はるな型護衛艦 諸元表

はるな型護衛艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 02:18 UTC 版)

諸元表

建造時 FRAM後
基準排水量 4,700トン DDH-141: 4,950トン
DDH-142: 5,050トン
満載排水量 DDH-141: 6,850トン
DDH-142: 6,950トン
全長 153.0 m
全幅 17.5 m
深さ 11.0m
吃水 5.1 m
機関 水管ボイラー×2缶
蒸気タービン(35,000 hp (26 MW))×2基
スクリュープロペラ×2軸
速力 31ノット
定員 370名
兵装 73式54口径5インチ単装速射砲×2基
- 高性能20mm機関砲CIWS)×2基
シースパロー短SAM 8連装発射機×1基
74式アスロックSUM 8連装発射機×1基
68式3連装短魚雷発射管HOS-301×2基
艦載機 HSS-2A×3機 HSS-2B/SH-60J×3機
C4I - DDH-141: OYQ-6-2 CDS
DDH-142: OYQ-7B-2 CDS
FCS FCS-1A GFCS×2基 FCS-1A GFCS×1基
- FCS-2-12 MFCS
SFCS-4 水中攻撃指揮装置
レーダー OPS-11B 対空用 OPS-11C 対空用
OPS-17 対水上用 OPS-28 対水上用
- OPS-20 航海用
ソナー OQS-3 艦首装備式
電子戦
対抗手段
NOLR-5 ESM装置 NOLQ-1-3 ESM/ECM装置
OLR-9B RWR
Mk.137 対抗手段発射機×4基

新旧ヘリコプター搭載護衛艦の比較

DDH各型の比較
いずも型 ひゅうが型 しらね型 はるな型
船体 基準排水量 19,500 t 13,950 t 5,200 t 4,950 t
満載排水量 26,000 t 19,000 t 6,800 t 6,850 t
全長 248 m 197 m 159 m 153 m
全幅 38 m 33 m 17.5 m
主機 機関 ガスタービン 蒸気タービン
方式 COGAG ギアード・タービン
出力 112,000 ps 100,000 ps 70,000 ps
速力 30 kt 32 kt / 31 kt 31 kt
兵装 砲熕 54口径5インチ単装砲×2基
高性能20mm機関砲×2基
12.7mm重機関銃×数基[注 3] 12.7mm重機関銃×7基[注 3]
ミサイル SeaRAM 11連装発射機×2基 Mk.41 VLS×16セル
(ESSM,VLA)
シースパロー 8連装発射機×1基
アスロック 8連装発射機×1基
水雷 魚雷防御装置 3連装短魚雷発射管×2基
97式 / Mk46 / 73式
ヘリ運用機能 搭載機 SH-60J/K×7機
MCH-101×2機
最大14機
SH-60J/K×3機
MCH-101×1機
最大11機
HSS-2B / SH-60J/K×3機
甲板 全通[注 4] 全通 艦尾
同時発着 可能(同時に5機) 可能(同時に3機) 不可能(連続2機は可能)
同型艦数 2隻 2隻 2隻(退役) 2隻(退役)

注釈

  1. ^ また検討の最初期段階では、艦砲を全廃し全通飛行甲板にして、ターター・システムを搭載する構想もあった[17]
  2. ^ イタリア海軍のアンドレア・ドーリア級巡洋艦は、計画段階では、本型と同様にシーキング3機の運用を予定していたが、実際には航空艤装が小さすぎて余裕がなく(ヘリコプター甲板は30×16メートル)、より小型のAB-204(後にはAB-212)4機の搭載となった[18]
  3. ^ a b 固定兵装ではなく搭載品扱い
  4. ^ STOVL対応に改修予定
  5. ^ フリゲート艦隊が爆雷攻撃を実施する『ゴジラ』では「海上保安庁」でクレジットされている
  6. ^ ゲームでの対潜ヘリユニットは4機で1ユニットを構成するため1機を分離するか生産段階で3機に留めなくては搭載できない
  7. ^ それまでのシリーズではシースパローや5インチ砲を用いての対空・対艦・対地攻撃が可能だった

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 香田 2015, pp. 118–123.
  2. ^ 香田 2015, pp. 112–117.
  3. ^ 山崎 2017.
  4. ^ 香田 2015, pp. 36–43.
  5. ^ 岡田 1994.
  6. ^ 香田 2015, pp. 106–111.
  7. ^ a b 長田 1995.
  8. ^ 香田 2009.
  9. ^ 岡部 2001.
  10. ^ a b 阿部 2000, pp. 102–107.
  11. ^ a b 香田 2017.
  12. ^ a b 阿部 2011.
  13. ^ 香田 2015, pp. 134–143.
  14. ^ 多田 2010.
  15. ^ a b c d 海人社 2008.
  16. ^ 坂田 1995.
  17. ^ 荒木 2012.
  18. ^ Gardiner 1996, pp. 199–204.
  19. ^ a b c d e f 香田 2015, pp. 214–219.
  20. ^ 山崎 2011.
  21. ^ 海人社 2009.
  22. ^ 超最新ゴジラ大図鑑 1992, pp. 172–173, 「海上兵器」






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