きかい‐べん【機械弁】
機械弁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/25 05:08 UTC 版)
人工材料を用いた機械弁は、人工心肺を使用した開心術が始まった1952年から使用され、当初はボール弁が使用された。1967年に一葉の傾斜型ディスク弁が登場し、さらに材質に炭素樹脂(パイロライティックカーボン(英語版))が使われるようになり耐久性と抗血栓性が著しく向上した。1977年には二葉の傾斜型ディスク弁が登場し、弁を通過する血流の中心流が得られ、挿入しやすいことから広く用いられ、2010年代現在においても主流として使用されている。
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