くつ‐ぞこ【靴底】
靴底
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 07:39 UTC 版)

靴底(くつぞこ、英: sole)は、靴の最下層部を形成する部品[注 1]。もしくは、地面に接する面のみを特に指すこともある。
特徴
滑りにくいように溝が彫られているものも多い(ワークブーツにおけるビブラムソールなど)。また、スポーツメーカーを中心に、クッション性を追究する企業もある。
素材は、革底、合成底、スポンジ底、ウレタン底、天然ゴム底(ラバーソール)[1]、フェルト底などがある。
ポリウレタン底は、軽量で耐摩耗性に優れている反面、経年劣化で加水分解(大気中の水分と結びつき化学分解をおこしてしまう現象)する傾向が大きいといわれている[2][3](保管状態にもよる)。
安全靴の靴底には、踏み抜き防止として中底に鋼板が入っているものもある。
種類の例

- エアクッション・ソール[4]
- リップル・ソール
- シャーク・ソール[4]
- ラグ・ソール
- リッジウエイ・ソール[4]
- ダイナイト・ソール[4]
- トラクション・ソール[4]
- チェーントレッド・ソール[4]
- ビルケンシュトックソール[5]
- ワッフルソール(ナイキ)[6]
- ウェーブソール
特殊な靴底
特にランニングシューズなどでは、土踏まず付近部分の面積を小さくしている靴底が多い。逆に、土踏まずをサポートする目的で、靴底中央に2本の細いアーチを設置しているものもある[7]。カーリング用シューズは、左右で靴底が異なる(片方がテフロンなど滑りやすい材質でもう一方が滑りづらいゴム)。
一般的な歩行用の靴以外として、下記のようなものが挙げられる。
ギャラリー
脚注
脚注
出典
- ^ 靴の素材について|靴の知識|靴について - MoonStar
- ^ 下駄箱のミステリー?! ウレタン底の靴 - 国民生活センター 1997年11月6日
- ^ 安全靴セフティスニーカー MS595 - ミドリ安全.com
- ^ a b c d e f g h 「百靴事典」 - シューフィル p.75
- ^ for Gentlemen ユニオンワークス
- ^ ナイキが生んだワッフルソールの名作 [アメカジ] All About
- ^ 靴底のツインアーチサポートシステム - ARCOPEDICO(アルコペディコ)
- ^ ウエッジソール【wedge sole】の意味 - goo辞書(デジタル大辞泉)
関連項目
- 靴#靴底の厚さ
- en:Heel (shoe)
- 厚底靴
- シタビラメ - 靴底という別名がある(くつぞこ【靴底】の意味 - goo辞書「デジタル大辞泉」)
- ヘリンボーン (模様) - 靴底の区分で、ヘリンボーンソールという種類がある。
外部リンク
- 靴底消毒 - 熊本県
- Sole Edge コバ - THE GENTLEMEN'S SHOES : 新宿店メンズ館 : 伊勢丹店舗情報
靴底
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:38 UTC 版)
靴底は滑り止めとなっているものが多い。スパイク金具付きのものもある(スパイクシューズ)。
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「靴底」の例文・使い方・用例・文例
- 靴底の交換
- ガムが靴底にくっついた。
- 彼はガムを靴底にくっつけてしまった.
- この靴底にはゴムのぼつぼつがある.
- 新しい靴底をつける
- ダンスをし、ダンスシューズの靴底に打ちつけた金属板によってリズミカルなカタカタという音を出す
- 靴底につけられた鉄またはゴムのローラーの付いた靴で移動する
- 靴底に一列に並んだゴムの車輪がついた靴で走行する
- 靴底、または、特に指定された靴底を持つさま
- 履き古した靴で、靴底が剥がれている
- (靴の靴底からの)金属または革の出っ張り
- 足が収まる靴またはブーツの内側の靴底
- 靴の底にあり地面に接触する、靴またはブーツの靴底
- ラバーの靴底とキャンバス地の上部を持つ軽いジム用の靴
- 靴底にローラーが付いている靴
- 紐によって足を固定した靴底からなる靴
- 踵と靴底の広い部分をつなぐ靴の部分
- スリップするのを防ぐためのスポーツシューズの靴底の鋭くとがった先(または、靴自体)
- 足を包み込む靴底上にある靴、ブーツの形をした革や合成繊維の断片
- 靴底がそのまま高くなったヒール
靴底と同じ種類の言葉
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