サイクロイド (ストリートファイター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/13 05:38 UTC 版)
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サイクロイドγ プロフィール
サイクロイドβ プロフィール
目次
概要
格闘家の技を吸収して学習する戦闘兵器。初出の『ストリートファイターEX plus』では隠しキャラクターとして、「サイクロイドβ(サイクロイドベータ)」と「サイクロイドγ(サイクロイドガンマ)」の2体が登場した。βはテクスチャーのない透けたポリゴンのみの姿、γはワイヤーフレームのみの姿をしており、それぞれ他のキャラクターたちの技を組み合わせた性能を持っている。ボイスは無く、音声は機械音や心臓の鼓動音などで構成される。
元は開発に際してモーションチェック用に作られた、プロトタイプキャラクターである。
アーケード版『EX plus』では両者とも詳細不明の謎のサイボーグという位置づけだったが、PlayStation版『EX plus α』にて、サイクロイドγはプルム・プルナの父親であるバルバが巨大犯罪組織シャドルーを壊滅させるために開発した、相手の戦術を記憶・学習してコピーする近接戦闘用ウェポンという設定が追加された。だが、サイクロイドγの完成直前に内通者の通報によってバルバは幽閉されてしまう。その後は不明だが、不完全なままバルバの意志に反して使われていることが示唆されている。後にγは研究所を脱走したが、新たに現れた謎のサイボーグであるサイクロイドβがその後を追い、ターゲットであるγの行動を阻止するというプログラムを遂行する[1]。
『EX2 PLUS』では、ボーナスステージ「EXCEL BREAK(エクセルブレイク)」の対戦相手として「サイクロイド」(ギリシャ文字表記はなく、姿はβのものに近い)が登場した。CPU専用のダミーキャラクターという扱いであり、プレイヤーが使用することはできない。また、エンディングのスタッフロール中の対戦相手や、デモ画面の対戦成績のランキング画面で「EXTRA(ランダムセレクト)」が1位になった時にも登場する。設定は存在せず、前作のβと同一個体であるかは不明。
サイクロイドと同様に「他人の技を組み合わせる」というコンセプトを持つキャラクターとして、『ストリートファイターEX3』ではエース、『ストリートファイターIV』シリーズではセスが登場している。
『ストリートファイターV』の公式ホームページ「シャドルー格闘家研究所」の「キャラ図鑑」にて個人プロフィールが明かされた。ここでは、サイクロイドγは元々はシャドルー壊滅用に開発されていた兵器でありながら、強引にバルバと共にシャドルー所属ということにして世界征服に役立てていること、最終調整をバルバが断ったためシャドルー技術部の方で仕上げたこと、優秀な戦士ではあるがたまに暴走するのと技の学習が雑なのが欠点であることが語られている[2]。一方でサイクロイドβは何処から来たのか解らない正体不明の未確認兵器とされ、脱走したγを追跡している際に発見されたことと、暴走するγを静止させるために活動しているらしいこと以外は全くの謎とされている[3]。
ゲーム上の特徴
『EX plus』のサイクロイドβはコマンド技の、サイクロイドγはタメ技の必殺技やスーパーコンボで構成される。技によっては、他キャラクター本来の技をアレンジしたものもあり、技名はすべて本来の技名の語頭にβやγをつけたものになっている。身体が透けており、色が明滅しながら変化しているため、ステージによっては位置を視認しづらくなっている。『EX plus』でのステージは、βがドクトリン・ダークと、γがスカロマニアと同じ場所。『EX plus α』では専用BGM「Future Objects」が追加された。
『EX2 PLUS』のボーナスステージに登場するサイクロイドは、同作のシステムである「エクセル」発動中にしかダメージを与えることができず、スーパーコンボゲージを使い切るとその時点でプレイヤー側の敗北になる。スタッフロールで登場した際はプレイヤー側がゲージ消費行動を使い放題になり、普通に攻撃を加えることが可能。サイクロイド自身は技を持たず、一切攻撃を行わない。
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- 1 サイクロイド (ストリートファイター)とは
- 2 サイクロイド (ストリートファイター)の概要
- 3 技の解説(サイクロイドβ)
- 4 技の解説(サイクロイドγ)
- 5 その他
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