除籍の検討
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 19:40 UTC 版)
2007年12月の火災事故で同艦は指揮通信系統 (CIC) をすべて交換しなければならなくなった。修理には約2年程度、費用は約200億円(最終的に約300億円程度に膨らむとの見方もあった)かかるとの暫定的な見積もりが出たことから、当初、防衛省と海上幕僚監部では、平成20年度末除籍予定のはるな型護衛艦「はるな」を延命させ「しらね」を除籍させる方向で検討していた。しかし「はるな」の艦体の老朽化も進んでいたことから、「はるな」の指揮通信系統 (CIC) 移植による修理のほうが短期かつ安価(約50億円程度)になることがわかり、こちらによる移植修理が行われた。
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