顧客接点 contact point
消費者がブランド自体、あるいは当該ブランドに関する情報に接するすべての機会。企業側から発信する広告、販売促進、パブリシティ、店頭、イベント等はもちろん、口コミや使用経験など企業の管理不能な場面も含まれている。ブランド・コンタクト・ポイント、メッセージ・タッチ・ポイントともいう。媒体の増加とともに、消費者がさらされる情報量も非常に多くなった現在、ブランドに関する情報を管理することがIMCの観点から非常に重要である。このIMCの実践では、コンタクト・ポイントの管理が鍵となる。ブランド確立のためには、すべての接点をマネジメントすることが求められるとして、広告会社では、さまざまなコミュニケーション手法を、目的に応じて最適に組み合わせる方法論を提示している。たとえば、電通が提唱するコンタクトポイントマネジメント、博報堂のタッチポイントマネジメント、アサツーディ・ケイのEX-Point(体験接点)マネジメントなどがある。ブランドの購買前だけではなく、購買後、使用後までを含めたコミュニケーションを考慮する必要がある。→IMC
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