点数化
点数化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 01:33 UTC 版)
「Child-Pugh分類」の記事における「点数化」の解説
このスコアは、肝疾患の5つの臨床指標を用いている。各指標は1~3で評価され、3が最も重度の異常を示す。 Child-Pughスコアの算出には、プロトロンビン時間または国際標準比(INR)の何れかを使用すべきであり、両方を使用する事は出来ない。 測定項目1点2点3点総ビリルビン値, μmol/L (mg/dL) < 34 (< 2) 34–50 (2–3) > 50 (> 3) 血清アルブミン値, g/dL > 3.5 2.8–3.5 < 2.8 プロトロンビン時間延長, 秒 < 4.0 4.0–6.0 > 6.0 INR < 1.7 1.7–2.3 > 2.3 腹水 なし 軽度(薬剤による抑制を含む) 中等度~重度(難治性を含む) 肝性脳症 なし Grade I–II Grade III–IV 原発性硬化性胆管炎(PSC)および原発性胆汁性胆管炎(PBC)では、これらの疾患では共役ビリルビン値が高いことを反映して、ビリルビンの基準値を変更した修正Child Pugh分類を使用する場合もある。1点の上限値は68μmol/L(4mg/dL)、2点の上限値は170μmol/L(10mg/dL)である。
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