宇野常寛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 04:21 UTC 版)
宇野 常寛 (うの つねひろ) | |
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ペンネーム |
宇野 常寛 (うの つねひろ) |
誕生 |
本名非公開 1978年11月17日(45歳) 日本 |
職業 | 評論家、作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 立命館大学 |
活動期間 | 2002年 - |
ジャンル | 批評、小説 |
代表作 |
『ゼロ年代の想像力』 『リトル・ピープルの時代』 『母性のディストピア』 |
ウィキポータル 文学 |
著作に『ゼロ年代の想像力』(2008年)、『リトル・ピープルの時代』(2011年)、『日本文化の論点』(2013年)など。
来歴・人物
2005年にインディーズで批評誌『PLANETS』を創刊、同誌を足がかりに活動の場を拡大し、2008年7月にデビュー作『ゼロ年代の想像力』(早川書房)を上梓した。その他にも代表作に『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎、2011年)、『母性のディストピア』(集英社、2017年)などがある。
PLANETSは同名の批評誌の発行を行うサークルから法人化し、後述の書籍の出版、メールマガジンの発行、動画番組の配信、イベントの開催、オンラインサロンの運営など多岐に渡り活動している。
近年はPLANETSとしての活動の他に、ニュース番組や討論番組を中心にラジオ、テレビなどの放送媒体への出演も多く、2013年4月からニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)』金曜日パーソナリティ(14年3月まで)、2014年10月からJ-WAVE『THE HANGOUT』月曜ナビゲーター(16年9月まで)を担当した。2015年4月から2017年9月までは、日本テレビ『スッキリ!!』木曜日コメンテーターを務めていた。2018年9月から2019年6月までdTVチャンネルのニュース番組『ニュースX』の火曜日キャスターを務めた。
2011年4月から東京大学教養学部で自治会自主ゼミ「現代文化論」を担当(同7月まで)、同10月からサバティカル休暇に入る高橋源一郎の代役として明治学院大学非常勤講師(12年3月まで)を務める。現在は、2013年4月から京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師(20年3月まで)、2015年4月から立教大学兼任講師を務める。
「遅いインターネット」(幻冬舎、2020年)では現代のソーシャルメディア上のコミュニケーションを人間を思考停止に導くものであると批判し、「遅いインターネット計画」を発表。同計画に基づいてPLANETSの運営するウェブマガジン「遅いインターネット」を創刊、また個人の発信ノウハウの共有を目的したワークショップ「PLANETSSCHOOL」を開講した。
著書
単著
- 『ゼロ年代の想像力』(早川書房、2008年)
- 『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎、2011年)
- 『日本文化の論点』(ちくま新書、2013年)
- 『原子爆弾とジョーカーなき世界』(メディアファクトリー、2013年)
- 『楽器と武器だけが人を殺すことができる』(KADOKAWA / メディアファクトリー、2014年)
- 『母性のディストピア』(集英社、2017年)
- 『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(朝日新聞出版、2018年)
- 『遅いインターネット』(幻冬舎、2020年)
- 『水曜日は働かない』(ホーム社 / 集英社、2022年)
- 『砂漠と異人たち』(朝日新聞出版、2022年)
共著
- 『批評のジェノサイズ——サブカルチャー最終審判』(サイゾー、更科修一郎、2009年)
- 『希望論』(NHK出版、濱野智史、2012年)- 対談
- 『AKB48白熱論争』(幻冬舎新書、小林よしのり、中森明夫、濱野智史、2012年)
- 『こんな日本をつくりたい』(太田出版、石破茂、2012年)- 対談
- 『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社、猪子寿之、落合陽一、尾原和啓、門脇耕三、駒崎弘樹、根津孝太、吉田浩一郎、2014年)
- 『ナショナリズムの現在―〈ネトウヨ〉化する日本と東アジアの未来』(朝日新聞出版、萱野稔人、小林よしのり、朴順梨、與那覇潤、2014年)
- 『資本主義こそが究極の革命である 市場から社会を変えるイノベーターたち』(KADOKAWA、粟飯原理咲、安藝貴範、安宅和人、川鍋一郎、北川拓也、野林徳行、古川健介、森健志郎、2015年)
- 『ものづくり2.0 メイカーズムーブメントの日本的展開』(KADOKAWA、岩佐琢磨、大西裕弥、小笠原治、川口盛之助、田子學、根津孝太、小西哲哉、近藤玄大、山浦博志)
- 『これからの「カッコよさ」の話をしよう』(KADOKAWA、浅子佳英、門脇耕三、2015年8月) - 対談
- 『新しい地図の見つけ方』(KADOKAWA / メディアファクトリー、吉田尚記、2016年)
- 『人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界』(猪子寿之、PLANETS、2019年) - 対談
監修
- 別冊サイゾー×PLANETS 文化時評アーカイブス2011-2012 (月刊サイゾー5月号増刊、2012年3月)
- ダ・ヴィンチ×PLANETS 文化時評アーカイブス2012-2013 (メディアファクトリー、2012年3月)
- 別冊サイゾー×PLANETS 文化時評アーカイブス2013-2014(月刊サイゾー5月号増刊、2014年3月)
- 朝日新聞出版×PLANETS 文化時評アーカイブス2014-2015
編集協力
- 思想地図vol.4 特集・想像力 (NHKブックス別巻)(日本放送出版協会 2009年11月)
- 週刊朝日増刊 朝日ジャーナル 日本破壊計画(朝日新聞出版 2011年 3/19号)
出演
映画
テレビ
- ETV特集「“ノンポリのオタク”が日本を変える時 〜怒れる批評家、宇野常寛〜」(2013年2月10日、NHK総合)[2]
- スッキリ!!(2015年3月30日 - 2017年9月28日、日本テレビ) - コメンテーター[3]
- ラストアイドル(2017年10月15日 - 、テレビ朝日) - 審査員として不定期出演
- 100分de名著スペシャル「100分de石ノ森章太郎」(2018年9月8日、NHK)
- フェイク·バスターズ(2020年5月5日,8月20日、12月18日、2021年8月10日、NHK) -進行役として出演
ラジオ
- 宇野常寛のオールナイトニッポン0(ZERO)(2013年4月5日 - 2014年3月28日、ニッポン放送) - メインパーソナリティー
- THE HANGOUT(2014年10月6日 - 2016年9月27日、J-WAVE) - 月曜ナビゲーター
音声講義
- 『遅いインターネット』を語る (VOOX、2021年2月)
- ^ “私たちについて”. パブリックアフェアーズジャパン. 2021年3月7日閲覧。
- ^ 「【ETV特集】“ノンポリのオタク”が日本を変える時 〜怒れる批評家、宇野常寛〜」
- ^ “上重聡アナ「スッキリ!!」のMCに!松坂投手との“誓い”明かす”. シネマトゥデイ (2015年3月6日). 2015年3月6日閲覧。
- ^ PLANETS YouTubeチャンネル - YouTubeチャンネル(随時更新)2019年1月14日閲覧
- ^ PLANETSチャンネル - ニコニコチャンネル(随時更新)2019年1月14日閲覧
- ^ 水曜解放区 アーカイブ - ニコニコチャンネル(随時更新)2019年1月14日閲覧
- ^ 木曜解放区 アーカイブ - ニコニコチャンネル(随時更新)2019年1月14日閲覧
固有名詞の分類
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