楚辭とは? わかりやすく解説

そじ【楚辞】

読み方:そじ

中国古代文学作品集戦国時代屈原作品と、その作風ならった宋玉後人作品集めた書。現行本は、漢の劉向(りゅうきょう)の編んだ16巻に、後漢王逸自作1巻加えたもので、17巻。「離騒」「九歌」「天問」などを収める


そじ 【楚辞】

中国戦国時代末、楚国行われた歌謡基盤をもち、詩人屈原作品を主とし、その作風をつぐ弟子後人の作を集めたもの。一六巻。前漢劉向編とされ、のち後漢王逸自作加えて一七巻とした。形式特色は『詩経』とは全く趣を異にし、漢の賦に大きな影響与えた神話利用されてもいる。

楚辞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/20 06:28 UTC 版)

楚辞』(そじ)は、中国戦国時代地方に謡われたと呼ばれる形式の韻文、およびそれらを集めた詩集の名前である。全17巻。その代表作として屈原の『離騒』が挙げられる。中国北方の『詩経』に対して南方を代表する古典文学であり、共に後代の漢詩に流れていく源流の一つとされる。また漢代に全盛を誇るの淵源とされ、合わせて辞賦と言われる。


  1. ^ 佐藤 1971, pp. 24–25.
  2. ^ 佐藤 1971, p. 25.


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