小泉文夫音楽賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 00:11 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動小泉文夫音楽賞 | |
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国 | 日本 |
主催 | 公益信託小泉文夫記念民族音楽基金 |
初回 | 1989年 |
公式サイト | www |
候補者と選考
例年秋に、その年度の受賞候補者の推薦を、世界各地の民族音楽研究機関や関連領域の有識者に依頼し、それに基づいて選考委員会が受賞者を決定する[2]。
歴史
小泉文夫記念民族音楽基金は、小泉文夫(1927年-1983年)教授の未亡人であった小泉三枝子(加古三枝子)が、1989年10月11日に、亡き夫の民族音楽学に捧げた生涯を記念し、この分野において重要な貢献をした個人や団体を顕彰するために設立したものである。第1回の小泉文夫音楽賞は、同年にイギリスの民族音楽学者ジョン・ブラッキングと東京芸術大学民族音楽ゼミナールに授与された。2020年までに、41個人と4団体がこの賞を受賞している[3]。受賞者とその受賞理由の一覧は、賞の公式サイトに公開されている[3][4]。2009年以降の受賞講演のテキストも、ウェブサイトで公開されている[3]。
受賞者一覧
各年度の授賞式は、翌年春におこなわれる[3]。
1989年度
1990年度
- 東儀季信 - 日本 カリフォルニア大学ロサンゼルス校 民族音楽学・体系的音楽学部門 講師、雅楽奏者)
- 国立音楽大学楽器資料館 日本
1991年度
1992年度
1993年度
1994年度
- チャン・ヴァン・ケー - ベトナム パリ・ソルボンヌ大学(パリ第4大学)名誉教授・フランス国立科学研究センター長)
1995年度
- 黄翔鹏 (Huang Xiangpeng) - 中華人民共和国 中国芸術研究院音楽研究所教授、元所長
1996年度
1997年度
1998年度
1999年度
2000年度
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
2005年度
- イ・マデ・バンデム - インドネシア インドネシア芸術大学ジョクジャカルタ校教授、学長
2006年度
2007年度
2008年度
- シムハ・アロム - フランス フランス国立科学研究センター名誉研究部長
- 蒲生郷昭 - 日本 東京文化財研究所名誉研究員
2009年度
- バーバラ・バーナード・スミス (Barbara Barnard Smith) - アメリカ合衆国 ハワイ大学マノア校名誉教授
- ジョーゼフ・ジョルダーニア - オーストラリア メルボルン大学名誉研究員、トビリシ音楽院教授、同伝統多声楽研究センター国際部長
2010年度
- 沈洽 (Shen Qia) - 中華人民共和国 中国音楽学院教授
- チャールズ・カイル (Charles Keil) - アメリカ合衆国 ニューヨーク州立大学バッファロー校名誉教授
2011年度
2012年度
- マリー・シェーファー - カナダ トロント大学ロイヤル音楽院グレン・グールド・スクール教授、作曲家
2013年度
- ロベルト・ガルフィアス - アメリカ合衆国 カリフォルニア大学アーバイン校教授
- オペラシアターこんにゃく座 日本
2014年度
2015年度
2016年度
- 時田アリソン (Alison Tokita) - 日本 京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター長
- パトリシア=シーアン・キャンベル - アメリカ合衆国 ワシントン大学、ドナルド・E. ピーターセン講座教授、音楽教育学・民族音楽学
2017年度
2018年度
- デイヴィド・ヒューズ (David W. Hughes) - イギリス ロンドン大学SOAS(東洋アフリカ学院)、音楽科および日本研究センター研究員
2019年度:授賞式は、新型コロナ感染防止のために開催未定の延期となった。
- 1 小泉文夫音楽賞とは
- 2 小泉文夫音楽賞の概要
- 3 外部リンク
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