テスコ (チェーンストア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 10:24 UTC 版)
テスコの本社(Tesco House) | |
種類 | 公開有限責任会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
イギリス イングランド ハートフォードシャー ブロックスボーン |
設立 | 1919年創業 |
業種 | 小売 |
代表者 | |
売上高 | £65.762 billion (2023)[3] |
従業員数 | 367,321 (2021)[4] |
関係する人物 | ジャック・コーエン(創業者) |
外部リンク | http://www.tesco.com/ |
5大世界流通大手の一つであり、イギリスのみならず北半球の十数カ国でハイパーマーケット、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどを展開している。売上高では、アズダ(ASDA)、セインズベリーを引き離してイギリス国内最大手である。
世界展開
2006年度末時点の国別の店舗数などは下表の通り。日本市場へは後述の通り2003年に参入し2013年に撤退している。タイへはアジア通貨危機を契機に参入した。当初はCPグループとの合弁事業だった。大韓民国ではサムスングループと共同で「ホームプラス」として運営していたが、後にサムスン側が完全売却し完全にテスコ傘下となり、数年後MBKパートナーズに売却し韓国からも実質的に撤退。フランスではイギリス人の日帰り旅行者向けの酒屋がカレーにある。
国 | 店舗数 | 総面積 | 参入年 |
イギリス | 1,988店 | 2,581,310m² | 1919年 |
タイ | 370店 | 698,166m² | 1998年 |
ポーランド | 280店 | 606,935m² | 1995年 |
日本 | 109店 | 29,078m² | 2003年 |
ハンガリー | 101店 | 448,164m² | 1994年 |
アイルランド | 95店 | 205,780m² | 1997年 |
チェコ | 84店 | 381,459m² | 1996年 |
韓国 | 270店 | 473,340m² | 1999年 |
スロバキア | 48店 | 225,475m² | 1996年 |
中国 | 47店 | 392,422m² | 2004年 |
トルコ | 30店 | 102,936m² | 2003年 |
マレーシア | 19店 | 174,750m² | 2002年 |
アメリカ合衆国 | 6店 | 60,000sq ft | 2007年 |
フランス | 1店 | 16,000sq ft | 1992年 |
日本での展開
2003年に既存企業のシートゥーネットワークを買収して日本へ進出。そのため日本独自の「つるかめ」ブランドの小型店舗が多数あった。
しかし2011年8月31日日本からの撤退が発表され、「テスコ」ブランドの店舗はイオンへの売却により、2013年に消滅した。 発表時は既存店舗の扱いなどは明らかにされていなかったが、 2012年6月18日にイオンが日本法人であるテスコジャパンの株式の過半を1円で取得する予定であることを発表した[5]。2013年1月1日付けで株式の50%をイオンが取得し、3月には商号の「テスコジャパン」が「イオンエブリ」に変更された。
- ^ Butler, Sarah (2015年2月17日). “Tesco announces John Allan as new chairman”. The Guardian 2015年8月28日閲覧。
- ^ Wood, Zoe; Makortoff, Kalyeena (2019年10月2日). “Boots 'lifer' to replace Dave Lewis at helm of Tesco” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Annual Report 2023”. Tesco plc. 2024年2月11日閲覧。
- ^ “Five Year Record”. Tesco plc. 2022年2月15日閲覧。
- ^ テスコジャパン株式会社の株式取得について イオンニュースリリース - 2012年6月18日閲覧。
- 1 テスコ (チェーンストア)とは
- 2 テスコ (チェーンストア)の概要
- 3 フォーマット
- 4 外部リンク
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