トヨタ・カローラレビン 初代(カローラシリーズ通算2代目)TE27型(1972年 - 1974年)

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トヨタ・カローラレビン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 07:12 UTC 版)

初代(カローラシリーズ通算2代目)TE27型(1972年 - 1974年)

トヨタ・カローラレビン(初代)
TE27型
前期型
後期型
概要
製造国 日本
販売期間 1972年3月 - 1974年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 2T-G型 1.6 L 直4 DOHC
2T-GR型 1.6 L 直4 DOHC
2T-B型 1.6 L 直4 OHV
2T-BR型 1.6 L 直4 OHV
最高出力 2T-G型 115 ps/6,400 rpm
2T-GR型 110 ps/6,000 rpm
2T-B型 105 ps/6,000 rpm
2T-BR型 100 ps/6,000 rpm
最大トルク

2T-G型 14.5 kgm/5,200 rpm
2T-GR型 14.0 kgm/4,800 rpm
2T-B型 14.2 kgm/4,200 rpm
2T-BR型 13.9 kgm/4,200

rpm
変速機 5速 MT
前:独立懸架ストラット式
後:非対称半楕円リーフスプリング
前:独立懸架ストラット式
後:非対称半楕円リーフスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,335 mm
全長 3,955 mm
全幅 1,595 mm
全高 1,335 mm
車両重量 855 kg
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無類のラリー好きであった久保地理介(後のトヨタ自動車副社長)が「セリカの2T-Gエンジンをカローラに積みたい」と言ったことから開発がスタートした[1]1972年3月に登場。カローラレビンは、カローラクーペの「SL」や「SR」よりスポーティな「ホットモデル」として登場した。当時は「普通の」カローラにもクーペモデルが存在したため、ボディタイプでの区別ではなく、高性能バージョンとしての位置づけであった。カローラクーペとは、FRP製オーバーフェンダー(生産時期によっては金属製のものもある)の有無で区別できる。エンジンは上位車種ではあるが、成り立ちはカローラ派生の、セリカ1600GTから移植された2T-G型 1.6L DOHCエンジンが搭載された。正確にいえば、有鉛ハイオクガソリン仕様の2T-G型(115 ps:グロス値)とレギュラーガソリン仕様の2T-GR型 (110 ps) とが設定されていた。1973年4月のマイナーチェンジの際に追加された「レビンJ」には、ツインキャブの2T-B型 1.6 L OHVエンジン(105 ps:グロス値)および、そのレギュラーガソリン仕様にあたる2T-BR型 1.6 L OHVエンジン(100 ps:グロス値)がそれぞれ搭載されていた。「J」は「ジュニア」の頭文字で、アルファロメオ・ジュリアなどにならったもの。スプリンタートレノにも同様のモデルが設定された。


  1. ^ a b 佐々木紫郎 インタビュー
  2. ^ a b 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p84
  3. ^ トヨタ、中国向け新型車「レビン」を出展【北京ショー2014】 【ニュース】”. webCG. 2022年12月30日閲覧。
  4. ^ 【広州モーターショー16】トヨタ レビン に「ターボ」…ダウンサイズの1.2リットル搭載”. レスポンス(Response.jp). 2022年12月30日閲覧。
  5. ^ CORPORATION, TOYOTA MOTOR. “TOYOTA、新型カローラ シリーズのセダンを中国 広州国際モーターショーで世界初披露 | トヨタ | グローバルニュースルーム”. トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト. 2022年12月30日閲覧。
  6. ^ a b トヨタが新型「レビン」を初披露目! スポーティ顔のメッシュグリル採用! 第5世代ハイブリッド仕様を広州ショーで公開”. くるまのニュース(株式会社メディア・ヴァーグ. 2023年1月6日閲覧。
  7. ^ トヨタ 新型「レビン」中国で発表に「日本は出ない!?」「レビンといえば2ドアでは?」反響集まる”. くるまのニュース(株式会社メディア・ヴァーグ) (2023年3月29日). 2023年3月31日閲覧。
  8. ^ トヨタ・カローラ1600レビン…WRC参戦マシンのベース車特集GAZOO.com 2018年2月14日
  9. ^ CG増刊「The 86」
  10. ^ カローラの哲学
  11. ^ CTCC第3戦:新型キアK3 2.0Tが最後尾から逆転勝利。トヨタも初の3位表彰台as-web 2019年6月26日
  12. ^ 車両系統図【豆知識】車名の由来”. トヨタ自動車株式会社. 2022年2月13日閲覧。
  1. ^ 旧式ながらLASREエンジンに編入された
  2. ^ 実際にはグリルやバンパーの形状が異なり、トレノとはかなり印象が異なる。
  3. ^ ヘッドランプの光軸高さが、北米の保安基準より低かったため。240SXの場合も同じくリトラクタブル化(いわゆるワンビア状態)で対応している。
  4. ^ スカイラインシルビアブルーバードの3車種
  5. ^ 過給機付きエンジン搭載車は、エンジン排気量が1.7倍に換算され、2.7Lとして扱われる。
  6. ^ グループAでは、量産車両で設定されているタイヤサイズからの拡大幅が制限されていた。






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