推論規則とは? わかりやすく解説

推論規則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 06:17 UTC 版)

モーダスポネンス
モーダストレンス
モーダスポネンストレンス英語版
連言導入
簡単化
選言導入
選言除去
選言三段論法
仮言三段論法
構成的ジレンマ英語版
破壊的ジレンマ英語版
二条件導入英語版




「推論規則」の続きの解説一覧

推論規則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 04:10 UTC 版)

一階述語論理」の記事における「推論規則」の解説

推論規則とは、あるいくつかの論理式から別の論理式導出するための規則である。これは正確には、論理式全体集合の上の関係として定義される。推論規則には様々なものが考えられるが、ここで用いる推論規則はモーダス・ポーネンス (modus ponens) と呼ぶ規則全称化 (generalization) と呼ぶ規則二つである。

※この「推論規則」の解説は、「一階述語論理」の解説の一部です。
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推論規則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 04:09 UTC 版)

命題論理」の記事における「推論規則」の解説

ここでの命題計算では八つの推論規則を考える。これらの規則によって真だ仮定された式たちからほかの真な式を導くことができる。最初六つは単に特定の整式をほかの整式から導けると述べている。しかしながら最後二つ前提では、特定の式を導けるか見てみるために(まだ証明されていない仮定もが推論された式の集合一部として一時的に用いられるという意味で、仮定的な理由づけ用いている。最初六つの規則はこれをやっていないので非仮定的規則説明され最後二つ仮定的規則といわれる二重否定の除去 整式 ¬ ¬ ϕ {\displaystyle \lnot \lnot \phi } からは ϕ {\displaystyle \phi } を推論できる論理積の導入 整式 ϕ {\displaystyle \phi } と整式 ψ {\displaystyle \psi } からは ( ϕ ∧ ψ ) {\displaystyle (\phi \land \psi )} を推論できる論理積の消去 整式 ϕ ∧ ψ {\displaystyle \phi \land \psi } からは ϕ {\displaystyle \phi } と ψ {\displaystyle \psi } を推論できる論理和の導入 整式 ϕ {\displaystyle \phi } からは、どんな整式 ψ {\displaystyle \psi } についても ( ϕ ∨ ψ ) {\displaystyle (\phi \lor \psi )} と ( ψ ∨ ϕ ) {\displaystyle (\psi \lor \phi )} を推論できる論理和の消去 ( ϕ ∨ ψ ) {\displaystyle (\phi \lor \psi )} と ( ϕ → χ ) {\displaystyle (\phi \rightarrow \chi )} 、 ( ψ → χ ) {\displaystyle (\psi \rightarrow \chi )} というかたちの整式からは χ {\displaystyle \chi } を推論できるモーダスポネンス (前件肯定式、肯定式とも。) ϕ {\displaystyle \phi } と ( ϕ → ψ ) {\displaystyle (\phi \rightarrow \psi )} という形の整式からは ψ {\displaystyle \psi } を推論できる条件付き証明 ϕ {\displaystyle \phi } を仮定して整式 ψ {\displaystyle \psi } が導かれたら ( ϕ → ψ ) {\displaystyle (\phi \rightarrow \psi )} を推論できる背理法 ϕ {\displaystyle \phi } を仮定して ψ {\displaystyle \psi } と ¬ ψ {\displaystyle \lnot \psi } が導かれたら ¬ ϕ {\displaystyle \lnot \phi } を推論できる

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推論規則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 03:00 UTC 版)

概念記法」の記事における「推論規則」の解説

モドゥス・ポネンスは我々が ⊢ A → B {\displaystyle \vdash A\to B} と ⊢ A {\displaystyle \vdash A} から ⊢ B {\displaystyle \vdash B} を推論することを 可能にする, 全称汎化は,Pの中にxが現れなければ,我々が ⊢ P → A ( x ) {\displaystyle \vdash P\to A(x)} から ⊢ P → ∀ x : A ( x ) {\displaystyle \vdash P\rightarrow \forall x:A(x)} を推論することを可能にする, フレーゲ明示的に述べない代入規則。 この規則は,はっきり正確に述べるのが前の2つ規則よりはるかに難しく,フレーゲ明らかに正当でない方法でそれを実施する

※この「推論規則」の解説は、「概念記法」の解説の一部です。
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