いちき串木野市 地理

いちき串木野市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 08:43 UTC 版)

地理

串木野地区中心部周辺の空中写真。
2013年9月19日撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

鹿児島県本土の西部、吹上浜の北端に位置する市である。2005年10月11日に旧串木野市日置郡市来町との合併で発足した。全域が旧日置郡に含まれる。

東西に細長い市域を取っており、市の西部に位置する羽島から東部に位置する冠嶽までは県道などを用いておおむね25分ほどの時間を要する。鹿児島県の地域分けでは鹿児島市と同様に鹿児島地区に分けられる。串木野地域市来地域は市を横断する八房川で区切られているが、八房川南部の一部地域は串木野地域である。

市内を鹿児島本線および南九州西回り自動車道が縦断しており、川内方面や伊集院・鹿児島方面への利用者やアクセスが多い。市の中心駅である串木野駅には、鹿児島中央駅からの折り返し列車も設定されている。また市中部にはスポーツ強豪校として名高い神村学園が所在し、2009年にJR神村学園前駅が開業すると市外からの通学がより容易になった。

航路では串木野新港から甑島の里港を結ぶフェリーが設定されている。また道路では枕崎市を始点とし、大部分を吹上浜と並走しながら南さつま市日置市を通って本市に至る国道270号の終点がある。

北部は金山峠を越えて薩摩川内市川内地域 (木場茶屋町)、東部は阿母峠を越えて同市の樋脇地域 (樋脇町市比野) と接している。また南部は日置市東市来地域 (東市来町湯田) と接している。

  • 冠岳(西岳)
    山 : 弁財天山、冠岳
  • 河川 : 大里川、五反田川、八房川
  • 湖沼 :萬福池

隣接している自治体

地名

串木野市

1954年以後、順次町名設置が行われている。

  • 曙町(1954年、下名)
  • 旭町(1954年、下名)
  • 浦和町(1954年、下名)
  • 大原町(1954年、下名)
  • 御倉町(1954年、下名)
  • 春日町(1954年、下名)
  • 北浜町(1954年、下名)
  • 京町(1954年、下名)
  • 栄町(1954年、下名)
  • 桜町(1954年、下名)
  • 汐見町(1954年、下名)
  • 昭和通(1954年、下名)
  • 新生町(1954年、下名)
  • 住吉町(1954年、下名)
  • 高見町(1954年、下名)
  • 中尾町(1954年、下名)
  • 西浜町(1954年、下名)
  • 日出町(1954年、下名)
  • 港町(1954年、下名)
  • 本浜町(1954年、下名)
  • 元町(1954年、下名)
  • 塩屋町(1969年、下名)
  • 緑町(1969年、下名)
  • 小瀬町(1983年、下名)
  • 長崎町(1983年、下名)
  • 美住町(1983年、下名)
  • 西塩田町(1988年、下名)
  • 西島平町(1988年、下名)
  • 東塩田町(1988年、下名)
  • 東島平町(1988年、下名)
  • 西薩町1990年、下名)
  • 愛木町(年不詳、羽島)
  • 口之町(年不詳、羽島)
  • 浜田町(年不詳、羽島)
  • まぐろ本町(年不詳、下名地先)
  • 恵比須町(2011年、下名)
  • 海瀬(2011年、下名)
  • 金山(2011年、下名)
  • 金山下(2011年、上名・下名)
  • 薩摩山(2011年、下名)
  • 芹ケ野(2011年、下名)
  • 照島(2011年、下名)
  • 野下(2011年、下名)
  • 野元(2011年、下名)
  • 浜ケ城(2011年、下名)
  • ひばりが丘(2011年、下名)
  • 平江(2011年、下名)
  • 深田上(2011年、下名)
  • 深田下(2011年、下名)
  • 別府(2011年、下名)
  • 三井(2011年、上名)
  • 八房(2011年、下名)
  • 袴田2012年、上名)
  • 生福(2012年、上名)
  • 河内(2012年、上名)
  • 浅山(2023年、上名)
  • 大薗(2023年、上名)
  • 小薗(2023年、上名)
  • 麓(2023年、上名)
市来町

人口

いちき串木野市発足後、人口は減少の一途を辿っている。

いちき串木野市と全国の年齢別人口分布(2005年) いちき串木野市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― いちき串木野市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

いちき串木野市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

  1. ^ さつまあげ発祥の地 鹿児島・いちき串木野”. 日本経済新聞 (2016年12月14日). 2024年2月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 串木野・市来合併協議会だより 臨時号”. 合併デジタルアーカイブ (2004年11月24日). 2021年9月28日閲覧。
  3. ^ 第15回串木野・市来合併協議会 会議録”. 合併デジタルアーカイブ (2004年11月19日). 2021年9月28日閲覧。
  4. ^ Ibaraki chiri chimei chizu no nazo : igai to shiranai ibarakiken no rekishi o yomitoku. Atsushi Onodera, 小野寺淳.. Tōkyō: Jitsugyōnonihonsha. (2014). ISBN 978-4-408-45517-4. OCLC 894194249. https://www.worldcat.org/oclc/894194249 
  5. ^ 合併協議会第15回 会議録第10頁 (国立国会図書館インターネット資料収集保存事業) https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/261073/www.kushikino-ichiki.kagosima.jp/kaisai/pdf/15_kaigiroku.pdf
  6. ^ 串木野・市来合併協議会だより 第10回協議会 提案事項”. 合併デジタルアーカイブ (2004年8月25日). 2021年9月28日閲覧。
  7. ^ 広報いちき串木野 Vol.119”. いちき串木野市 (2015年9月24日). 2021年9月30日閲覧。
  8. ^ 広報いちき串木野 Vol.129”. いちき串木野市 (2016年7月20日). 2021年9月30日閲覧。
  9. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、140頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  10. ^ 設置の経緯<協議会設置にあたって>川薩地区法定合併協議会
  11. ^ 日置合併協議会
  12. ^ これまでの取り組み<串木野・市来合併協議会>
  13. ^ 図典 日本の市町村章 p233
  14. ^ 市民歌・市民音頭
  15. ^ 思わず噛んじゃう市の名前ランキング”. 株式会社ウェイブダッシュ. 2022年3月25日閲覧。
  16. ^ いちき串木野市/国家石油地下備蓄基地”. いちき串木野市 (2020年4月17日). 2021年9月28日閲覧。
  17. ^ 串木野国家石油備蓄基地 : 組織について”. 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構[JOGMEC]. 2021年9月28日閲覧。






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