弁膜症性心房細動と非弁膜症性心房細動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:16 UTC 版)
「心房細動」の記事における「弁膜症性心房細動と非弁膜症性心房細動」の解説
弁膜症性心房細動ではリウマチ性僧帽弁疾患(おもに狭窄症)、人工弁(機械弁、生体弁)置換術後をしめす。生体弁は血栓形成の観点からは機械弁に比べて有利であるが、生体弁置換例が心房細動を合併した場合には塞栓症のリスクが高まるため抗凝固療法の適応となる。なお僧帽弁修復術(僧帽弁輪縫縮術や僧帽弁形成術)術後は塞栓症の高リスクとはいえず、非弁膜症性として扱うのが適切と考えられている。またリウマチ性ではない僧帽弁閉鎖不全症は非弁膜症性として扱う。
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