OPS-16/17
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 14:16 UTC 版)
海上自衛隊では、ありあけ型護衛艦(旧米フレッチャー級駆逐艦)のSGの換装用としてAN/SPS-10Bを入手した。そしてこれをベースとして、敵味方識別装置(IFF)のアンテナを組み込んだ国産版として開発されたのがOPS-16であり、68式OPS-16レーダとして制式化された。 マイナーバージョンアップを受けたOPS-16Cでは、真方位・相対方位のいずれでも切り替え使用できるようになり、ビデオ出力・トリガー出力端子が付加されている。またOPS-16Dでは、16C型をもとに半導体素子化されたほか、パルス幅・パルス繰り返し周波数が変更され、性能向上が図られている。また、メジャーバージョンアップ版のOPS-17では、中間周波数帯域幅およびビデオ帯域幅をそれぞれ2系統ずつ備えている。 搭載艦艇 OPS-16うみたか型駆潜艇(32PC) みずとり型駆潜艇(33PC) いすず型護衛艦(34DE) 「たちかぜ」(46DDG) 潜水艦救難母艦「ちよだ」(56AS) ひびき型音響測定艦(01AOS) 訓練支援艦「あづま」(42ATS) 砕氷艦「ふじ」(39AGB) OPS-17やまぐも型護衛艦(37DDK) たかつき型護衛艦(38DDA) みねぐも型護衛艦(40DDK) ちくご型護衛艦(42DE) はるな型護衛艦(43DDH) 掃海母艦「はやせ」(44MST) 機雷敷設艦「そうや」(44MMC)
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