から所属する。
- ^ 2015年度(平成27年度)入学生用の博士前期課程の学生募集要項(秋期募集)[4]、2015年度(平成27年度)版の大学院総合国際学研究科博士前期・後期課程案内[5]によると、一般言語学、記述言語学、社会言語学、対照言語学、音声学、言語情報学などの観点から人間の言語について総合的に研究する。
- ^ 2015年度(平成27年度)入学生用の博士前期課程の学生募集要項(秋期募集)、2015年度(平成27年度)版の大学院総合国際学研究科博士前期・後期課程案内によると、特定の個別言語(主として27言語の一つ)に対象を絞って音声学・音韻論、形態論、文法論、意味論、語用論などの観点から理論的かつ実証的に研究する。27言語は、中国語、朝鮮語、モンゴル語、フィリピン語、ベトナム語、カンボジア語、ラオス語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ビルマ語、ベンガル語、ヒンディー語、ウルドゥー語、ペルシア語、アラビア語、トルコ語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ポーランド語、チェコ語、日本語。
- ^ 2015年度(平成27年度)入学生用の博士前期課程の学生募集要項(秋期募集)、2015年度(平成27年度)版の大学院総合国際学研究科博士前期・後期課程案内によると、超域文化、批評文化、古典文化(古典ギリシャ語文学、ラテン語文学、サンスクリット語文学)、表象文化、人類文化といった領域の事象に注目、領域横断的な対象を設定し、それを研究するうえで必要不可欠な分析装置の習得を目指す。
- ^ 2015年度(平成27年度)入学生用の博士前期課程の学生募集要項(秋期募集)、2015年度(平成27年度)版の大学院総合国際学研究科博士前期・後期課程案内によると、世界の諸言語(主として27言語の一つ)で書かれたテクスト(詩、小説、戯曲、哲学、思想)の読解を通じて、作家論、テーマ分析、物語論、イメージ論、コミュニケーション論などの観点から研究する。
- ^ 国立大学法人東京外国語大学大学院学則によると、アジア・アフリカ、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカ、日本の各地域に関する授業科目は、それぞれ歴史文化論、政治経済論という2本立てで構成されている。
- ^ 2015年度(平成27年度)入学生用の博士前期課程の学生募集要項(秋期募集)、2015年度版(平成27年度)の大学院総合国際学研究科博士前期・後期課程案内によると、国際関係論、政治学、経済学、社会学、教育学、文化人類学やジェンダー研究、カルチュラル・スタディーズなどの体系的知識を踏まえ、主に社会科学の手法を用いて諸地域の出来事にアプローチする。
- ^ 2015年度(平成27年度)版の大学概要では、教育研究組織の中に位置づけられておらず、運営組織を構成するものとなっている。
出典
- ^ a b “歴史・沿革”. 東京外国語大学. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “大学院総合国際学研究科”. 東京外国語大学. 2019年4月5日閲覧。
- ^ “大学概要2018” (pdf). 東京外国語大学. p. 16. 2019年4月5日閲覧。
- ^ a b https://www.topuniversities.com/universities/tokyo-university-foreign-studies
- ^ “校章・スクールカラー”. 東京外国語大学. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “組織・附属機関”. 東京外国語大学. 2019年4月5日閲覧。
- ^ “研究組織構成”. 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所. 2019年4月5日閲覧。
- ^ “世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業”. 日本学術振興会. 2018年9月4日閲覧。
- ^ “平成14年度 21世紀COEプログラム 採択拠点”. 日本学術振興会. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “平成14年度 21世紀COEプログラム 採択拠点”. 日本学術振興会. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “グローバルCOEプログラム”. 日本学術振興会. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “平成15年度「特色ある大学教育支援プログラム」 テーマ別採択状況”. 文部科学省. 2019年4月5日閲覧。
- ^ a b “100年以上にわたる歴史を誇る、26言語の「語劇」公演――東京外国語大学「外語祭」”. 大学プレスセンター(東京外国語大学によるプレスリリース) (2008年10月10日). 2018年9月7日閲覧。
- ^ “東京外語会について 組織概要”. 東京外語会. 2024年1月5日閲覧。
- ^ “東京外国語大学留学生支援の会 (TUFS International Student Support Association)”. Facebook. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “東京外大、農工大、電通大 三大学による基本協定を締結”. 東京外国語大学 (2017年3月3日). 2018年9月7日閲覧。
- ^ “協働高大接続教育プログラム プログラム概要”. 文理協働型グローバル人材育成プログラム. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “協働共通・専門教育プログラム プログラム概要”. 文理協働型グローバル人材育成プログラム. 2018年9月7日閲覧。
- ^ “三大学共同大学院について”. 文理協働型グローバル人材育成プログラム. 2018年9月7日閲覧。
- ^ 日刊工業新聞、2018年5月24日木曜日。web版。
- ^ “美術館利用等”. 東京外国語大学. 2024年1月5日閲覧。
- ^ a b c “《日経HR》企業の人事担当者から見た大学イメージ調査 『就職力ランキング』”. 2021年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月18日閲覧。
- ^ 「日本の大学数 2021年度は788大学」(PDF)『今月の視点』第172号、旺文社 教育情報センター、2021年4月1日、2021年7月18日閲覧。
- ^ “《日経HR》『人事が見る大学イメージ調査』”. 2022年6月3日閲覧。
- ^ 日本経済新聞令和4年6月1日朝刊.35面.東京・首都圏経済
- ^ 小樽ジャーナル
- ^ 週間ダイヤモンド「大学出世ランキング」
- ^ 週刊ダイヤモンド「出世できる大学」 神戸商科大学は5位、大阪市立大学は27位 大阪府立大学は14位
- ^ 大学数・学生数|国立大学協会
- ^ 出世できる大学ランキング 週間ダイヤモンド「大学出世ランキング」 2024年4月閲覧
- ^ 日本の人口推移と大学数の推移|大学改革 参考資料 平成30年2月 内閣官房人生100年時代構想推進室 14/17頁
- ^ 「有名大学卒ほど出世しやすい」はもはや昔の話?小樽商科、滋賀、大阪市立――地方の意外な実力校|週刊エコノミスト(2010年8月31日号)より
- 1 東京外国語大学とは
- 2 東京外国語大学の概要
- 3 基礎データ
- 4 大学関係者と組織
- 5 脚注
固有名詞の分類
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